望月麻衣のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回はこれといったナゾ解きはなく、船岡山プロジェクトや葵が手掛ける円生の展覧会の準備、春彦出生の秘密といったあたりを軸に物語が進みます。終盤、小松探偵事務所に持ち込まれたちょっとした”事件”がなんとなく不穏な空気を醸し出しつつ、後編へとつづくという構成で、円生の展覧会もまだ概要が見えず、次作が待ち遠しくなりました。
ちょっと気になったのは春彦と両親の血液型の関係。A型とO型からはO型の子供が生まれない、というような内容が書かれていましたが、いや、生まれますよね? 終盤、梶原家で倉科さんが語った内容から、春彦の本当の父親が倉科なのか、ちょっと微妙な状況ってことがわかりましたので、後編でここも種明かしがされるのでしょうか…(血液型の件は春彦の早とちりだったとかなんとか)。
船岡山プロジェクトでは神戸切子を製作する人たちと出会い、そこに”あの”ユキが! 円生の関係に思い至っていない葵はその切子を円生の展覧会に活用することを思いついた様子。おそらく後編では二人は再会し、また展覧会そのものもどのようなものになるのか、次作に向け興味は尽きません。