廣嶋玲子のレビュー一覧

  • 白の王

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    ネタバレ

    廣嶋玲子さんの世界観が好き。文章と絵がすごくマッチしてて読んでて楽しい。どうなってしまうのかドキドキする所はありつつ、最後は猿小人は犠牲になってしまったけれど大方ハッピーエンドになって良かった。赤いサソリ号がまた出てきたのがとても嬉しかった。ナルマーンについても青の王の話以降どうなったのか知れて良かった。

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    2019年04月16日
  • 妖怪奉行所の多忙な毎日

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    弥助君の出番は少なかったけど、右京と左京がと〜〜ってもかわいかったので満足。素直な子供の可愛さと、心の中の真実を見抜きそうな気がするその心持が嬉しい。
    成長したらきっと素敵な大人になるね

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    2019年02月25日
  • 白の王

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    廃墟の塔が林立する“塔の森”。孤児たちは、塔に棲む魔鳥が盗んできた物を集めて暮らしていた。あるとき彼らのもとに、魔鳥に盗まれた宝石を取り戻してほしいという男タスランがやってくる。孤児のひとりアイシャが宝石を見つけたものの魔鳥に襲われ塔から墜落、気がついた時には宝石は彼女の胸にはまっていた。宝石をえぐり取ることもできず、アイシャはタスランに連れられて旅に出ることに…。『青の王』の世界を舞台にした、好評シリーズ第二弾。

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    2019年01月30日
  • 白の王

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    ネタバレ

    「青の王」に引き続き、こちらも面白かったです。こういうグイグイ引き込まれるファンタジーは宝です。青、白ときて次は赤があるのでしょうか。この世界観とても好きなので、また描いてもらいたいです。

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    2019年01月20日
  • 猫の姫、狩りをする

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    ネタバレ

    妖怪の子預かり屋シリーズ第六弾。

    なんか、「妖怪の子預かり屋」という本題から
    どんどん離れていくような気がする。
    主人公だったはずの千弥も全く活躍しないし。

    とはいえ、妖猫族の姫が自分を預かれとやってきた今回の作品は、
    猫づくしだし、諸悪の根源が「人の噂」だったというのも面白かった。

    いじめられていた婿が、
    付喪神のついた根付を壊されとうとう爆発するのは、
    自分は我慢できても友への危害は許せないということなのか、
    幸せは不幸の中で得た方が失い難いということなのか。

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    2018年12月23日
  • 妖怪の子預かります

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    行きつけの本屋さんでよく見かけるシリーズなので、ものは試しと買っておいたもの。ようやく読みました。

    ありがちな話の羅列で終わっちゃうのかな、だとしたら残念だな、なんて思いながら読み進める。と、ちゃんと下地があってきっちり作られた一冊で、読み疲れがないよいお話だったと思います。最近疲れる小説と出会うことが多かったもので、こういう作品に出会えるとうれしいです。

    かわいらしくも優しい物語でした。

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    2018年11月03日
  • 妖怪姫、婿をとる

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    妖怪の子預かり屋シリーズ第五弾。

    元遊び人の久蔵が華蛇族のお姫様、初音と結婚するため、
    初音の乳母の出す三つの試練に挑戦することに。
    課題は妖怪の子を預かることだったが、
    まあ、予定調和だけど、無事試練を乗り越えて結婚出来て良かった。

    試練を出されている間、あやかしの世界に連れ戻されていた初音が、
    料理を練習する度に指を切り落としてしまうところはちょっとホラーだった。
    いや、その指が河童の軟膏でくっついてしまう方がホラーかも。

    従者達の宴というか、お疲れ様会というか、
    愚痴大会の章は蛇足だったかな。
    もっと話が膨らんでいれば、それはそれで面白かったと思うけど。

    貧乏神がとりついた怠け者

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    2018年10月17日
  • 半妖の子

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    ネタバレ

    妖怪の子預かり屋シリーズ第四弾。

    段々と面白くなってきた。
    月夜公のねずみに寝言猫とかわいい妖怪が出てきたのも良かったし、
    仲人屋の十郎の仕事ぶり、
    外に出かけられない道具屋の大女将に話好きのかんざしの付喪神を合わせていたのも良かったし、
    主題の半妖の女の子の話も、悪者の身の上も含めて、良かった。

    最後に久蔵の婚約者、華蛇族の姫が攫われて終わりとは、まるでアメリカのドラマの終わり方?

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    2018年10月12日
  • 妖たちの四季

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    ネタバレ

    妖怪の子預かり屋シリーズ第三弾。

    良かった。
    四季が織り込まれていて、
    しかも主要な脇役たちの過去や現在が描かれていて面白かった。

    遊び人の久蔵と恋を知って大人となった華蛇族の姫の今後も楽しみだし、
    弥助をはさんでライバルだったはずの津弓と梅吉が
    「悪たれ二つ星」となるのも楽しみ。

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    2018年10月11日
  • 猫の姫、狩りをする

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    妖と人が自然に混ざって暮らしている。ホントに上手く行ってるんだろうか?
    今回は猫がメイン。ホントの猫と、猫の妖と人。
    楽しかった (^^♪ 猫好きにはたまらないかも。
    それにしても 王蜜の君は…… 目の前にいたらじゃなくて、いらしたら、土下座して手をつきたくなる気がする。
    恐れ入ります、宜しくお願い致します ハハーッ ってな感じ。

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    2018年08月22日
  • 猫の姫、狩りをする

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    今回とても楽しかった!
    このシリーズは全体的にほっこりなのだけれど、たまにどうしようもないときもあって、悲しいのだれど、だからこそ思うことがあったり心に残ったり。それでも小さな光をちゃんと灯してくれる。

    みんな好き。
    弥助も千にいも、雪も白蜜も久蔵も。

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    2018年07月27日
  • 猫の姫、狩りをする

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    今回は猫づくし。主人公も弥助というより王蜜の君。描かれている事件は陰惨で悲しいものですが、普通の猫、猫の妖怪と色々な猫が登場するので、猫好きにとっては楽しめる1冊です。

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    2018年07月16日
  • ふしぎ駄菓子屋銭天堂9

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    墨丸と一緒に旅に出た紅子さん(^^)♪いきなり高級そうな駅弁を5つも買っちゃうなんて!Σ( ̄□ ̄;)今回は旅先での人との出会いを大切に(^^)ということで商売ぬきで不思議駄菓子を渡すんだけど、効果は今までどおり(^^;)説明書きはきちんと読まなきゃね(--;)不思議駄菓子屋の紅子さんだから、何十年も前から変わらず商売している事には驚かないけれど、お菓子の力を移せる事にビックリ(゜Д゜)最後に登場した男の子は何者?今回食べたい駄菓子は肩こり地蔵まんじゅう♪能力を移してもらえるのも可(^^)v

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    2018年06月16日
  • 妖怪姫、婿をとる

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    千にぃの溺愛ぶりが本当にいいなぁ。久蔵と姫様も本当にお似合い。久蔵の優しさ、とても好きだなぁ。
    なによりみんな優しい気持ちがちゃんと心の真ん中にある。

    かわいかったなー。

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    2018年03月20日
  • ふしぎ駄菓子屋銭天堂8

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    遂によどみが鳥かごから出てきた。
    全く改心もせず懲りず、早速、銭天堂に報復を始める。

    銭天堂の駄菓子が本来の働きと若干違う作用をしてしまい、大変な目に合う購入者が続出。
    異変に気付いた紅子はその対策に乗り出す。

    けど、最初の二人は、効果を失くしただけで代替品によるフォローが無かった。
    代替品を出すか出さないかの線引きでもあるのかな。

    よどみとの決着はいかに。 

    この終わり方、このままこのシリーズ終わりそうな感じもするけどどうなんだろ? 

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    2018年02月24日
  • 半妖の子

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    親と子の関係が軸のお話なので、これは妖怪話でなくても成り立ちそうですね。登場する妖怪では寝言猫がよかったなぁ。

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    2018年02月18日
  • 鳥籠の家

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    茜の生家は、経済的な問題があってもまあ普通の健全な家庭。鷹丸の家は伝統的なしきたりに縛られた家。

    帯には傑作ファンタジイとあるけれど……ホラーじゃないですか!! 少しはファンタジーっぽい部分もあるけれど、怖かった。最後はほっとしたけどね

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    2018年01月10日
  • 鳥籠の家

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    ネタバレ

    読みやすさとおもしろさで一気読みのダークファンタジー。
    秘めた生き様や複雑な心情の闇を抱え、子を想う母としての意地をぶつけ合う静江と千鳥さんの対決が個人的にグッときた。結局二人とも因果な結果を迎えてしまったが、新しく生き直す姿も見てみたかったなぁ。
    揚羽姫より怨みが深くてもおかしくないほどの仕打ちを受けてきたのに、感情を取り戻しても穏やかに自分の運命と対峙した雛里には目頭が熱くなる。
    映画を観ているような臨場感があっただけに、プツンと断ち切られたような終わりは物足りない。もっと続きを読ませてw

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    2017年12月30日
  • 半妖の子

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    人と妖怪の間に生まれた半妖の子。親と上手くいかない子はどうしたら良いのか。両親や社会から疎まれた人の子はやっぱり荒むよね。最後は上手く行ったけれど、庇護する者を猫っ可愛がりする者がここにもいた!

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    2017年10月25日
  • 妖たちの四季

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    桜の森に花惑う/真夏の夜に子妖集う/紅葉の下に風解かれ/冬の空に月は欠け/忘れじの花菓子

    四季折々の出来事に妖怪たちの個性がはっきりしてくる。千弥と月夜公、二人の大妖の因縁も語られる。恋や妖怪関係の確執、人と同じかぁと思ってしまった。

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    2017年10月25日