西村ツチカのレビュー一覧

  • センス・オブ・ワンダー

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    レイチェル・カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』と、そのバトンを引き継いだ森田真生の『僕たちの「センス・オブ・ワンダー」』を一冊にまとめた本。西村ツチカの装画と挿画がワンダーな感覚をより刺激してくれる。

    カーソンさんの文章が素晴らしいのはもちろんだが、森田さんの翻訳と文章も更に素晴らしくて、子どもたちとのやりとりは、まさにカーソンさんの物語の続きとなっていると思う。子どもから学ぶことはとても多い。何より、楽しむのに理屈や知識はいらないのだと改めて教えてもらえて嬉しくなった。
    「センス・オブ・ワンダー」を忘れないためにも、近くに置いておきたくなる本だ。

    全体的には生の根源的な喜びを書きな

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    2026年05月20日
  • センス・オブ・ワンダー

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    自然が織りなす壮大で、美しく、未知なるものごとを、自分の心が反応するままに味わい感じ取ることこそが、自分の興味を自覚するための肥沃な土壌になるということを教えてくれる本。
    どれだけ生成AIが進化したとしても、これはAIには任せたくない、人間が楽しみ続けたいこと。何を見て何を感じ、どのように味わうかは我々人間が決めるべき。一生の中で何に取り組み何を楽しむかというテーマは他の人やAIから与えられるべきものでは無いのだなと思う。

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    2026年05月05日
  • センス・オブ・ワンダー

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    これ読んで自然の中に、もっと出かけたいな、と思った。

    出かけなくても、自宅で花を生けたり育てるのでもいいし、 天候・植物・動物など自分以外の自然営みに触れる時間を増やしたいな。
    そういう時間を「無駄!」と切り捨てていつも時短命になっている自分に気づいた

    感じる心を 見逃さずに 感覚を押さえずにいたいなぁ

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    2026年04月10日
  • ぼくのシェフ

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    好きな物語だった。
    料理人のシャールと貧民街で育ったアゼルの友情譚。
    相手の立場と心情に想像を巡らせること。

    西村ツチカさんの挿絵がとても可愛かった。
    食べ物を美味しいと感じ続けられる人生でありたい。
    巻末のレシピ、ちょっと試してみたい。

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    2026年03月06日
  • ぼくのシェフ

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    長谷川まりるは天才なんや…

    食死病(なにも食べられなくなる病)が流行する世界で、有名レストランの跡取り少年と、貧民街に住む少年が出会う。
    秀才と天才の話なんだけど、最後に視点がぐるっとひっくり返る。半ば察してはいたけど、あまりにお見事すぎる。
    立場の違いや生まれの違い価値観の違いを、料理を通じて描く秀作。

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    2026年02月14日
  • センス・オブ・ワンダー

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    私は虫が苦手で、自然の多い場所に行くことは少ない。でも花を見たり風の音を聞いたりするのは好きだ。自分のできる範囲で日常の中の自然を味わいたいと思った。

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    2026年01月28日
  • センス・オブ・ワンダー

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    あまりにも有名なセンス・オブ・ワンダー

    自然と共に生きることの素晴らしさ、環境問題についてとことん考える本になっている
    読みながら、ずっと思い出していました

    子どもの頃、あんなにも虫や草木の中にいて、なにも恐れることはなく遊び歩いていたこと
    庭にある野菜を摘んではそのままに食べていたこと
    山に行けば、動植物が奏でる音に耳を澄ませていたこと
    海に行けば、その波音をいつまでも聞いていたこと
    夜空を見ては、星の瞬きに感激していたこと

    あの頃の、無邪気だった自分を思い出しては
    もう、あの頃のようにはできないかもしれないと少しの寂しさを感じたりもしました

    でも違うのかもしれない
    私が望めばいつだ

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    2026年01月21日
  • ぼくのシェフ

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    シャールは思いやりのない子だった。先生に言われて、父は貧民街のスープ作りに出されることになった。シャールの父は国一番の料理人で、シャールの味付けは完璧だった。
    貧民街で子供に出会う。アズレという男の子は、シャールの作ったスープに牛乳を加えて更にコクのある美味しい味付けに変えてしまった。シャールはびっくり仰天する。父に料理の腕がまだまだと言われていたけれど、初めて実感したのだ。
    父が食死病という食べられなくなって死ぬ病気で他界する。シャールは子供ながらレストランを継ぐことになった。シャールはアズレを探し出して、レストランのシェフとして手伝ってもらうことにする。

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    2026年01月10日
  • センス・オブ・ワンダー

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    森田真生さんが新訳をし、更に京都を舞台とした自らの「センス・オブ・ワンダー」を書いた本です。

    「センス・オブ・ワンダー」とは、驚きと不思議に開かれた感受性のことです。子どもがそれを保ちつづけるためには、少なくとも一人の大人の助けが必要だそうです。レイチェル・カーソンは、この本で幼い子どもと接するときに大切なことを教えてくれています。自然を子どもとどう味わえばいいのか。そして子どもが大きくなる前の大切な時間の過ごし方です。世界的ベストセラーのこの本は、特に幼い子どもと接する人におすすめです。

    視覚、嗅覚、聴覚を研ぎ澄ますと、自然の奥深さに改めて気づかされます。海、空、土、木々、花、そして小さ

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    2025年11月28日
  • ぼくのシェフ

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    食べ物から死のにおいを感じる食死病が広がった世界。そこで出会った有名料理家の息子と、貧民街の少年。
    立場や境遇により見えるものや見え方が変わることを示すのに、料理を通じた物語で表す。それが物語の力であり、長谷川まりる作品の魅力だろう。

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    2025年11月25日
  • センス・オブ・ワンダー

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    森田真生さん。彼の感じていること、紡ぐ言葉がとても好きだ。思考が深く、あたたかい。
    私も息子も自然や生き物が好きなので、自分の経験や思い出と重なるようなエピソードもあって、読んでいて面白かった。

    レイチェルカーソンのセンスオブワンダー。
    自然や命の美しさに目を見はる感性や力。子どもたちには育んで行きたいし、大人になって忘れてしまったのなら取り戻していきたい。

    別の方が、買って一生読み返したいと感想に書いていたが、私もそう思う。宝箱があるなら、大切にその中にいれて何度も読み返したい。

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    2025年11月05日
  • ぼくのシェフ

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    すごく面白くて一気読みしました。
    長谷川まりるさんの作品は設定と意外な展開で児童書だけど想像を超えるので面白い。他の作品も読んでみたい。

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    2025年10月27日
  • ぼくのシェフ

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    すごくおもしろかったんだけど、読後に残るざらりとした感触をなかなか言葉にできない。「食死病」という奇病がなんとも残酷であるんだけど、コロナの後遺症で、美味しいものを味わいたくても味覚(というか嗅覚)を失ってしまったり、摂食障害で食べることが恐怖になってしまったりというケースも想起させるし、そもそも食というのはほかの生きものの命をうばわなくては食べられないものであるという、なんか根源的な問いを突きつけられるようでもある。そういう一筋縄ではいかないテーマが設定されているのが長谷川まりるさん流なのかなと。

    もうひとつわたしが勝手に考えている長谷川まりるさんの作品の特徴は、魂のつながる伴奏者がいるこ

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    2025年10月27日
  • センス・オブ・ワンダー

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    センスオブワンダーはもちろん、訳者さんのエッセイがとても良かった。窮屈な人間社会から一歩解き放った見方を教えてくれる。
    何度も読みたい本になった。

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    2025年08月30日
  • センス・オブ・ワンダー

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    『センス・オブ・ワンダー』の素晴らしさを、新訳と著者の子どもさんの自然との関わり方を通して教えていただけました。身近な自然の姿を見逃さないように、時間と心の余裕をそして観察眼を持つようにしたいと思いました。

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    2025年08月23日
  • センス・オブ・ワンダー

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    美しい文章でした。
    新訳も、その「続き」も、世界の美しさが言葉の質感とともに読者である私の内側に広がってくるようでした。

    子どもとともに世界を見ていくこと。出会い直していくこと。
    瑞々しい感性を持ち続けるために自分ができそうなことに思いを馳せながら読みました。

    雨の続く季節にこの本を読めて幸せでした。

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    2025年06月25日
  • センス・オブ・ワンダー

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    昨年、森田真生さんの新訳で出版された名著に森田さんによるつづきが加えられた書籍。敬愛する西村ツチカさんの装画・挿絵も素晴らしく、自然に触れ感受性を育むことの重要性を再認識した。
    地球は生きている。

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    2025年05月23日
  • センス・オブ・ワンダー

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    驚くほど繊細な感性に、胸を打たれた。
    喧騒の社会に揉まれ、いつしか置き去りにしていたあの感覚。
    いつの日か孫を授かったなら、手を取り合い、静かな森を歩きながら、この豊かな地球を共に味わいたい。そんな情景を浮かべた。

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    2025年05月13日
  • センス・オブ・ワンダー

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    自分の近くにあるけれど、知らない世界や遠い世界がこんなにもあるんだ!という気持ちにさせてくれた本。
    知っていないと楽しめないと思いがちだけれど、本当は知っていることなどなくても感じることができることの方が大切だなぁと思った。
    青空と宇宙の例えが自分にとっては印象的だった。
    昼間は青空が宇宙を隠していて、でもすばらしく広大な宇宙が夜だけしか見られないからこそ、そのすばらしさにも気がつける(意訳だけど)というのが、全ての時に歓びがあると言ってくれているみたいで感動した。
    あと、読み終えてから人間は自然と対になるもの、という考えではなくて、自分たちも自然の一部で、その中で関係しあって生きているという

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    2025年04月02日
  • センス・オブ・ワンダー

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    もともと大切に思っていた話に、改めて出会い直せた!年を重ねた今だからこそ、感じられることも多いのかも。

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    2025年03月30日