西村ツチカのレビュー一覧
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ネタバレあとがきに「童話」とあるが特に子供向けの文章ではないし、フリガナも少なく、実際には子供には難しいと思う。
『三体』を書いた作家だが、これはファンタジー的な寓話という感じ。
三日月は本当に三日月型、太陽は海の中では真っ黒で、火守が毎日火をつけることで燃え上がり空に浮かぶ、など小学生でも科学的事実と違うことはわかるが、この世界観がなかなかいい。
「月にミルクを取りに行く」とか「月はチーズでできている」といった言い伝えや「レ・コスミコミケ」なども思い出す。
言い伝えはまだ科学が未発達だった頃、自然現象を見て人間が想像したことだが、「レ・コスミコミケ」は、科学的事実は知った上で虚構の世界を作り出してい -
Posted by ブクログ
小学校6年生、塾に行って受験することになっているが、成績も上がらなくて、そもそも兄が受験したので塾にも同じように行ったが、地元の中学校でもいいかも?そして、なんでお母さんは私には洗濯物を取り入れて畳めとか家事の分担があるのに、兄には日曜日に風呂掃除をするくらいでやらなくて良いのか?色々な事を自分でしっかり出来ない自分が悪いのはわかっているが、凄くモヤモヤして納得がいかない。お父さんは味方してくれるが、単身赴任中でお母さんと言い合いになっても口では必ず負けてしまう。そして、納得がいかない繰り返し…。そんな時、とても不思議なお姉さんに出会う。そして、手帳を拾う。そのことから変わっていく主人公がいい
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Posted by ブクログ
家族内での男女の役割の違い、男女でなく同性でも上の子下の子で異なる役割、そこから感じる不公平感、たいていの家庭では多かれ少なかれあることだと思います。
私自身、高校生まで家が嫌だと思ったことをバネに県外国立大学に入って自由を満喫、でも今振り返ると、両親、姉に感謝していることばかりです。
親が子どもを思って言う、というのは本当だと思う。
よその子がどんなに悪いことをしてもなんとも思わないけど、自分の子はやっぱり悲しい。それが親のエゴと言われても。
言いたいことはほとんどすべて言っている今の私には共感できるところよりモヤモヤの方が多かったけど、言いたいことを我慢している子どもには読んでもらって -
Posted by ブクログ
まあ、スージーの正体は直ぐに察しがつくので、結末も自ずからわかってしまう。
子どもは分からないかな。だとしたら、いいのかもしれない。
同じようなテーマの『そのぬくもりは消えない』(岩瀬成子)の方がずっといいと思うが、これは文章量も少ないし、構成も単純で読みやすい。あまり読書が好きでなくても読める。
これは明るい結末だけど、同じような状況でも実際はもっと複雑な感情が入り組んでいて、そう簡単にはいかないことが多いのだけど。
あえて複雑にしなかったのだろう。スッキリまとまって後味がよくなっている。
西村ツチカの絵は感じいいけど、表紙は和室広すぎ、天井高すぎ。超高級マンションに見えます。
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