西村ツチカのレビュー一覧
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「なんで私ばっかり」「親なんて」そう思っている子供たちだけじゃなく、子供が思い通りにならなくてもどかしい親たちにも勧めたい本です。
いわゆる思春期。私自身は、概ねうまくやり過ごしたと思う。しかし、親に真正面から反抗しても勝ち目がないから取り繕っていただけで、別に納得していたわけじゃなかった。
この本は、その「納得できないけどはっきり言語化できない感情」に、少し形を与えてくれた。ああ、あの頃の気持ちはこういう言葉にしたらよかったんだな、と。
子供は親の気持ちはわからないし、親だって子供の気持ちはわからない。だけど、自分の思いは分かってほしい。そりゃそうだ。
だったら、この本を読んで親子で「お -
Posted by ブクログ
ネタバレ小6の陽菜子は、お母さんから家事も勉強もやるように言われていた。
洗濯物をキレイにたたんだり、食器洗いや料理の手伝い。
勉強して、塾に行って中学受験も予定していること。
だけどお兄ちゃんだけは家事をやらないでいいことになっている。
自分だけ家事手伝いをやらなくちゃいけない疑問と
友達と遊びたいけど塾に行くから時間もないという不満。
お母さんに伝えようとしても、言い返されてうまく自分の気持ちを言うことができずにいた陽菜子の前に現れた
不思議な女の子のスージーと古い手帳。
わたしは、親に支配されたくない。
わたしは、わたしの道を行きたい。
お母さんが子供の時に手帳に書き込んでいた言葉。
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