堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想蒸気船

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    安定のスラップステック!
    巻き込まれる主人公、そして変人ばかりの汽船会社のメンバー。

    面白かった♪

    0
    2020年04月18日
  • 仕掛け絵本の少女

    Posted by ブクログ

    幻想シリーズを手掛けた作者と美麗なカバーイラストに惹かれて購入しました。普段はブックカバーをかけているのですが、読み進めている途中にふと何気なく表紙を見返してみたところ、物語の要素がふんだんに盛り込まれていてしてやられた感がありました。

    0
    2020年04月05日
  • 幻想日記店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は不思議な日記屋が舞台。三浪の末、医学部から文学部へ志望を変えて合格した友哉。日記屋でバイトをする羽目になり、店主の謎の美女・猩子に振り回され…猩子の正体や以前からのメンバーである登天の正体に驚かされた。日記がブログや手記と違うってのは解る気がします。人の日記なんてそうそう読む物ではないので、日記屋行ってみたいです。

    1
    2020年03月04日
  • 幻想映画館

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幽霊が見える女子高生のスミレ。父の浮気現場を目撃し、後を追うが変な映画館に迷い込んでしまう。そこで働く有働に一目惚れし…スミレはあの大奥様の親戚なので、大奥様も再登場。前の郵便局のメンバーもチラホラ出てて嬉しかったです。怨霊の真理子も今回で成仏出来てホッとしたけど寂しいです。支配人も真理子の事忘れたのも切ない。今回も中々サスペンスな展開でハラハラしました。スミレが学校へ行けるようになれたのは救いでした。

    0
    2020年02月11日
  • 幻想郵便局

    Posted by ブクログ

    少しホラーテイストが入りつつ、あの世とこの世の通過点の登天郵便局のメンバーの個性的なキャラと、そこへ集う大奥様の強烈なキャラがお気に入り。地縛霊の真理子さんがあの世へ行けない理由、そして犯人が意外な人物でビックリでした。アズサは就職出来たけど、また登天郵便局でバイトするのかな?

    0
    2020年02月09日
  • おもてなし時空カフェ~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    本書の前半は徳川綱吉の経営する犬カフェが舞台ですが、将軍が男前でいいね。終盤少し重いエピソードもあるけど、全体としてはほっこりしてます。さらっと読めます。

    0
    2020年01月29日
  • 幻想短編集

    Posted by ブクログ

    軽い雰囲気で読めるこのシリーズの中でも、短編集でますます軽く読み終えました。シリーズの登場人物が次々登場し、いろいろな場面が想起され、ページ数が少ない割に、そういう過去作品を呼び起こすために内容が豊かに感じます。この短編集のおかげで既出の登場人物の個性がより掘り深められたな、という感じ。
    ラストシーン、本当にラストシーンのもの悲しさと美しさ、これがこのシリーズの真骨頂かな、と思います。
    大変に面白く読みました。

    0
    2019年11月19日
  • おもい おもわれ ふり ふられ

    Posted by ブクログ

    第一話 巫女募集/第二話 モンスター/第三話 三枚の絵馬/第四話 半分ずつ、しあわせ/第五話 縁結びの水玉神社

    不思議な縁で巫女さんとして働くことになったミノリと李花。対照的な二人が首を突っ込むいろいろな、おもい おもわれ ふり ふられ。そこまで口を出す?とも思うけれど、まあお手並み拝見と眺めていられるのが楽しい。

    0
    2019年08月11日
  • 魔法使ひ

    Posted by ブクログ

    この作者の書く津軽弁(で、合っているのでしょうか)の物語は、その響きもあってか、怪しさとか淫靡さ(猥雑さかなあ)とか、私には好ましい雰囲気の物語になっています(津軽弁が怪しいとか淫靡だとか言っているのではありません。小説の雰囲気がそう思えるということですので、誤解なさらないでください)。「たましくる」の怪しさ、哀しさと同じものを感じました。
    津軽の言葉からのイメージかもしれませんが、美男の主人公(?)にはどこかしら津島修二の陰を感じました。また、登場人物のあれこれに、「斜陽」のサイドストーリーというか、「斜陽」のスピンオフかな?というようなイメージをも持ちました。
    魔法使ひの話だから、登場人物

    0
    2019年08月10日
  • 幻想温泉郷

    Posted by ブクログ

    またこのメンバーでのお話だったので、楽しく読めた。
    このシリーズは軽いんだけど、人生の重い部分もさらっと入れ込んでくる。なので、ちょっと切なくなったりするんだなー

    青木さんがOLライフをかなり楽しんでいたみたいで、私がアズサだったら、元の生活に戻るのが少し怖いような気がする。でも少し楽しみかな。

    0
    2019年07月21日
  • 幻想温泉郷

    Posted by ブクログ

    幻想郵便局の続編。前作を読んでから随分と時間が経った気もしますが、ひさしぶりの郵便局の面々に会えて良かったです。主人公のアズサは東京でお菓子会社のOLをしてるんですね。

    今回の舞台は罪を洗い流せる温泉。その前に神様に脅されたとは言え銀行強盗をしてみたりと以外とハチャメチャ。温泉も一筋縄では辿り着けない。新キャラの占い師のベガさん。実は...

    罪にも大小はあるけれどひとには言えずにあの世まで持って帰りたい罪もあるはず。悪いことをしたから次は良いことをしようとも思うはず。

    あの世とこの世を繋ぐゆるい世界観がほのぼのしていて好きな作品。最後、幽霊からの贈り物をもらったアズサ。その後の続編もある

    0
    2019年07月08日
  • 魔法使ひ

    Posted by ブクログ

    魔法使ひに本当に力があったのか、どうかはわからないけど、戦後の薄暗い雰囲気を描き出す力量はすごいなぁと。

    幻想シリーズとは全く違う作風が意外だったなぁ。

    0
    2019年07月07日
  • オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き

    Posted by ブクログ

    卓袱台、テレビ、オリンピック ああ懐かしいね。テレビで見たオリンピックって白黒だった気がする。我が家のテレビカラー化はいつだったけ

    0
    2019年07月07日
  • 幻想短編集

    Posted by ブクログ

     たそがれ探偵社がメインの連作短編集。登天郵便局や、ゲルマ電氣館も出てきたりして、すごく楽しい。のほほんあり、ギャグあり、ホラーあり、この世のどうにもならない出来事に少しもやもやすることもあり……。今回はどちらかというと死んだ人よりも、心残りとか誰かの想いがメインだったので余計かも。
     それにしても、このシリーズ、ほんとに誰が幽霊で誰が人間で……なのか分からないな。

    0
    2019年06月30日
  • 幻想探偵社

    Posted by ブクログ

    いつもの青木さん!

    想像と違った最後に、結構、衝撃を受けました!
    すべてが繋がっていたとはね。。

    毎回、ほどよく現実逃避できるので、このシリーズが好きです。
    次も楽しみ!

    0
    2019年05月25日
  • 月夜彦

    Posted by ブクログ

    ほんわかした作品を書かれる作家さんというイメージを持っていたのですが、いい意味で期待を裏切られました。
    登場人物それぞれに思惑があり、裏切り、騙し合う。禍神・狼神の不気味さ、人の欲の深さをまざまざと見せつけられた感じです。

    『月夜彦』憐れな人でした。

    0
    2019年05月20日
  • 幻想寝台車

    Posted by ブクログ

    自殺を図ったその先は、死神の村??
    なぜ、どうして?が少しずつ減っていく。そして最後には……兄弟は仲良くいよう。

    0
    2019年05月20日
  • おせっかい屋のお鈴さん

    Posted by ブクログ

    好いた男が駆け落ちして未練がある江戸の商人の娘さんが現代まで幽霊でいるお話
    主人公にその二人の生まれ変わりを探させようとするんだけど、それがお話もメインかと思ったけど意外とあっさり解決した
    成仏の条件って…

    ストーリーはさておき、舞台が仙台なので結構馴染みがある
    八木山とかベニーランドとか広瀬通とか国分町とかフォーラスとかね
    いやぁ、懐かしいなぁ
    仙台を舞台にした小説ってそんなにないよなぁ
    伊坂幸太郎はそうなんだろうけど、僕にはそんなに合わなかったのであまり読んでない

    0
    2019年04月15日
  • おもてなし時空ホテル~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    YA向き内容。
    話の展開が早くてまるで漫画を読んでいるみたいな感覚。
    何パターンも話ができそうで、また次回本が出たら読んでみたいと思った。

    0
    2019年02月20日
  • 幻想映画館

    Posted by ブクログ

    今回もおもしろかったなー
    舞台としては、今回の方が好き。とってもノスタルジックだし、レトロな感じがたまらなくいい。

    真理子さんや大奥さまも相変わらずで良かった。

    「どうしてもガマンできなくなったら、逃げちゃえ!」がテーマということでしたが、ほんとに逃げてもいいんだなと思えた。

    0
    2019年01月26日