堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想映画館

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    ジャンルはホラーファンタジー?ミステリーファンタジー?初めて読むようなタイプでした。
    語り手の口調が最後まで慣れず、世界観にあまり入って行けなかったです。
    前作があるのを知らずにこちらを読んだからなのかこの作品の良さをイマイチ見出せずに終わってしまった気がします。
    機会があったら前作読んでみようかな?そうするともうちょっと世界に入れるのかなと思いました。

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    2025年07月15日
  • 幻想郵便局

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    最初はサクサクと展開も面白かったけど、終盤はなんかもう一歩。ハッピーエンドへのもっていきかたが無理矢理感があった。
    でも、続きも読みたい。生きているものと死んでいるものとの境ってどこかにありそう。

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    2025年07月03日
  • 幻想郵便局

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    主人公がのほほんとしていて、怨霊とかが出てくるのにまったく怖く無かった。
    ホッコリ系ファンタジー小説。

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    2025年06月26日
  • 幻想郵便局

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    ネタバレ

    特技が「探し物」という何でもマイペースな就職浪人の少女が働くことになったのは「あの世とこの世を繋ぐ」郵便局だった、という現代ファンタジー。
    文体やストーリー、振り仮名などから児童小説の空気を醸し出しているが、その割には突然複雑な心理描写があったりして油断できない。全体的にほのぼのした雰囲気の中、突如戦いが巻き起こり非常なほどあっさり決着がつく。最後の和やかなエピローグに若干モヤモヤするが終わり方としては急ぎよいとも思う。教訓は「いろいろあっても、みんな変わらず明るく生きていくべし」かな。

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    2025年05月15日
  • 幻想郵便局

    購入済み

    アニメで見てみたい

    ストーリーは感いるところがあり、好きですが主人公の性格が当初の描写と変わっていっている感じがするのが気にはなるが!

    #胸キュン #切ない #癒やされる

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    2025年01月05日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    NHK朝ドラのいち場面みたいな物語でした。
    ほんわかな感じなのでどの場面もあともう一歩どこかで踏み込んで物語の展開を絞ってもらいたかったな

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    2025年01月01日
  • うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした

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    老舗の不動産屋で働くちょっとドジな主人公が、管理物件にまつわるトラブルをドタバタと解決する様子が楽しい。
    その中にもいろいろジーンとさせられる部分もあって…。
    読後感は爽やかな感じで良かった。

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    2024年12月17日
  • 相続始末記

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    人の命の儚さと、複雑な長兄の愛情を覗き見た感じになる話でした。

    死んだ後で「実はあの人は・・・」って(ネガティブにでもポジティブにでも)評価が変わるのって、その人にとっては痛くも痒くも/嬉しくも有り難くもないんだろうとは思うんだけど、残された人にとっては落ち着かないものですよねー。

    タイトルになってる「相続」は、想像していたドロドロ感は全くなく、実に爽やかな始末でありました。

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    2024年11月20日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    近所の常連さんとの空気感が伝わってきた。
    主人公はなまけものを自称しているけれど、意外と人情に熱くて働き者なのかも?

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    2024年11月07日
  • うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした

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    うさぎ通り商店街にある小さな不動産屋・丸亀不動産。二瓶社長の元で働くただ1人の社員・間山美波は幽霊が見える。その能力ゆえに社長に、幽霊が出るアパートに送り込まれ…。美波が遭遇する幽霊騒ぎが3話収録。
    幽霊が出て入居者がどんどん出ていってしまうアパートでは管理人に泣き付かれ、転居した先々で幽霊を見るという女性の部屋には泊まり込み、カラオケの練習中に死亡した男性の部屋で流れ続ける音楽を止めるべく故人の恋人を探そうとする。どこかほのぼのとした話。
    ただちょっと迷走しているような印象。美波のお仕事話にしたいのかと思いきや、恋愛要素を入れたいのか、謎に思わせぶりな男性キャラクターが出てきたり。なんかちょ

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    2024年10月09日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    「お惣菜屋さん」で働く=小野寺史宜さん「ひと」のおかずの田野倉を思い出す!
    勿論内容は違うけれどなんとなく似たような雰囲気を感じる。
    所謂お仕事小説とは、またちょっと違う印象だけど気を張らず楽しみながら面白く働く…こういうお仕事小説も良い。
    あまり難しく考えなくても軽く読め心の平穏に最適。

    ここでも出てきたなぁ…家族の絆と束縛…という言葉。
    そして人が集まるところには日向が出来れば日陰もできる…そうそう、ガンガン自分の感情を表に出す…それって受け止めてくれる人がいるからこそ成り立つのだという事をどの位の人が気付いているんだろうなぁ…と漠然と思いながら、そう、堀川さんの小説はなんかいつもサラサ

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    2024年10月05日
  • 幻想日記店

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    幻想シリーズ 第3弾
    日記を売る、日記店をメイン舞台とした幻想物語。
    日記店の店主である猩子は、日記を収集しつつ、
    人に読ませる目的て書いたものではない「本当の日記」を売っている。
    医者の仕事を辞めてカフェを開いた父の頼みで、山に自然にあるという
    お茶の葉を摘みに出た、息子で大学生の友哉は、かごいっぱいに茶を摘んだ
    ところで、土地の持ち主である日記店の店主に見つかり、店でタダ働き
    することになる。

    人に読ませる目的ではない日記・・・
    交換日記やネット上で公開するのとは違い、読まれてしまうことを
    意識しない日記であり、作中では言霊が宿るとされている。
    それを読んだ人がどうなってしまうのかという

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    2024年07月21日
  • 殿の幽便配達 幻想郵便局短編集

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    プロローグ/珍しい傾向/風の噂/羽化/ニュートラル/
    ボコボコの彼/吸運鬼/Y字路/葬儀を終えて/黒白/
    よしなしごと

    幽便配達の登天さんと一緒に配達に回るのは「殿」。昇天できない手紙を関係者に届けに行くのです。無事に届けられた手紙が昇天できれば良いのですが……

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    2024年06月30日
  • 定年就活 働きものがゆく

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    50代後半の自分……65歳国民年金支給となった現在、60歳定年は過去のものとなった。でも、退職後の就活が現実のものとなった今、ふと惹かれて本書を手に取った。主人公の妙子は無鉄砲にも60歳で永年勤めた会社を退職し、再就職をするも巧くいかず、ハローワーク、資格取得などあがく様子が痛々しい。しかし、娘の養子となった少女のおかげで、妙子が変わり、やがて娘も変わっていく。定年就活ではなく、家族の在り方が印象に残る作品だった。

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    2024年06月21日
  • 殿の幽便配達 幻想郵便局短編集

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    幻想シリーズ最新作。

    平安貴族だった『殿』と登天さんが様々な人に手紙を届ける連作短編集。
    9話あるのだが、どれも掴みどころがないというかシュールというか、一筋縄ではいかない。
    登天郵便局が死者と生者を繋ぐ場所、死者があの世へ向かう場所だけにそんな設定も当然なのだが。

    生者ではない者が絡む三角関係に、怖い噂話、少女の書いたファンタジー、恋を引き裂く呪い、嗜虐心をくすぐる青年、運を吸い取る友人、選択が苦手な青年、父の葬儀を終えた三姉妹、魂の入れ替わり。
    中には思いがけずホッとできる話もあったが、怖いオチだったりシュールな話が多かった。

    これら9話の行き着く先はどこなのかと最終話を読んでみたが

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    2024年05月14日
  • 幻想商店街

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    もし、自分の生活エリアで怪奇現象が起きたらどうなるかなとワクワクしました。一つの現象に対して、いろいろな人の思惑があることを知りました。

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    2024年05月02日
  • 幻想遊園地

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    あれほど行っていた楽しかった場所も大人になると行かなくなり、失ったときに大切さに気づいたりすることを思い出しました。まだ存在するならば、懐かしいな、久しぶりに行ってみようかと思ったときに行こうと思いました。

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    2024年04月17日
  • 殿の幽便配達 幻想郵便局短編集

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    登天さんと幽便配達に出かけた「殿」は、ウイルスや熊から平安貴族まで転生をくり返していると言う。しかも経験や記憶を引き継いでいるらしい。
    解脱できず輪廻転生を繰り返しているなんて、なかなか壮絶な経験だ。
    登天さんの様に、千年を超えて生きているのも、大変だと思うけれど。。。登天さんは、いつから幽便配達しているのだろう。

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    2024年03月31日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    キッチン・テルちゃんと言うお弁当屋さんへバイトを決めた主人公の亜美。がむしゃらに働くのは嫌、集団行動や会社勤めが合わず、なまけ者を自負する亜美だけど、なぜかキッチン・テルちゃんでの仕事は苦痛でなく…

    亜美ちゃんの設定に親近感、誰だってそんな働きたいわけないでしょと思う派なので共感しつつ読みはじめました。テンポ良くお弁当屋さんの日常と人間味のストーリー、おもしろく読めました。

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    2024年02月10日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    お仕事小説かと言われると疑問だけれど面白さは間違いなし。
    主人公・亜美ちゃんを筆頭に登場人物みんな自分勝手にやっていてそれがだんだん気持ち良くなってくる。
    自分の生き方を貫き通すことを諦め、他人に合わせることに疲れ果ててしまった大人たちに読んでほしい。

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    2024年01月12日