堀川アサコのレビュー一覧

  • ある晴れた日に、墓じまい

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    ネタバレ

    44歳。バツイチ。職業古書店経営。乳癌を患い実家の墓じまいを思い立つ。人生の残り時間を考えるとき人は何を思うのか。自分のために、家族のために、残された誰かのために。

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    2023年11月26日
  • 幻想探偵社

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    シリーズ物とは知らなかった。
    幽霊限定の探偵社の不思議な話。
    怪談、推理小説、青春もの。様々な要素が入ってるけど、まとまっている。
    ラストは謎。
    そして幽霊は実はその辺にウヨウヨいる。妙に納得。

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    2023年11月12日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    新ジャンル❓のお仕事小説。
    軽快な展開と謎解きが面白い。
    が、後半一気にまとめに行った気がしないでもない。

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    2023年10月03日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    新卒一年目にして働く辛さを味わい、「働くことが嫌い」になった主人公。親戚から紹介された惣菜屋の面接で、「働くことが嫌い」なことを力説したけれど、そこを気に入られて、勤めることに。狐につままれた感じのまま、働き始めると、嫌いなはずの仕事に楽しさを感じ始める。トラブル続きで結構大変だったはずなのに。仕事の紹介じゃないお仕事小説。

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    2023年08月13日
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記

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    すごく読みやすかった!
    お仕事のお話かと思いきや、恋愛?かと思いきや、人情?、、かと思いきや、、ホラー?(笑)という感じでした。
    私もお惣菜屋さんで働きたい!

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    2023年07月24日
  • 大奥の座敷童子

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    最初、いろんな章がぼんやり終わるなーと思ってたら、最後に繋がった。
    江戸時代後期だけど、会話が現代語なので、スラスラ読める。
    そういえば、篤姫って家定に嫁いだんだっけ。

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    2023年07月06日
  • 幻想郵便局

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    あの世とこの世の境目。
    そんなところに存在する郵便局に探し物が得意なだけで、
    就職してしまった女の子の奮闘?物語。

    ほんのりファンタジーな雰囲気で
    亡霊も神様も生きた人間もまぜこぜの世界で
    のんびりした主人公がおっかなびっくり関わっていく様子が
    よかった。

    神様は怒らせちゃいけないね。

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    2023年06月24日
  • 幻想郵便局

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    ちょっとファンタジー色の強いホラー小説。
    主人公アズサは普通の人。ちょっと人より探し物が得意ってだけ。
    このアズサがいろんなことに巻き込まれ、いろんなものに出会い、それでも日常を過ごして行くお気楽さが読んでいて元気が出てくる。

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    2023年03月15日
  • 幻想探偵社

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    野球部をドロップアウトした中学生の海彦が拾った生徒手帳が好きな子のものだった、という導入から、なんか甘酸っぱい展開なんだが、最後は結構えぐいな。相思相愛の海彦とユカリの二人が幽霊になったヤンキーの大島の身体を探すのだが、ずるずると意外なことが分かってくるのが面白い。

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    2023年01月28日
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)

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    棘の家/何か報いましょう/ラバさん/肉の恋/エピローグ

    耽美と退廃ってやっぱり苦手かな
    こんな人たちは帝都にしかいないんじゃない?

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    2023年01月17日
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)

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    実を言うと文体やテンポがあまり好きではないシリーズなのですが、読んだ表面の裏に何か潜んでいる感じが気になって読み続けてます。

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    2023年01月06日
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     今回はわりとエログロっぽい話が多くて(-"-;A ...アセアセ

     なんだか黒幕が次の巻には出てきそうですね。

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    2022年12月19日
  • ある晴れた日に、墓じまい

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    墓じまいって全然無縁な出来事じゃないなあ。ウチもなにかあったら墓を守る人が私らの代でいなくなるもの。現代の墓じまい、色々お勉強になりました。

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    2022年12月07日
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)

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    所謂バディものの定型からはかなり外れる。ワトソン役ばかりが走り回っている感じで、肝心のホームズ役の影が薄い。もちろん探偵役は結末で快刀乱麻を断ちさえすれば、それで面目は立つのだが、オカルト要素が絡んだりするものだから、肝心の結末の歯切れがよいとは言えない。これではちょっと立つ瀬がなかろう。また本作はシリーズの二作目らしいのだが、一作目の真相への言及がかなり含まれている。そもそも一作目を呼んでいないと理解できない描写も多い。順番で読むことをお勧めする。

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    2022年12月05日
  • 不思議プロダクション

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    ★でも、どうしておれが(p.29)

    ■要点■
    (一)青森の芸能プロダクションがかかわるおかしなできごとに所属芸人のシロクマ大福たちが対します。
    (二)書名では「不思議」となっているがそこまで不思議ではないかもしれません。霊的なあれこれは出るけど。
    (三)けっしておもろないわけではないんですが妙に盛り上がらない感じもあります。もう少し悪乗りしてもよかったのかもしれません?

    ■一行目■
     シロクマ大福は、青森を活動の場とするものまね芸人である。

    ■簡単なメモ■
    【内容】・凄腕のものまね芸人、ニセモノ、予言。 ・女性店員、セクハラ、子どもの声、予知能力、燃える便器、赤い蔦の家。 ・ロックミュー

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    2022年11月25日
  • ある晴れた日に、墓じまい

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    最初は面白かったんだけど、中ごろから不幸というか偶然性というか、ご都合主義というか、重なってちょっと残念。

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    2022年10月30日
  • 定年就活 働きものがゆく

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    ネタバレ

    現在60歳以上の7割以上が働いているという。勿論、生活のために止む無く働く方がいる一方、主人公・妙子は、生活に困っていないのに、定年退職後、正社員として再就職を目指す。なぜ?

    よく言われる、①一定の収入による安定、②社会との繋がりによる満足、③規則正しい生活による健康。妙子にはどれも当てはまらない、という。「お金じゃなくて、心の問題よね。」そこまでして、仕事に駆り立てるものとはなんでしょうか。

    「働くのが好きなんだわ。ケチなのよ。貧乏性なのよ。指一本動かすのも、それでお金を稼げないなら、損したと思うのよ」と語る。本当だろうか。使い切れないほどのお金を稼ぐ目的としては、納得できない。

    結局

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    2022年10月25日
  • 小さいおじさん(新潮文庫nex)

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    幸せを求めようとしない人間は、決して幸せにはなれない。
    夢がかなう、金がもうかる、そんなことは、幸せとは別ものだ。

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    2022年09月18日
  • 幻想映画館

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    タイトルが気になって、評価も確認せずに
    購入して読んでみました!

    最初の始まり方とか、結構“いい掴み”だったと思います。
    いきなり不倫現場かよ!そーゆー系?と構えて
    読み進めると...とても“てんやわんや”の内容でした笑

    次から次へと起こる出来事は、驚きもあって
    笑いもあり、恋模様もある不思議なストーリー。
    主人公のスミレは冷静だけど、子供っぽい所もいいですね

    “ですます”調で書かれてるから、子供っぽく見えたかも!

    設定もたくさんあって、面白かったですが
    最後はやや、あっさりしていたかな〜って感じです笑

    解説を読んで、これは“幻想”シリーズという事を知って
    驚きましたが、前作とは大き

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    2022年07月12日
  • ある晴れた日に、墓じまい

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    なんとなく群さんに似てるなぁ〜群さんの小説を読んでるみたいだ…てのが第一印象。
    乳癌に始まりそこからバタバタといろんな事が起きる。
    明るい出来事はなく憂鬱になってしまいそうな事ばかり…でもこれらの事がのしかかって来るのが人生後半なんだよね(ーー;)
    ただ正美さんの人柄なのか作者の文体なのか…起きる事柄は悲惨なのにどこか冷静に受け止めている感じが嫌な暗さを引っ張ってこない。
    淡々としている。
    なのでこちらも淡々と読破。
    実際大きな病気に罹ったらこうはいかないんだろうなぁ

    「家族にもいろいろある。幸せになるには距離感が必要。親子でも別の人間。水臭いくらいがちょうどいい」
    親も子も歳と共に環境が変

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    2022年07月09日