【感想・ネタバレ】悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

伯爵家の次男坊である黛望(まゆずみのぞみ)は、報酬を取らずに探偵を請け負う酔狂な男。その助手は、成金の不良息子にして恋多き美男、牧野心太郎。今回二人が巻き込まれるのは、カフェーの女給が殺される場面を映した活動写真(ムービー)の噂、男を喰い殺す南洋の魔女の誘惑、華族の子息と絶世の美少年の男色スキャンダル、街中に現れる巨大な肉塊の謎……伯爵と成金バディが退廃薫る帝都東京の怪事件を追う!

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Posted by ブクログ

読み始めて、シリーズ一作目を読まないといけないと思ってそちらを読み、その後、続きを読みました。
もう少し、このドロドロした雰囲気、妖艶な感じを推し進めてもらいたい気分も残りました。また、登場時間の長いドラ息子の屈折ぶりがもっと大きいとより楽しめるのかな、とも思いました。
一筋縄ではいかないような謎解き、それを楽しむことができました。読者の思う結末に向けて、紆余曲折、遠回りしながら、しかし、きちんと予定通りに着地する感じが私は嫌いではありません。着地迄の経過を十分に楽しめました。
一作目、本作と、このシリーズのもつ雰囲気が磨がれてきたように思います。
エピローグの、そのおしまいが「いかにも」という感もありますが、「うん、これだ!。さすがの一端の結末!」と、大層満足しました。
ホームズとワトソンに比するなら、いよいよモリアーティ教授が活躍する第三作でしょうか。
期待しています。

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

死んだ人間からの依頼。

結局あれはどうなった? な謎に
一応答えをもらった今回。
ひとつひとつ階段を上っていくかのように
前回の謎が解け、理由がわかり。

いやでも結局、像の元、だけが謎?
夢の繋がりも疑問ですが。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

棘の家/何か報いましょう/ラバさん/肉の恋/エピローグ

耽美と退廃ってやっぱり苦手かな
こんな人たちは帝都にしかいないんじゃない?

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2023年01月17日

Posted by ブクログ

実を言うと文体やテンポがあまり好きではないシリーズなのですが、読んだ表面の裏に何か潜んでいる感じが気になって読み続けてます。

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2023年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 今回はわりとエログロっぽい話が多くて(-"-;A ...アセアセ

 なんだか黒幕が次の巻には出てきそうですね。

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2022年12月19日

Posted by ブクログ

所謂バディものの定型からはかなり外れる。ワトソン役ばかりが走り回っている感じで、肝心のホームズ役の影が薄い。もちろん探偵役は結末で快刀乱麻を断ちさえすれば、それで面目は立つのだが、オカルト要素が絡んだりするものだから、肝心の結末の歯切れがよいとは言えない。これではちょっと立つ瀬がなかろう。また本作はシリーズの二作目らしいのだが、一作目の真相への言及がかなり含まれている。そもそも一作目を呼んでいないと理解できない描写も多い。順番で読むことをお勧めする。

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2022年12月05日

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