堀川アサコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ60歳で定年間近だった妙子。当然、継続雇用をする気満々だった所へ、若い子達の陰口と同い年の課長の栄転で頭に来て勢いで退職してしまった。
夫とは死別し、娘も結婚していて暇を持て余してしまう。一念発起し就職活動をするが、どこもハラスメントな会社ばかりで…
とにかく妙子のバイタリティに驚きました。普通は定年してのんびり過ごしたいなんて思う所を、ボランティアなんて賃金の出ない仕事なんてまっぴらとばかりに、精力的に就職活動をするのが凄い。しかも、アルバイトやパートではなく正社員になろうとしてる所がビックリしました。
娘夫婦の養女・瑠希とひょんな事から同居生活を始めるのも良い方向へ向かっていた気がします。
再就職先も見つかったし、ますます元気で働いて欲しいです。 -
Posted by ブクログ
堀川アサコ氏による幻想シリーズ。シリーズ初読み。
あの世からも人が訪れる世界のへそというところにある商店街が舞台。
その商店街に大型モールへの移転を要請され立ち退きの危機にあっていた。
そんななか立ち上がったのが小学生のホタル。商店街を立ち退かせようとする市の担当者に必死に抵抗。
そこからなぜか交差点に幽霊が出るとい噂が広がる。
祟られると理由で一部の人が商店街から立ち退いてしまうが。ホタルはなんとかしようと必死。
その行動力ホント小学生か?と思ってしまう。他の登場人物がヘンテコな人ばかり。
シリーズ初読みだったけど話は小難しくなく肩の力を抜いて見れる一冊 -
Posted by ブクログ
そろそろ暑い時期になるから、季節感のあるホラーものとか読んでみたいと思っていたところに本書と出会い読んだ。
幻想シリーズの9作目。1冊完結型なので9作目から読んでも十分楽しめた。ホラー=グロテスクというイメージがあったので、本書のほんわか心が温まる物語は予想外だったけど面白かった。他の物語で登場した人も出てきているらしく、1作目から読んでみようかなと思っている。
本書は市道拡張のために立ち退きの危機が迫っている商店街が舞台。この商店街はあの世からもお客さんがやってくる。大昔からあの世とこの世の境界として栄えてきた商店街なので、そこに住む人たちにとって影のないあの世からのお客さんは恐怖対象ではない様子。
立ち退き計画が進む中で、怨霊の祟りが怖くて立ち退く人がポツポツ現れ始めたことで物語が進んでいく。
主人公のホタルは立ち退き反対派の副リーダーを祖父に持つ小学生。不登校になってしまった同級生の田辺の家に遊びに行く。
田辺も立ち退いていった商店街の店主たちと同じように「交差点のアカリさん」の祟りを恐れて家に引きこもっていることがわかる。
「アカリさん」の祟りをどうにかするべくホタルは行動していくのだが、その積極性や行動力に尊敬した。
本作ではホタルと同年代の小学生よりも大人が多く登場している。
大人たちは祟りの恐怖や市役所からの圧力、ショッピングモールからの甘い誘惑に惑わされて反対運動はしているものの、現状打開のために対策を打っているわけではない様子。
「手ぬるいからよ!(p.248)」
強引に商店街立ち退きを進める石山女史が前任の亀井に放った言葉。
読んでいて、亀井さんのナヨナヨ?していて立ち退きの話が全然進まない様子も、反対派の人たちが抗議しかしていない描写も「イマイチ手ぬるい。私だったらもっとうむを言わさずやるのに」と思っていたので、正直スカッとした。
本書の中で徹底して先手を打って行動していたのはホタルと石山女史だけだった気がする。
石山女史の野望は一線を超えてしまい潰えてしまったけど...
ホタルはあの世とこの世をつなぐ商店街でしか見られない幸せな光景を沢山目にしてきた。その幸せを守りたい一心で行動した結果ハッピーエンドになったのだろう。
自分のためではなく、他の何かを守るためにとことん努力するホタルの姿に尊敬した。 -
購入済み
優
青木さんは,口は悪いけれど心根は優しくて頼りになる。
あんな友達がいたら,なんでも心置きなく話せそうだ。
死んだら無になるの?
その答えはノーであってほしい。