堀川アサコのレビュー一覧

  • おもてなし時空ホテル~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)
    [おもてなし時空ホテル] 
    堀川アサコ
    おもてなし時空シリーズの第一作。
    かなりスケールの大きな内容になりました。春日局、中国・明の初代皇帝更に最後には明の大群までも。千鶴と尊が幸せになる日は来るのか。時として御都合主義と取られかねない内容もあったが面白ければOK。
    お話だもの。
  • 幻想蒸気船
    安定のスラップステック!
    巻き込まれる主人公、そして変人ばかりの汽船会社のメンバー。

    面白かった♪
  • 仕掛け絵本の少女
    幻想シリーズを手掛けた作者と美麗なカバーイラストに惹かれて購入しました。普段はブックカバーをかけているのですが、読み進めている途中にふと何気なく表紙を見返してみたところ、物語の要素がふんだんに盛り込まれていてしてやられた感がありました。
  • 幻想日記店
    今回は不思議な日記屋が舞台。三浪の末、医学部から文学部へ志望を変えて合格した友哉。日記屋でバイトをする羽目になり、店主の謎の美女・猩子に振り回され…猩子の正体や以前からのメンバーである登天の正体に驚かされた。日記がブログや手記と違うってのは解る気がします。人の日記なんてそうそう読む物ではないので、日...続きを読む
  • 幻想映画館
    幽霊が見える女子高生のスミレ。父の浮気現場を目撃し、後を追うが変な映画館に迷い込んでしまう。そこで働く有働に一目惚れし…スミレはあの大奥様の親戚なので、大奥様も再登場。前の郵便局のメンバーもチラホラ出てて嬉しかったです。怨霊の真理子も今回で成仏出来てホッとしたけど寂しいです。支配人も真理子の事忘れた...続きを読む
  • 幻想郵便局
    少しホラーテイストが入りつつ、あの世とこの世の通過点の登天郵便局のメンバーの個性的なキャラと、そこへ集う大奥様の強烈なキャラがお気に入り。地縛霊の真理子さんがあの世へ行けない理由、そして犯人が意外な人物でビックリでした。アズサは就職出来たけど、また登天郵便局でバイトするのかな?
  • おもてなし時空カフェ~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)
    本書の前半は徳川綱吉の経営する犬カフェが舞台ですが、将軍が男前でいいね。終盤少し重いエピソードもあるけど、全体としてはほっこりしてます。さらっと読めます。
  • 幻想短編集
    軽い雰囲気で読めるこのシリーズの中でも、短編集でますます軽く読み終えました。シリーズの登場人物が次々登場し、いろいろな場面が想起され、ページ数が少ない割に、そういう過去作品を呼び起こすために内容が豊かに感じます。この短編集のおかげで既出の登場人物の個性がより掘り深められたな、という感じ。
    ラストシー...続きを読む
  • おもい おもわれ ふり ふられ
    第一話 巫女募集/第二話 モンスター/第三話 三枚の絵馬/第四話 半分ずつ、しあわせ/第五話 縁結びの水玉神社

    不思議な縁で巫女さんとして働くことになったミノリと李花。対照的な二人が首を突っ込むいろいろな、おもい おもわれ ふり ふられ。そこまで口を出す?とも思うけれど、まあお手並み拝見と眺めてい...続きを読む
  • 魔法使ひ
    この作者の書く津軽弁(で、合っているのでしょうか)の物語は、その響きもあってか、怪しさとか淫靡さ(猥雑さかなあ)とか、私には好ましい雰囲気の物語になっています(津軽弁が怪しいとか淫靡だとか言っているのではありません。小説の雰囲気がそう思えるということですので、誤解なさらないでください)。「たましくる...続きを読む
  • 幻想温泉郷
    またこのメンバーでのお話だったので、楽しく読めた。
    このシリーズは軽いんだけど、人生の重い部分もさらっと入れ込んでくる。なので、ちょっと切なくなったりするんだなー

    青木さんがOLライフをかなり楽しんでいたみたいで、私がアズサだったら、元の生活に戻るのが少し怖いような気がする。でも少し楽しみかな。
  • 幻想温泉郷
    幻想郵便局の続編。前作を読んでから随分と時間が経った気もしますが、ひさしぶりの郵便局の面々に会えて良かったです。主人公のアズサは東京でお菓子会社のOLをしてるんですね。

    今回の舞台は罪を洗い流せる温泉。その前に神様に脅されたとは言え銀行強盗をしてみたりと以外とハチャメチャ。温泉も一筋縄では辿り着け...続きを読む
  • 魔法使ひ
    魔法使ひに本当に力があったのか、どうかはわからないけど、戦後の薄暗い雰囲気を描き出す力量はすごいなぁと。

    幻想シリーズとは全く違う作風が意外だったなぁ。
  • オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き
    卓袱台、テレビ、オリンピック ああ懐かしいね。テレビで見たオリンピックって白黒だった気がする。我が家のテレビカラー化はいつだったけ
  • 幻想短編集
     たそがれ探偵社がメインの連作短編集。登天郵便局や、ゲルマ電氣館も出てきたりして、すごく楽しい。のほほんあり、ギャグあり、ホラーあり、この世のどうにもならない出来事に少しもやもやすることもあり……。今回はどちらかというと死んだ人よりも、心残りとか誰かの想いがメインだったので余計かも。
     それにしても...続きを読む
  • 幻想探偵社
    いつもの青木さん!

    想像と違った最後に、結構、衝撃を受けました!
    すべてが繋がっていたとはね。。

    毎回、ほどよく現実逃避できるので、このシリーズが好きです。
    次も楽しみ!
  • 月夜彦
    ほんわかした作品を書かれる作家さんというイメージを持っていたのですが、いい意味で期待を裏切られました。
    登場人物それぞれに思惑があり、裏切り、騙し合う。禍神・狼神の不気味さ、人の欲の深さをまざまざと見せつけられた感じです。

    『月夜彦』憐れな人でした。
  • 幻想寝台車
    自殺を図ったその先は、死神の村??
    なぜ、どうして?が少しずつ減っていく。そして最後には……兄弟は仲良くいよう。
  • おせっかい屋のお鈴さん
    好いた男が駆け落ちして未練がある江戸の商人の娘さんが現代まで幽霊でいるお話
    主人公にその二人の生まれ変わりを探させようとするんだけど、それがお話もメインかと思ったけど意外とあっさり解決した
    成仏の条件って…

    ストーリーはさておき、舞台が仙台なので結構馴染みがある
    八木山とかベニーランドとか広瀬通と...続きを読む
  • おもてなし時空ホテル~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)
    YA向き内容。
    話の展開が早くてまるで漫画を読んでいるみたいな感覚。
    何パターンも話ができそうで、また次回本が出たら読んでみたいと思った。