あらすじ
令和の今もまだ「鎖国」をしている島が、浦島湾にあるという。亡くなった両親がその島の出身だと聞かされたツムギは、半信半疑だったが……。ツムギが働くことになった浦島汽船に起きる不思議な出来事。あの世とこの世を結ぶという「ペリーの黒船」は、埠頭から亡くなった人たちを乗せていく。生きている人と亡くなったとの優しい交流を描く大人気シリーズ、最新作!<文庫書下ろし>
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Posted by ブクログ
読んでいたのに、感想書いてなかった!!
今回も今回とて、次々と起こるワーワーな事件に飽きることなく、あの世とこの世の境目ワールドを楽しめました!
初期の郵便局メンバーが今回もきっちり登場し、青木さんの毒舌も聞けて(読めて)楽しかった。
しばらく読んでなかったら、シリーズたくさん出ていたので、また読みたいです。
Posted by ブクログ
[幻想蒸気船]
堀川 アサコ
幻想ファンタジー小説。
現世とあの世の境界を幽霊蒸気船・黒船(勿論、ペリーも幽霊として登場)が繋ぎ、境界線上の奇妙島の跡取り問題や海賊との戦い、主人公・ツムギの両親の過去も明らかになるなど盛り沢山。
最後は少し急ぎ足的な部分もあったように感じるが、今は蒸気船2を読みたい。
Posted by ブクログ
幽霊と妖怪
未だ鎖国を続け、江戸時代の文化をそのまま保持している島
他の幻想シリーズとはちょっと趣が違う感じ。
亡くなった人とも、生きている人とも、幽霊とも、妖怪とも話をすることができる。この人たちはどういう人なのでしょうね。
Posted by ブクログ
幻想シリーズ。
親を亡くし、仕事をなくし、どん底状態のつむぎ。奇妙島の島主の跡取りの話が持ち上がり、ようやく見つけた職場に、あの世とこの世を結ぶ蒸気船の黒船ペリー号が現れる。
幻想郵便局の局長が登場するのが、世界が繋がっているようで嬉しかったです。
ひとの目に見えなくても赤殿中のようなコミカルな生き物がいたら、一人暮らしも寂しくないだろうなと思います。