堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想温泉郷
    罪を洗い流す温泉 ?? 気持ちの良い温泉に入ると思わず " 極楽 ごくらく " と呟くことはあるけれど、罪が流されてしまったら? もうそれは自分ではなくなりますね。悪いことも良いことも全部含んで自分になっていると思うので。
  • 幻想探偵社
    今までのシリーズの中で一番好きだった。
    次点が映画館だろうか。
    登場人物も(青木さん2回目だけど)腹が立たない、憎めないやつキャラでイライラせず、最後の事件大詰めもスピード感あってよかった。

    相変わらずこのほのぼのとしたファンタジーの話に、ネグレクト(っぽい)や猟奇殺人事件、家族問題などを突然織り...続きを読む
  • 幻想映画館
    郵便局よりも好きだった。
    盛り上がり部分がちゃんと描かれていることは大切。
    前回の夢オチに比べたらとても良かったと思う。

    ただ、冒頭の学校に遅刻しそうというのは何故なのか。
    11時になりそうな時間まで何をしてたのだろう。
    (のちに学校行きたくない理由がわかっても)結局その日遅刻しそうになっていた理...続きを読む
  • 幻想探偵社
    幻想シリーズ第4弾

    幽霊専門の探偵社の手伝いをするハメになった
    中学生男女。
    ちょっとおまぬけな幽霊たちも憎めない

    「郵便局」の青井さん
    「映画館」のスミレと有働
    「日記店」の「大奥様」

    過去のシリーズの人たちもからんで、ニヤッとなります
  • 三人の大叔母と幽霊屋敷
    こよみ村の中学の行事には村中が参加するみたい。そこで起きた事件?と予言暦の盗難?手ごわい三人の大叔母相手に奈央と麒麟が動く。さて本当に予言の暦があったら読みたい?読みたくない? 私は‥‥読まないなきっと。
  • 大奥の座敷童子
    ソバ65億杯分にも膨れ上がりかねない負債を抱えている野笛藩。
    この状況を打開すべく、美人相撲1位となった今井一期は、江戸城大奥にいるという野笛藩出身の座敷童子を連れ戻す任務を命ぜられる。はたしてイチゴは座敷童子を見つけ、野笛藩を救う事ができるのか!というお話。

    ソバ65億杯分の負債じゃ~自分たちの...続きを読む
  • 小さいおじさん(新潮文庫nex)
    ひとりぼっちにしか見えないという、小さいおじさんが暗躍したり、大活躍したり、面白かった。

    職場的にもこのお話の舞台は身近で、もしかしたら私の席から見える書架の隙間を、黒い影がよぎるのではないかと思わずにはいられない。

    見えた日には、それはもれなくひとりぼっちであるということになるわけだけど、おじ...続きを読む
  • 幻想映画館
    幻想郵便局に続いて2作目の幻想シリーズ。 このシリーズは本当に面白い。 女の子が主人公でとても不思議な物語が進んでいく。あの世と繋がりを持つ場所を巡りたくさんの出来事が起こる。 必ず幽霊が出てくるのだがちっともオカルトチックでないし、何だがほんわかした感もある。堀川さんはこの手のストーリーの名手だ。
  • 幻想映画館
    幻想シリーズ2作目。ここんとこの慌ただしい仕事が続くなか、やわらか系ファンタジーが心地よい。謎ときみたいなところや、プチホラーチックなところも楽しめるし。
  • 幻想探偵社
    幻想シリーズなんですが、このシリーズの「シリーズなのかな?あぁ、シリーズなんだね」という緩いつながり方がとても好ましい。登場人物がそれぞれ素敵なキャラクターで、個性を発揮してるんだけれども、シリーズであることを強く主張しない。その分、「うん、そうだよね、そうそう」とにんまりさせられる感じが、これもま...続きを読む
  • 幻想探偵社
     堀川アサコさんが書かれた「幻想探偵社 (講談社文庫)」は、「幻想郵便局 (講談社文庫)」から続くシリーズ物の第4作目だ。今回は幽霊専門の探偵社が舞台の物語だが、怖くもなければ恐ろしくもなく、ほんわかとした心温まる物語だ。

    《あらすじ》
     中学校の野球部でエースをつとめる海彦は、チームを夏季大会で...続きを読む
  • 幻想探偵社
    幻想シリーズ。幻想郵便局以来、ひさしぶりにこの著者の本を読みました。自然に幽霊が存在するような描写が面白く、特に幽霊と生者の掛け合いがよかった。他のシリーズも読んでみたい。
  • 幻想日記店
    シリーズ第3弾とはいうものの、このユルーイつながり方がいいです。シリーズとしてのつながりってなんだろう?と思いつつ、そうかあ、ここね!という感じのつながり。
    そのゆるさが、作品全体を覆っている感じで、フワフワ~っと楽しく、最初から最後まで読みました。
    これが伝奇小説なら、ここの部分を解釈しないで済ま...続きを読む
  • 幻想探偵社
    幽霊問題専門の探偵社。どこぞの怪異を調べてほしい人や、巷でウロウロしている幽霊さん達のために活動する。探偵長はあの人で‥‥ いやぁ参りました。
  • 幻想探偵社
    記憶喪失の幽霊、大島の死の謎をふたりの中学生探偵の海彦とユカリが追いかける。

    幻想郵便局に続いての一冊でしたが、独特のユルい世界観が好きです。登場するブラウン管テレビなどのアナログ的な世界観も手伝っているのかもしれない。

    海彦とユカリの恋愛観も、初々しくて良いです。大人になると素直さがなくなって...続きを読む
  • 幻想映画館
    幻想郵便局を読み終えてすぐ読んだので
    スッと入れました。

    郵便局ほどの驚きはありませんでしたが、まりこさんが成仏したシーンでは
    じんと胸があつくなりました。
  • 不思議プロダクション
    東北の地域密着プロダクション。
    本業より、謎解きに能力を発揮する…いや、巻き込まれる芸人たちが主人公。
    ゾーッとしつつも楽しめます。
  • 幻想日記店
    幻想シリーズ3作目。

    日記を売るちょっと怪しげな店の不思議な店主、猩子さんのもとでバイトすることになった大学生友哉くん。

    そのお店には一風変わったお客さんたちがやってきたり、配達人がやってきたり。

    印象に残った言葉は、「終わらないというのは、始まらないのと同じこと。死なないってことは、生きてい...続きを読む
  • 幻想日記店
    幻想郵便局、幻想映画館もオススメです!
    現在、幻想探偵局も連載されているそうなので
    是非、読んで見てください。
  • 幻想日記店
    ライトな内容でほのぼのとしているので、考えずに素直に読める。

    このシリーズは主人公だけでなく、まわりの人たちが素敵。