堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想映画館

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    前作同様に幻想小説
    死者が成仏する映像も流す寂れた映画館で、幽霊が見えるせいで学校に行かなくなった女の子が働くお話し

    前作とのつながりは、登場人物の何人かがかぶってるけど、前作の事を知らなくてもまったく問題がないくらいに関係ない

    悪霊かと思わせて良い幽霊なんでしょ?感が伝わってくるんだけど、実際は・・・ という深読みトラップな仕掛けがどうもいただけないなぁ
    ま、そもそも死者がむこうの世界から戻ってくるとか、現世の人も行ける郵便局があるとかって時点で突っ込みどころは満載すぎて逆に突っ込めないんだけどね

    ストーリー的には、そんなに面白いわけでもない
    後付けな設定もちらほら

    このシリーズ?も

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    2015年02月24日
  • 予言村の転校生

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    そこそこ面白かった、という印象。
    キャラクターがあまりしっくりこなかったことに加えて、短い期間の話であるのに、連続している感じが薄かった、断片的という感じだった。
    舞台設定などは良い設定だなと。
    150208

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    2015年02月08日
  • 幻想日記店

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    幻想シリーズ相変わらずの"のほほん"ぶりの各々キャスト、、ストーリーは、ゆるり・ゆらゆらの"狭間感"全開。真理子さんの次は、要所を猩子さんが幽玄めいて通りすぎる。鼻で笑ってしまう頁の連続と、今刊は千年来の秘密+ラブコメ+アドベンチャー要素が加わる♪。

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    2014年11月28日
  • 不思議プロダクション

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    青森の弱小芸能事務所に所属するものまね芸人,シロクマ大福25歳.彼の元にはなぜか不思議な事件が舞い込んでくるのだが・・・.面白いストーリだし,ミステリとしてもマズマズ.なのになぜか感情移入出来なかった.体調不良で読んだからかも.

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    2014年11月19日
  • 不思議プロダクション

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    連作短編4編
    青森の小さなプロダクションの面々。物まね芸のシロクマ大福、おかまじゃないソフィアちゃん、占い師クロエなど地味に活動している彼らが、少し現実とズレたところの事件を解決していく、ほわわん、ぼよよ~んという雰囲気のミステリー。

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    2014年10月19日
  • 不思議プロダクション

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    ものまね芸人、シロクマ大福が、いろいろな不思議な事件を解決していく。裏表紙には「ちょっぴりおとぼけ、ちょっぴりファンタジーのエンタメミステリー」と書いていましたが、「ちょっぴりホラー」も加えたくなりました。怖かったです。

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    2014年10月15日
  • 予言村の転校生

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    再読2回目。
    ファンタジーでありサスペンスであり、ホラーの要素もちらほらり。途中、ちょっとリアルで怖くなって読むのやめようかと思った…。だけど散りばめられた謎が気になって、最後まで読み進めてしまいましたね。謎がすべて解き明かされるわけではなかったところか、この作品のジャンルをひとつに決めさせない感じがして、それが魅力やと思った。

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    2015年10月21日
  • 不思議プロダクション

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    ちょっと不思議な謎解き話がいっぱい。こういうの、好き。少し不思議、って日常と非日常の合間をゆらゆらしてるみたいで、非常に心地好いのです。

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    2014年10月03日
  • 幻想日記店

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    ネタバレ

    シリーズ3冊目。
    土佐日記やかぐや姫など古典の要素を取り入れたね。

    前の作品に比べて、死者が旅立つスポットって意味では
    違ったし、別の作品ってかんじだなぁ。

    日記堂の店主 紀猩子(きのしょうこ)が 登天さんの娘。
    名前の時点で伏線だったか・・・と後で気づく。

    主人公の大学生 トモヤはただ働き同然でお手伝い。
    真美との恋心や 親とのやりとりもいいね。

    途中で 何気なく出てきた
    真理子さんや アズサや鬼塚さんが前作つながりなんだろうなぁ。たぶん。


    ジャスミンのかおりの正体。
    薬と毒。 言葉と日記と人生。
    忘れ貝の粉。

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    2014年09月13日
  • 予言村の転校生

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    堀川さん書き下ろしの作品。

    予言歴や催眠術といった非現実的な話と、陸の孤島であるこよみ村の開発促進派・反対派の対立といったとても現実的な話が程よく混ざっていて堀川さん独特の世界でした。

    ラストに向けて予言歴の話がもう少し出てくるかと思ったのですが結局ほとんど登場せず、催眠術に偏った話だったのが少し残念です。事件後のこよみ村のことも気になりますがこれは続編がある予定なのかなと期待してしばらく待っていようと思います。

    最後が「これぞ青春!」という爽やかな終わり方で読後感がとても良かったです。

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    2014年09月09日
  • 幻想日記店

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    幻想シリーズ三作目。郵便局に出てきたあのキャラクターも登場するのですが、前二作とは雰囲気が違う、というかテーマが違う?
    前二作は郵便局や映画館が人の生から死をお手伝いする話でしたがこの本はそういう話ではなかったです。なので前二作のような話を期待すると肩透かしをくらうかも…という感じ。ですが色んな登場人物が話の後半でどんどんリンクしていくところは勢いがあってどんどん読めました。
    ラストの真相が唐突過ぎてついていけないところはありましたが、エピローグが哀愁漂っていて気に入りました。

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    2014年09月08日
  • 予言村の転校生

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    村長になった父親とともに「こよみ村」に移り住んだ中学二年生女子の青春ファンタジー&ちょこっとミステリ。多分にジュブナイル的でちょっと物足りません。この人は現代モノより歴史モノの方が好みです。

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    2014年08月28日
  • 幻想日記店

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    幻想シリーズ3作目。
    今回は和装美女が営む「日記を売る」お店。
    インターネットのブログが普及した今、あらためて「日記」というものの意義を考えさせられました。
    前2作同様、たくさんの小さな謎が解決されながら結末に向かいます。
    登天さんと猩子さんの正体には驚きというか、何というか……正直、やや強引な印象を受けました。

    主人公のお父さんのミントティーがおいしそうです。

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    2016年10月28日
  • 予言村の転校生

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    幻想シリーズの、堀川アサコさんの文庫書き下ろし…。

    ホラーファンタジーの堀川さんらしぃ作品でしたが…、
    代表作の幻想シリーズと比べると、ちと大人しめかな?

    幻想シリーズでは、現世と黄泉の国の境目に存在する、
    映画館や郵便局といった公共施設を舞台に、文字通り、
    プチ・ホラーやファンタジーをメインフレームとした、
    幻想的な世界観を持つ奇妙な雰囲気のお話でしたが…、

    本作品では、あくまでも、
    不思議な言い伝え(予言暦)のある現世のお話であり、
    骨格となるエピソードのカギを「催眠術」とした点で、
    ホラーファンタジーの面白みが、減じてしまったかな?

    キャラクターや設定も悪くはなぃので、
    もっと「

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    2014年08月11日
  • 幻想日記店

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    2014-55
    幻想シリーズ。
    今回は日記店。郵便局のあの方々も登場します。
    ほんわかしたファンタジーだけど、今回は少しホラーというかミステリーっぽい。

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    2014年07月14日
  • 幻想日記店

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    ネタバレ

    鬼塚さんがこんなに素敵な人だとは、郵便局のときは思いませんでした!
    面白かったです。相変わらず登場人物が素敵すぎます!
    しょうこさんとお友だちになりたい!
    日記堂に訪れてみたいです。
    ゆでがにが生き返るというセンス、最高だと思います。

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    2014年07月09日
  • 幻想日記店

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    日記堂。誰かが書いた日記を売る?? そんな事出来るの?? 店主に旨いこと言って使われる友哉クン。同じ様な体験の日記を読んで、それなりに行く道を見つけていくお客さん達。さて店主の猩子さんの本当の姿は??

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    2014年07月05日
  • 幻想日記店

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    ホンワカとしたファンタジー色のイメージだった幻想シリーズ。日記店は違った。
    読み始めはミステリーっぽさもあり、次第にいつもの幻想シリーズっぽくなりつつ、最後は「えっ?えっ?」の新展開。まさか登天さんがあの人で、猩子さんはあの人?
    ちょっと強引な結末という気もするけれど、でも幻想シリーズならありかもね。

    日記って人に読まれることを前提として書いていないから本音がいっぱい。それを読む事で自分の迷いを消してもらえるとは思えないけど、書いた人の「人となり」を知るには手っ取り早いかもしれないな。読まれたくはないけど。

    【謎の美女、猩子が営む日記堂。山奥に佇むこの店では、人に読ませる目的で書いたのでは

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    2014年06月13日
  • 幻想映画館

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    『幻想郵便局』の続編?姉妹編との事。
    今度は不登校になってしまった女子高生・スミレが主人公。
    いいとこのお嬢さんで「趣味はシリトリ」「幽霊が見えたりする」等と少し浮世離れしてるけど、どこか憎めない女の子でした。
    また、彼女の初恋(しかも一目惚れ)が良いスパイスとして全体に効いています。

    御年80歳の女傑タマヱ大奥様や美人の(もう焦げてない)幽霊真理子さんなど、前作にも登場した人物も再登場したりして『郵便局』との繋がりに思わずニンマリしました。

    終盤は一気にクライマックスに突き進んでいく感じでページを繰る手が止まらなくなりました。
    爽やかな読後感でした。『郵便局』よりも好き。

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    2016年10月28日
  • 幻想映画館

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    再読4回目。
    逃げたっていいんだよ!たとえ「今」は逃げてても、そのうち必ず「参戦」するしかなくなるんやから。生きていくとは、そういうことでしょう? …と、言ってくれてる作品な気がする。

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    2017年09月18日