堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想商店街

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    「一本道」という絵を通って亡くなった人が買い物にくるという「世界のヘソ商店街」。その境界エリアがなくなる危機。
    誰が「一本道」を描いたのだろうか?なぜ「世界のヘソ」という名前がついたのだろうか?「一本道」のギャラリーの場所が変わると出入口も移動するのか?新しいショッピングセンターは境界エリアになり得るのか?色々と気になる点はありますが、ホタルちゃんの明るく、バイタリティーのあるキャラクターが良いね。

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    2021年08月08日
  • うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした

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    とある町の丸亀不動産という不動産屋の社員の間山美波は仕事はてんでだめだが実は幽霊が見えるという特技もち。

    だがそれもほんとに見えるだけで倒すとかそういう能力は一切なし。おかげで傲慢な社長に振り回される。

    そんな不動産屋が舞台の話が3編、どの話も事件、事故大きな話の展開もなく淡々と話が進んでいくのみ。

    読みやすいには読みやすいがもうちょっと展開がほしかった。

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    2021年08月05日
  • 幻想商店街

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    ネタバレ

     あの世からも買い物へ来る、不思議な商店街「ヘソ商店街」。だが、大型ショッピングモールが建設予定となり、市役所の担当者が説得に来る。そん中、建設反対の声をあげた少女・ホタルは奇妙な怪談の「交差点のアカリさん」の正体を探し始めて…

     商店街を守る事に情熱を注いでいるホタルがどんどんあの世の者と交信するのが中々のファンタジー展開で、今回は赤井局長だけが登場で、青木さんは出なくて残念でした。

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    2021年07月25日
  • 幻想商店街

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    あの世とこの世が繋がっている場所を舞台にした〈幻想〉シリーズ第九作。今回の舞台は『世界のハテ商店街』。
    ふざけたネーミングだが物語はシリアス。だが文体は軽快でコミカル。〈幻想〉シリーズらしい話。

    新しく出来た大型モールへの移転を迫られる『世界のハテ商店街』。移転していく店が増える一方で立ち退き断固反対を訴える店もある。主人公の小学生・ホタルの祖父もその一人で反対派と共に市役所の担当者と闘っている。
    そんな中で『交差点のアカリさん』なる女性の怨霊が現れるようになり、彼女の祟りを気にして立ち退く者が増えていく。

    これまでのシリーズ作品では、コミカルな語り口やキャラクターの一方で残酷な展開になることもあったので心配したが、そこまで酷いことにならずホッとした。
    しかし立ち退きをさせようとする不動産屋と市役所職員がキツイキャラクターで強敵。しかも二人とも他人から見ればしょうもない理由で頑なになっているのだから怖い。

    物語の本筋は商店街の立ち退き問題。しかし『交差点のアカリさん』が何故商店街を祟るのか何者なのかも気になる。
    また週に一度の逢瀬を楽しんでいる戦死した夫とおばあさんとの夫婦に危機があったり、ホタルの祖父が初恋相手のおばあさんの態度に一喜一憂したり、ホタルの同級生・田辺が『交差点のアカリさん』の祟りに悩んだり、様々な要素も肉付けされる。
    シリーズキャラクターの赤井局長と狗山比売、青木さんも出てくる。

    ホタルの大人びた生意気キャラクターでグイグイ読み進めるが、全体的には苦しい場面は少なく、ホタルの活躍譚として読めた。ただパンチはあまりないかも。結末はホッと出来る。

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    2021年07月08日
  • おもい おもわれ ふり ふられ

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    サクッと読める。無茶な仕事に我慢ができず巫女になったミノリと元キャバ嬢の李花を中心に、バタバタと楽しく事件が勃発する。

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    2021年06月24日
  • 幻想郵便局

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    あまり期待せずに読み始めたのだが、思いの外面白かった。日常と非現実が薄っすら交わる、正に登天郵便局のようなお話。割とストーリーはほのぼのしているのに、徹頭徹尾薄寒さが漂う不気味さがあり、少しの緊張感に背を押されながら一気に読み進めました。でも癒し小説、ではないかな。文章力よりは設定で押し通すタイプの小説。

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    2021年06月13日
  • 幻想商店街

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    別荘の管理は大変だから売ったほうが良いと助言を下さったアカリさんのご親族は、彼女の安否に不安はなかったのかしらん?
    別荘の光熱費は口座引き落とし?ちゃんと落ちてたのかな?
    などと要らない心配をしてしまった。

    大人 顔負けのホタルちゃんには脱帽です

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    2021年06月03日
  • 幻想商店街

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    再読2回目。
    幻想シリーズは何作目だろうか。作品ごとにムラ(あくまでもわたしにとっての)はあるけど、どれもコンスタントに面白い。突拍子もない設定だけど、どこかにこんな場所があってもいいなぁ、と思える。ほんわか。

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    2021年05月22日
  • 幻想商店街

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    ネタバレ

    今回はいつもパンチが足りない感じがして~。

    場所が商店街だったり、局長が神主もどきをしていたりというところが引っかかったりしてました。

    幻想シリーズはやはりパンチが必要だと思うんですけれども、今回は少なかったです。

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    2021年05月18日
  • 幻想郵便局

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    ネタバレ

    ○おかしな登天郵便局に一人の少女が時間をかけて向き合う
    短大に残って就職浪人中の安部アズサは、就職課への相談の中で「郵便局」の求人があることを知り、早速「登天郵便局」へと出勤することになる。特技である「探し物」を期待されてのことだったが、そこにいる職員は局長の赤井をはじめ局員の青木さん、謎の金ダライを回す登天さんなど、割とわけのわからないメンバーシップである。
    アズサは、途中断念しかけながらも、登天郵便局に隠される「木簡」を探そうとしたり、巻き起こる様々な事件を解決しようとするが、実はこの場所は有名な心霊スポットだった!?

    真理子さんが出てきた時点で、なんとなく幽霊モノかなと思うが、なかなかその全貌は見えてこない。アズサが不審にも思わない時点でややご都合主義的にも思えるのだが、アズサの真っすぐなところに読者はどんどん惹かれていく。最初は脱落しようとするのだが、だんだんメンバーや場所に愛着がわいていくのは、アズサだけでなく我々読者でも一緒でなかろうか。

    黄泉の入り口であるこの郵便局が、現実世界の人間の成長を助けてくれるとは、きっと郵便局の人たちだって気づかなかっただろうね。

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    2021年01月03日
  • ある晴れた日に、墓じまい

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    ネタバレ

     バツイチで家族とも疎遠の正美。乳がんを患い、癌保険に加入して居なかったので金銭的にも苦しくなった。姉はダウン症で施設暮らし、兄は金の無心をしてくる。癌になった事で墓守が居なくなることを懸念した正美は、墓じまいを思い立ち…

     正美がとにかく不憫。顔だけで選んだ旦那とは上手くいかずに離婚。父は開業医だけど性格に難ありで金銭的にも余裕なし。姉は施設暮らしで亡くなった母からは姉を面倒見させる為に産んだとか言われるし、兄と兄嫁はお金の事しか言わない。これだけでも災難なのに、癌にまでかかって。それでもやさぐれず、真っ直ぐ前を前へ向かう正美は凄いです。

     墓じまいがここまで手間がかかるのも知りませんでした。

     経営してる古書店の店員のヒロコがカラッとしてて唯一の救いでした。

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    2020年12月13日
  • 幻想蒸気船

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    幻想シリーズ。

    親を亡くし、仕事をなくし、どん底状態のつむぎ。奇妙島の島主の跡取りの話が持ち上がり、ようやく見つけた職場に、あの世とこの世を結ぶ蒸気船の黒船ペリー号が現れる。

    幻想郵便局の局長が登場するのが、世界が繋がっているようで嬉しかったです。

    ひとの目に見えなくても赤殿中のようなコミカルな生き物がいたら、一人暮らしも寂しくないだろうなと思います。

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    2020年07月19日
  • 小さいおじさん(新潮文庫nex)

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    クーラーもない建物の方で働く主人公は
    ある日給湯室で小さいおじさんを見る。

    都市伝説の、ではなく、そこに住んでる(?)おじさん。
    ちょっとした事ならできる能力を持っているようですが
    人を縛り付けるほどではない模様。
    長く生きていたから? でしょうか。

    土地を売ってもらうため、昔の事件を解決せねば~で
    すぐに協力体制に入るかと思ったら、そうでもなく。
    結界があるのに、そんな事で出ていけるとは…と
    突っ込みたい感じがする移動手段。
    外に解き放たれた小さいおじさんは頑張ってます。
    お酒をどう抱え込んでいるのか、も聞きたい部分です。

    孤独な人にしか見えない、おじさん。
    寄り添ってくれる人がいない、という定義か
    心を通わせている人がいない、という事なのか。
    事件解決後、おじさんとの交流が寂しいような
    良かったような…。

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    2020年06月19日
  • 幻想蒸気船

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    お気楽に楽しく、舞台転換の速さに乗り遅れながら読み終わった。
    赤殿中は赤井局長じゃなかったのか……

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    2020年05月04日
  • 誰も親を泣かせたいわけじゃない

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    エリート証券マン、名門私立高校教師、AV男優、弁当屋…職業でその人の人生が幸せかどうか決めることはできない。

    親を喜ばせたくてその職業を選んだ人はいるかもしれないけれど…親を泣かせたくてその職業を選ぶ人はいないと思う。

    どんな仕事に就いても本人が心から満足して幸せなら、周りの人も親も幸せだと思いました。

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    2020年04月12日
  • 仕掛け絵本の少女 鬼と光君

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    ネタバレ

    歌舞伎町のNo.1ホストのヒカルは、店の客から「鬼の腕」なる怪しげな干からびた物をネットオークションに代理出品する羽目に。それが一千万で落札された物の、それから不思議な事が立て続けに起こり、カイと名乗る少女に古書を買いに行けと言われ…買った古書の中へダイブして平安朝にタイムスリップとかハチャメチャで面白かったです。一目惚れした相手は紫式部。色々ツッコミ所満載だったけど楽しい話でした。シリーズ化希望です。

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    2020年03月18日
  • 仕掛け絵本の少女 鬼と光君

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    絵本の中の世界へ飛び込んで、大?活躍。歯を食いしばってもこの世にいるしかないこの身には夢の世界。ヒカルが光君?… 光源氏のイメージが壊れるよぅ(涙)

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    2020年02月21日
  • 幻想日記店

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    幻想って着く本前に持ってたな、似たようなお話かな?と思って読みはじめました。後書きで3作目と知りました...2作目読んでない...。
    そして1作目の内容を全然覚えてなかったので登天さんも鬼塚さんもわからず普通にソロ本として読んでしまった。続けて読めば登天さんキター!ってなったでしょうに...
    日記店なんてあればぜひとも伺ってみたいお店ですね。登場人物たちのように「●●するような日記ください」と目的を持って注文はできなさそうだから猩子さんにあなたにぴったりの日記はこれ!って選んでもらいたいです。そして猩子さんはみんなが知るあの人なのですね、そうだと素敵だな〜と思った時にだから幻想がつくんだと思いました。

    r2.2.6

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    2020年02月07日
  • 幻想寝台車

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    霊界と現世を結ぶ幻想寝台車

    手違いで死神の村に来てしまった多聞。
    廃駅から幻想寝台車に乗り、連絡バスに乗って?
    兄弟の名前が一宇と多聞、名前が仏教的なところも死神に魅入られたせいか?

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    2020年01月19日
  • 幻想短編集

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    登天郵便局に持ち込まれた手紙が、たそがれ探偵社が謎を解く6編

    あの世とこの世のはざまで、人と幽霊が入り混じり、凝り固まった想いが解きほぐされる。

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    2020年01月12日