堀川アサコのレビュー一覧

  • おもい おもわれ ふり ふられ

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    サクッと読める。無茶な仕事に我慢ができず巫女になったミノリと元キャバ嬢の李花を中心に、バタバタと楽しく事件が勃発する。

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    2021年06月24日
  • 幻想郵便局

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    あまり期待せずに読み始めたのだが、思いの外面白かった。日常と非現実が薄っすら交わる、正に登天郵便局のようなお話。割とストーリーはほのぼのしているのに、徹頭徹尾薄寒さが漂う不気味さがあり、少しの緊張感に背を押されながら一気に読み進めました。でも癒し小説、ではないかな。文章力よりは設定で押し通すタイプの小説。

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    2021年06月13日
  • 幻想商店街

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    別荘の管理は大変だから売ったほうが良いと助言を下さったアカリさんのご親族は、彼女の安否に不安はなかったのかしらん?
    別荘の光熱費は口座引き落とし?ちゃんと落ちてたのかな?
    などと要らない心配をしてしまった。

    大人 顔負けのホタルちゃんには脱帽です

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    2021年06月03日
  • 幻想商店街

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    再読2回目。
    幻想シリーズは何作目だろうか。作品ごとにムラ(あくまでもわたしにとっての)はあるけど、どれもコンスタントに面白い。突拍子もない設定だけど、どこかにこんな場所があってもいいなぁ、と思える。ほんわか。

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    2021年05月22日
  • 幻想商店街

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    ネタバレ

    今回はいつもパンチが足りない感じがして~。

    場所が商店街だったり、局長が神主もどきをしていたりというところが引っかかったりしてました。

    幻想シリーズはやはりパンチが必要だと思うんですけれども、今回は少なかったです。

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    2021年05月18日
  • 幻想郵便局

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    ネタバレ

    ○おかしな登天郵便局に一人の少女が時間をかけて向き合う
    短大に残って就職浪人中の安部アズサは、就職課への相談の中で「郵便局」の求人があることを知り、早速「登天郵便局」へと出勤することになる。特技である「探し物」を期待されてのことだったが、そこにいる職員は局長の赤井をはじめ局員の青木さん、謎の金ダライを回す登天さんなど、割とわけのわからないメンバーシップである。
    アズサは、途中断念しかけながらも、登天郵便局に隠される「木簡」を探そうとしたり、巻き起こる様々な事件を解決しようとするが、実はこの場所は有名な心霊スポットだった!?

    真理子さんが出てきた時点で、なんとなく幽霊モノかなと思うが、なかなか

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    2021年01月03日
  • ある晴れた日に、墓じまい

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    ネタバレ

     バツイチで家族とも疎遠の正美。乳がんを患い、癌保険に加入して居なかったので金銭的にも苦しくなった。姉はダウン症で施設暮らし、兄は金の無心をしてくる。癌になった事で墓守が居なくなることを懸念した正美は、墓じまいを思い立ち…

     正美がとにかく不憫。顔だけで選んだ旦那とは上手くいかずに離婚。父は開業医だけど性格に難ありで金銭的にも余裕なし。姉は施設暮らしで亡くなった母からは姉を面倒見させる為に産んだとか言われるし、兄と兄嫁はお金の事しか言わない。これだけでも災難なのに、癌にまでかかって。それでもやさぐれず、真っ直ぐ前を前へ向かう正美は凄いです。

     墓じまいがここまで手間がかかるのも知りませんで

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    2020年12月13日
  • 幻想蒸気船

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    幻想シリーズ。

    親を亡くし、仕事をなくし、どん底状態のつむぎ。奇妙島の島主の跡取りの話が持ち上がり、ようやく見つけた職場に、あの世とこの世を結ぶ蒸気船の黒船ペリー号が現れる。

    幻想郵便局の局長が登場するのが、世界が繋がっているようで嬉しかったです。

    ひとの目に見えなくても赤殿中のようなコミカルな生き物がいたら、一人暮らしも寂しくないだろうなと思います。

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    2020年07月19日
  • 小さいおじさん(新潮文庫nex)

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    クーラーもない建物の方で働く主人公は
    ある日給湯室で小さいおじさんを見る。

    都市伝説の、ではなく、そこに住んでる(?)おじさん。
    ちょっとした事ならできる能力を持っているようですが
    人を縛り付けるほどではない模様。
    長く生きていたから? でしょうか。

    土地を売ってもらうため、昔の事件を解決せねば~で
    すぐに協力体制に入るかと思ったら、そうでもなく。
    結界があるのに、そんな事で出ていけるとは…と
    突っ込みたい感じがする移動手段。
    外に解き放たれた小さいおじさんは頑張ってます。
    お酒をどう抱え込んでいるのか、も聞きたい部分です。

    孤独な人にしか見えない、おじさん。
    寄り添ってくれる人がいない

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    2020年06月19日
  • 幻想蒸気船

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    お気楽に楽しく、舞台転換の速さに乗り遅れながら読み終わった。
    赤殿中は赤井局長じゃなかったのか……

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    2020年05月04日
  • 誰も親を泣かせたいわけじゃない

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    エリート証券マン、名門私立高校教師、AV男優、弁当屋…職業でその人の人生が幸せかどうか決めることはできない。

    親を喜ばせたくてその職業を選んだ人はいるかもしれないけれど…親を泣かせたくてその職業を選ぶ人はいないと思う。

    どんな仕事に就いても本人が心から満足して幸せなら、周りの人も親も幸せだと思いました。

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    2020年04月12日
  • 仕掛け絵本の少女 鬼と光君

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    ネタバレ

    歌舞伎町のNo.1ホストのヒカルは、店の客から「鬼の腕」なる怪しげな干からびた物をネットオークションに代理出品する羽目に。それが一千万で落札された物の、それから不思議な事が立て続けに起こり、カイと名乗る少女に古書を買いに行けと言われ…買った古書の中へダイブして平安朝にタイムスリップとかハチャメチャで面白かったです。一目惚れした相手は紫式部。色々ツッコミ所満載だったけど楽しい話でした。シリーズ化希望です。

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    2020年03月18日
  • 仕掛け絵本の少女 鬼と光君

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    絵本の中の世界へ飛び込んで、大?活躍。歯を食いしばってもこの世にいるしかないこの身には夢の世界。ヒカルが光君?… 光源氏のイメージが壊れるよぅ(涙)

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    2020年02月21日
  • 幻想日記店

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    幻想って着く本前に持ってたな、似たようなお話かな?と思って読みはじめました。後書きで3作目と知りました...2作目読んでない...。
    そして1作目の内容を全然覚えてなかったので登天さんも鬼塚さんもわからず普通にソロ本として読んでしまった。続けて読めば登天さんキター!ってなったでしょうに...
    日記店なんてあればぜひとも伺ってみたいお店ですね。登場人物たちのように「●●するような日記ください」と目的を持って注文はできなさそうだから猩子さんにあなたにぴったりの日記はこれ!って選んでもらいたいです。そして猩子さんはみんなが知るあの人なのですね、そうだと素敵だな〜と思った時にだから幻想がつくんだと思い

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    2020年02月07日
  • 幻想寝台車

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    霊界と現世を結ぶ幻想寝台車

    手違いで死神の村に来てしまった多聞。
    廃駅から幻想寝台車に乗り、連絡バスに乗って?
    兄弟の名前が一宇と多聞、名前が仏教的なところも死神に魅入られたせいか?

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    2020年01月19日
  • 幻想短編集

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    登天郵便局に持ち込まれた手紙が、たそがれ探偵社が謎を解く6編

    あの世とこの世のはざまで、人と幽霊が入り混じり、凝り固まった想いが解きほぐされる。

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    2020年01月12日
  • おせっかい屋のお鈴さん

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    キャラクター的にはなかなか
    癖のある人たちで良かったのですが
    「幻想」シリーズに比べると
    少し物足りなさを感じました。

    「お鈴」がなぜ成仏しないのかが
    あまり語られず謎のままなのが残念

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    2019年12月31日
  • おもてなし時空カフェ~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)

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    おやおや また徳川綱吉さんにお会いしましたね、それも現代の犬カフェで。

    タイムパラドックスは?パラレルワールドは? まぁ難しいことは置いといて素直に楽しみましょうかね

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    2019年12月24日
  • おもてなし時空カフェ~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)

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    犬カフェを経営するのは徳川綱吉。あの犬公方。これはタイムリークもの。鬼と一緒にやってきた陰陽師の見習い。未来から来た子孫と夫のロボットは暗殺者。コメディタッチなのに温かい。そこが、この作品のいいところです。気がつくとページが進んでいました。

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    2019年12月02日
  • おもてなし時空カフェ~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)

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    相変わらずの世界観なので、安心読める一方、特に驚く事もなし。
    タイムマーシンの使用基準がわからない(笑)

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    2019年11月04日