堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想温泉郷
    面白かった…けれどモヤモヤする。何でもできて、何でもお見通しの神様が全てのキーポイトを担っているのは、なんだか腑に落ちない。全部お見通しの神様にそれをさせてしまっては、物語が動いているように見えて、神様の手のひらで転がってるだけにすぎないようになってしまう。要するに、神様の暇つぶしの戯れみたいな…?...続きを読む
  • 竜宮電車 水中少女
    弱小神社の神である、オレが、とある若者から仕事を依頼され、目の前の現金に目を奪われ、彼に関わっていくことになります。

    見目麗しい男が詐欺を働く心の闇とは?彼の周りにある気配は?新興宗教の真実、オレが好意を寄せたストーカーに狙われたOL、ほぼほぼ力を持たない神は皆をどうすることができるのか。

    けっ...続きを読む
  • 幻想郵便局
    死者と生者の橋渡しをする幻の郵便局。狗山神社の位置づけが今一分かりにくい。全体と指定はほのぼのした雰囲気の話。
  • 幻想映画館
    最初、真理子さんに気付かなかったw
    幻想郵便局をチョイチョイ匂わせますね。
    でも、今回はホラー要素が強いかな。
    中盤から真相がわかるまでは、夢中で一気に読みました。
    最後のお別れが切なかったけど、希望が見えるラストだったので、良かったかな。
  • 100回泣いても変わらないので恋することにした。(新潮文庫nex)
    会話は軽く、小さいおじさんは良く分からない。その存在が重そうだったり軽そうだったり。推理するおじさん‥‥謎解きが‥‥やっぱり良く分からない。ごめんなさい
  • 幻想郵便局
    あの世とこの世の境目の不思議な郵便局。
    ちょっとホロりとしたり、ドキドキしたり。
    面白かった。
    面白かったけど……
    ラスト近くに「え??え??」となり、一気に話がとんでしまい、「あれ??結局なんでそうなったの??」となんだか消化不良な感じを覚えたのは、私だけかな。
    シリーズ読み進めて行けばわかるのか...続きを読む
  • 幻想温泉郷
    幻想シリーズです。

    この世とあの世の境にある幻想郵便局で臨時手伝いをすることになったアズサ。
    「罪を洗い流す温泉」の謎を解きに奔走します。

    おなじみの登天さん、赤井局長、鬼塚さん、青木さんといった個性豊かな面々に、狗山比売、奇妙な占い師ベガ・吉村、好青年の新聞記者、生田さんが加わり…ドタバタと。...続きを読む
  • 幻想映画館
    通常の人には見えない物をうっかり見てしまう主人公。
    この日、それとともに父親の浮気も見てしまった。

    婿養子でうだつが上がらない父親が浮気。
    ものすごくよくある設定ですが、そこからが不思議だらけ。
    一号館と二号館で、使っているのは片方だけ、とか
    いまだにフィルムだとか、奥さんは…とか。

    しかし主人...続きを読む
  • 幻想郵便局
    田舎のほのぼのとした郵便局のお話なのかなーと思って読み始めましたが、当たらずしも遠からず。アズサちゃんのようになりたいものがわからない、夢がわからない人結構いるんじゃないかな。とりあえずでも就職する人もいるけれど、最初の1ページ目からご両親の言葉に感動した。仕事は生活の大半を費やすもの。なりたいもの...続きを読む
  • 幻想郵便局
    タイトルが素敵で思わず衝動買いしてしまった。

    天国への通り道である登天郵便局はユーモアのある個性的な人たち(特に鬼塚さん)のやりとりがとても面白かった。

    アズサが真理子さんの事件の真相を解いた場面が典型的でインパクトがなかったけど、その後の青木さんが過去にあった死にかけた烏であることにはとても驚...続きを読む
  • 三人の大叔母と幽霊屋敷
    相変わらず、やんわり怖いファンタジーだった。なんで、ほのぼの田舎コメディのくせに、怖いねん。(←ただの怖がり)
  • 幻想温泉郷
    幻想シリーズ第五作。
    第一作の「幻想郵便局」の続編という位置付け。
    あの世へ旅立つ入り口の『登天郵便局』で、死者が成仏せずに消える事件が多発。鍵を握るのは『罪を洗い流す』という噂がある謎の温泉。
    再び戻ってきたアズサが温泉の在りかを探すことに。

    懐かしい『登天郵便局』の面々、狗山比売との再会が嬉し...続きを読む
  • 幻想映画館
    幻想郵便局という前作があるのを知らずに読みました。
    幽霊と人間、幽霊が見える人間との不思議なお話。
    面白かった。
  • 不思議プロダクション
    芸能プロダクションのみんなで力をあわせて事件解決!という話かと思いきや、しっかりとオカルトものだったり、民俗伝承が入ってきたりとで、飽きのこない連作短編集だった。
    大福さんのカブト虫ものまねが見てみたい!
  • 幻想映画館
    前作に引き続き主人公のキャラが立っており、ストーリー以上に楽しめた。
    マイペースかつ客観的な視点での描写など、上手いと感じる。
    前作から引き続き登場のキャラもいて、設定が繋がっているのも非常に楽しめた。
    ただ、ミステリー要素はありそうで薄い感じなのも相変わらず。
    さらなる磨き込みに期待したい。
  • 幻想日記店
    幻想シリーズのあたたかな感じが好きで読んできたけれど、この物語は少しだけ趣が違う。
    主人公の友哉は「日記堂」店主の猩子に言いくるめられて無料のバイトをすることになってしまう。
    意外にも日記を買い求める客は多く、それぞれに目的とする日記を猩子にすすめられて買っていく。
    というよりも、お試し読みをした後...続きを読む
  • 幻想映画館
    「幻想郵便局」にも登場したマリコさんが登場している。
    あんなに寂しがりだった…友達もいないと言っていた…マリコさんの幸せそうなようすに、ちょっと嬉しくなった。
    後になってみれば、あんなところにもこんなところにもと伏線は張られているけれど、少しも不自然さがない。
    「あぁ、こういうわけだったのか」と納得...続きを読む
  • 幻想温泉郷
    幻想シリーズ第5弾。第1弾「幻想郵便局」の続編です。このシリーズは装丁が美しいのでそれだけで買ってよかったと思える。
    あいかわらず登天郵便局のメンバーが濃い。続編があるとすればその時は是非、浦島汽船を舞台にしていただきたい。
  • 幻想郵便局
    やっと決まった職場は山の上の不思議な郵便局。
    そこで出あった不思議な人々と不思議な世界とは……
    ようこそ、登天郵便局へ!!
  • 幻想郵便局
    やっと決まったお仕事は、あの世とこの世の境にある郵便局。
    そこで出会う人々と探し物。
    まっすぐな気持ちがあれば怖いものも楽しくなる。
    ほのぼのしてとっても癒されましたー!