堀川アサコのレビュー一覧

  • 予言村の同窓会
    「予言村」シリーズの2作目です。

    堀川さんと言えば、「幻想」シリーズでそぅが…、
    本シリーズは、日常に潜む、なんとなく不思議な事象が、
    予言暦と称する不思議な言い伝えの謎に翻弄されながら、
    展開される、緩ぃホラーファンタジーだと思いますが…、

    前作で、本シリーズの核となる「予言暦」の謎を、
    あま...続きを読む
  • 予言村の同窓会
    あっかるかったり不思議だったり恐かったり…楽しんで読んだところと流してしまったところがクッキリと分かれてて微妙な気分
  • 幻想探偵社
    今回も男性が主人公なのかぁ~
    と思い読み始めたら

    幻想シリーズおなじみ
    あの家系の人が!
    なんであの人がここに!
    なかなか楽しく読めましたよ。

    探偵社の話しでしたが
    このシリーズ毎回探偵のような
    謎解きしてるんだよね。

    この本のようななんか楽しそうな
    死後の世界があればいいなぁ~
    って感じたね
  • 幻想日記店
    今回も幻想郵便局に
    書かれてた人たちが
    ちょこちょこっと登場していて
    その部分にはにやにやしながら
    読んでました。

    美人店主の猩子さん
    この人の謎がだんだんと
    明らかになってくるのですが
    ええ!って感じでした。

    日記についていろいろと
    考えさせられる内容でした。

    もし、自分の日記が
    いろいろな...続きを読む
  • 幻想探偵社
    2015-97
    いくつかの話が最後にひとつに繋がっていく。
    15年の謎は結構ひどい話なのに、それぞれのキャラクターが個性的でコミカル。
  • 幻想映画館
    幻想郵便局に書かれてた人たちが
    ちょこちょこっと登場していて
    その部分にはにやにやしながら
    読んでました。

    今回もなかなか
    個性的な人たちが登場して
    最後には、つながっていく
    面白かったです。

    あとがきがなかなかすてきでした。
  • 幻想探偵社
    野球を止めた海彦と、探偵社に縁があった楠本さんが主体となって動きまくる話。
    ほのぼのした話かなーと思いきや、
    海彦たちが解決していく問題群が密接に繋がって、
    大きな本筋になっていくところがニクい。
    一つのまとまった話だったんだなと実感させられた。
    一種のミステリー。

    いつか消えるとわかっていながら...続きを読む
  • 幻想探偵社
    安定した軽快さと面白さの癒し系小説。
    シリーズ第一作を読んでからずいぶん経つが、新しい展開のストーリーに懐かしいキャラクターが登場するのも嬉しい。
    雰囲気もキャラクターも「幻想映画館」の続編的だが、設定は現在風。事件は大分血なまぐさいものの、ほのぼのキャラクター達がグロテスクさを中和してくれている。...続きを読む
  • 幻想映画館
    幻想郵便局の…一応続編?主人公は違いますけど。
    後半の盛り上がりは良かったけど、小学生の頃に読みたい作品だったかも。
    序盤の一目惚れとか、少女漫画チックですし。
    主人公のせいか、全体的に幼い雰囲気で…いや、一応主人公も高校生なんですけどね。
    文庫版になってタイトルが変えられてしまったんだけど、元のタ...続きを読む
  • 幻想日記店
    これまでの幻想シリーズと大きく趣向が異なる。
    生き方の定まらない青年がアルバイトする若く美しい女性店主の日記店は、日記を通して来客の悩みを解く。という設定にビブリア古書堂?と錯覚してしまいそうになるが、そこは堀川アサコ。終わりはしっかり心霊ミステリーに。
    残念ながら古今和歌集も竹取物語も土佐日記も中...続きを読む
  • 幻想映画館
    東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇跡」を読んで、無性に「幻想郵便局」の続編が気になり購入。

    クラスメートに無視され「クラスにいない子」=「幽霊」という感覚は、直前に読んだ「トッカン the 3rd」と同じだ。スクールカーストで精神的な実体を無くした子供たちは、皆そう感じているんだろうか。
    朝井リョウの「...続きを読む
  • 幻想日記店
    幻想シリーズの3作目
    シリーズとはいうものの、前作・前前作を読んでなくともまったく問題なし

    今回は誰かが書いた日記を販売するお店のお話し
    シリーズの繋がりは、登天さんとか鬼塚さんとか出てくるくらい

    ってか、煌子さんはどうやって個人の日記を集めてるんだろね?
  • 幻想映画館
    前作同様に幻想小説
    死者が成仏する映像も流す寂れた映画館で、幽霊が見えるせいで学校に行かなくなった女の子が働くお話し

    前作とのつながりは、登場人物の何人かがかぶってるけど、前作の事を知らなくてもまったく問題がないくらいに関係ない

    悪霊かと思わせて良い幽霊なんでしょ?感が伝わってくるんだけど、実際...続きを読む
  • 予言村の転校生
    そこそこ面白かった、という印象。
    キャラクターがあまりしっくりこなかったことに加えて、短い期間の話であるのに、連続している感じが薄かった、断片的という感じだった。
    舞台設定などは良い設定だなと。
    150208
  • 幻想映画館
    作者の堀川アサコさんは「幻想郵便局」で大デビューした作者で、
    ファンタジー作家。
    とても優しい本を書く方です。
    私は「幻想郵便局」についで2作目ですが、
    ホンワリと流れる時間にホッとする作風は同じでした。

    映画館というちょっと日常から離れたミステリアスな所を舞台にして、
    「この世とあの世」の橋渡し...続きを読む
  • 幻想映画館
    個人的には、前作の郵便局の方が好き。
    ストーリーのテンポとか。

    自分ツッコミのような描写は、好みがわかれるかところでは。
    でも、それぞれの走馬灯が映し出される劇場ってよいな。
    自分の走馬灯はどんな映画になるだろう、と思った。
  • 幻想日記店
    幻想シリーズ相変わらずの"のほほん"ぶりの各々キャスト、、ストーリーは、ゆるり・ゆらゆらの"狭間感"全開。真理子さんの次は、要所を猩子さんが幽玄めいて通りすぎる。鼻で笑ってしまう頁の連続と、今刊は千年来の秘密+ラブコメ+アドベンチャー要素が加わる♪。
  • 不思議プロダクション
    青森の弱小芸能事務所に所属するものまね芸人,シロクマ大福25歳.彼の元にはなぜか不思議な事件が舞い込んでくるのだが・・・.面白いストーリだし,ミステリとしてもマズマズ.なのになぜか感情移入出来なかった.体調不良で読んだからかも.
  • 不思議プロダクション
    連作短編4編
    青森の小さなプロダクションの面々。物まね芸のシロクマ大福、おかまじゃないソフィアちゃん、占い師クロエなど地味に活動している彼らが、少し現実とズレたところの事件を解決していく、ほわわん、ぼよよ~んという雰囲気のミステリー。
  • 不思議プロダクション
    ものまね芸人、シロクマ大福が、いろいろな不思議な事件を解決していく。裏表紙には「ちょっぴりおとぼけ、ちょっぴりファンタジーのエンタメミステリー」と書いていましたが、「ちょっぴりホラー」も加えたくなりました。怖かったです。