月夜彦

月夜彦

770円 (税込)

3pt

3.7

左大臣の姫が、何者かによって腹を食い破られ、路傍でこと切れていた。異様な死に様を見た左大臣は、犯過人の首に千貫文の値をつける。荒れる都のただ中で、散楽舞の青年・小槌丸は、ある企みを抱えていた。それは生き別れの兄であり、右大臣の息子である月夜彦を暗殺し、入れ替わること――。

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月夜彦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年05月20日

    ほんわかした作品を書かれる作家さんというイメージを持っていたのですが、いい意味で期待を裏切られました。
    登場人物それぞれに思惑があり、裏切り、騙し合う。禍神・狼神の不気味さ、人の欲の深さをまざまざと見せつけられた感じです。

    『月夜彦』憐れな人でした。

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月14日

    この辺りの時代の小説は夢枕獏の陰陽師くらいしか知らないので読むのに少し時間がかかった。けど読みやすい。
    読んだ後気づいたけど、ほとんどの登場人物は死んでる気がする…

    最初は妖とか出てくるファンタジー?と思ったけどどちらかと言えばそれは少しおまけ要素なのかも。
    理不尽だと思った神様はやっぱり神様なだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月18日

    散楽舞をして暮らす小槌丸、御曹司は月夜彦。神が力を持ち怨霊も化生も跋扈する都で起きる凶事。
    場面場面は面白いけど、全体としてみると絡み合ってて私には分かりづらい。時々関係がわからなくなる、登場人物関係図がほしいなぁ

    0

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