堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想日記店

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    個人的には郵便局より、こちら派です。
    ファンタジーとリアルさの混合がうまい具合だなと感じ、結末も驚きがあってワクワクしました。
    ちょっと物足りないと思ったりもしましたが。(笑)

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    2014年12月02日
  • 予言村の転校生

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    堀川アサコさん、大好き。
    いろんなものの境界の曖昧さがいい。
    境界の曖昧さにつながるが
    舞台裏が明かされながらも、
    謎が残されるのもいい。
    なんというか、
    生き物の骨太さを感じる。
    今回は中学生が主人公だが、
    大人が主人公のものの方が
    もっと好き。

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    2014年10月19日
  • 幻想温泉郷

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    ネタバレ

    ずっとどこか不気味で面白かった。
    このシリーズは何が起きるのか、どう解決するのかと続きが気になる。
    私にしては早く読み終わった。


    久しぶりの登天郵便局での事件。
    「鬼塚さんはこんなにアズサに当たりが強かったっけ?」と思いながら読んでいた。

    あと、顔がかっこいい人に好かれる心地良さと、いつの間にか少しずつ惹かれていくのはよく分かる。

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    2025年12月14日
  • 幻想郵便局

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    主人公のなんとかなるさという感じもあってサクサク読める
    ほんとにいい話もありほろりとする

    でも、最後なあーやけくそ感なかった??笑

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    2025年11月27日
  • 幻想蒸気船

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    読んでいたのに、感想書いてなかった!!

    今回も今回とて、次々と起こるワーワーな事件に飽きることなく、あの世とこの世の境目ワールドを楽しめました!

    初期の郵便局メンバーが今回もきっちり登場し、青木さんの毒舌も聞けて(読めて)楽しかった。

    しばらく読んでなかったら、シリーズたくさん出ていたので、また読みたいです。

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    2025年11月21日
  • 仕掛け絵本の少女

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    中学生の小寺音々が神社のフリマで間違えて古い仕掛け絵本を買ってしまう。しかもこの絵本、売り払っても置き去りにしても手元に戻ってきてしまう怪奇ストーカー本で、勝手にパラパラと捲れたと思ったら、中から錬金術師の末裔と自称する少女カイが飛び出してきた。軽いお話が読みたくて積読からこちらをピックアップしたけどちょうど良かったかも。LGBTの話題などもあったりしたけど、本当に仕掛け絵本の様なワチャワチャした感じで、まだ読書に慣れていない子供が読むとあまり深く考えずに読めて楽しめるんじゃないかと思った。

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    2025年03月26日
  • 幻想温泉郷

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    あなたは、『罪を洗い流してくれる温泉があったら、入りたいと思いますか?』

    環境省による令和3年度の温泉利用状況調査によると、我が国には2,894の温泉地があるのだそうです。単純に都道府県の数で割ると一県あたり61もの温泉地があることになります。これは物凄い数だと思います。北海道の228箇所から沖縄県の13箇所まで全ての都道府県に存在する温泉地。

    あなたもわたしも日本人である限り『温泉』に行ったことのない方はいないはずです。そして、わたしたちは『温泉』に行くに際してその『効能』を気にします。古の世から病を治す目的で利用されても来た『温泉』。その歴史を考えても私たちが何かの『効能』を期待するの

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    2024年11月06日
  • ある晴れた日に、墓じまい

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    あなたは、『墓じまい』を考えたことがあるでしょうか?

    少子高齢化が止まらない日本。現在進行形で進んでいくそんな事態を前にして、以前は考える必要がなかった事ごとにも意識を向ける必要が出てきています。介護は誰が担うのか?年金はこの先も制度として存続できるのか?問題は多種多様に存在しています。

    そんな中で最近脚光を浴びているのが、人の行き着く先のあり方です。火葬され、骨となった人間の行き着く先、それが『墓』です。『○○家先祖代々之墓』と刻まれた墓石の下に眠る私たちの祖先。しかし、それは『代々』そんな『墓』を守る人がいてこそ成り立つものです。では、そんな前提が崩れたとしたらそこには何が起きるのでし

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    2024年11月04日
  • 幻想郵便局

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    あなたは、『郵便局が選んだ人でなきゃ、来ることができない』という『郵便局』を訪れたことがあるでしょうか?

    2024年6月現在、全国には23,532もの『郵便局』があるそうです。東京都の1,472局から沖縄県の198局まで、都道府県によってその数に違いはあれど『郵便局』は私たちの日常に当たり前のように存在する施設でもあります。

    とは言え、昨今のLINEやメールでのやり取り、ネットバンクの趨勢から物理的な『郵便局』自体に訪れることはめっきり減ったと思います。かく言う私も直近で『郵便局』に行ったのは年単位で遡らなければならない年数になってしまってもいます。しかし、今も大切な役割を果たし続ける『郵

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    2024年11月02日
  • 定年就活 働きものがゆく

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    退職、定年退職が近い将来になった自分と重ね合わせて、想像しながら楽しく読んだ。
    今すぐにでも仕事辞めてたいけど。
    お金、正社員、さらに管理職という肩書きを、捨てることができない。
    かといって仕事だけの人生じゃないし、とか…
    今から準備のつもりで色々読んでいきたい、と思わせてくれる一冊だった。

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    2024年10月12日
  • 殿の幽便配達 幻想郵便局短編集

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    久しぶりの幻想シリーズ。
    連作短編。登天局長が大活躍してくれるので、とても嬉しい。ところどころで「ツラさん」などと呼ばれれるとドキドキと胸が高鳴る思いでした。
    しかし、これまでのシリーズとは趣が違うなあ、と思いながら読み続けていました。

    幻想シリーズ、これまではファンタジーだと思って読んでいましたが、今作は、むしろホラー。1編目を読み終えて、背筋がゾワゾワゾワーっとしました。
    怖い。しみじみ怖い。書かれていない修羅場まで思ってはっきりと怖い。牡丹灯篭を連想したのはなぜだろう。わからないけど、なんとなく牡丹灯篭の語りを聞き終わったときのゾワゾワ感に似てる。
    第3話あたりから、ファンタジーの感じ

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    2024年09月22日
  • 予言村の転校生

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    ネタバレ

    陸の孤島と呼ばれる「こよみ村」での出来事のお話。主人公奈央の父が村長選挙に出馬し、見事当選。父親が落選すると思っていた奈央も併せて転校。この村には予言暦と呼ばれるものがあり、それに従って村が運営されているらしい。そんな長閑で不思議な村で巻き起こる騒動は、人為的なものもあるが、どうにも説明のつかないものもあり、それらの謎が回収されたりされなかったり。いろんなジャンルの要素がギュッと詰め合わされた物語で、面白かった。続きがあるようなので、そちらも読んでみたい。

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    2024年09月18日
  • 幻想郵便局

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    全体的にふわーっとしていて、ほっこり楽しめる…と思いきや、事件の描写はどぎつい表現もあり。面白かったけど、事件の中身ももう少しふわーっとしてたらなお良かったかな。空想的な世界と現実的な世界が混在している感じでした。

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    2024年09月16日
  • 幻想温泉郷

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    このシリーズらしく死生観について色々書かれてたけれど、罪とは何か、正しいとは何か、とさらに考えさせられました。ちょっと胸がギュッと痛くなるような話も…おじいさんのお孫さんの話は切なかったなぁ。
    幻想探偵社に出てきた湖々菜ちゃんも苗字が須藤だったけど、温泉に来てた須藤夫婦と関係あるのでしょうか。
    シリーズ読み進めたいと思います。

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    2024年08月03日
  • 小さいおじさん(新潮文庫nex)

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    最初は入り込みづらいかなと思ったけれど、「小さいおじさん」が登場してからはけっこう読みやすい。

    「小さいおじさん」を見ることができる人間の条件も面白いし、ラストも「やっぱりそうなるか!」と意外性はなかったけれど綺麗に収まった感じがしてよかった。

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    2024年07月23日
  • 定年就活 働きものがゆく

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    終始読みやすい。

    タイトルの通り定年からの就活がテーマで
    働くことについて考えさせられる作品。

    60歳女性の退職からの転職、
    周りと比較してしまう描写がリアルだった。

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    2024年07月20日
  • 幻想郵便局

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    本のあらすじに「癒し小説」と書いてあるが、どこが癒しなんですか!?って思うくらい、展開が予測不可能で面白かった。

    冥界と現世の境にある"郵便局"が舞台で、就職浪人中の安倍アズサがそこでアルバイトをする話。
    アルバイトなのに、巻き込まれる事案はなかなかハードだと思う。
    それでも、周りの人?幽霊?に手助けしてもらいつつ、解決していくところがまた良い。

    この幻想シリーズは、登場人物が少しずつ繋がっていくみたい。
    次の幻想映画館も読んでみようっと。

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    2024年05月29日
  • 殿の幽便配達 幻想郵便局短編集

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    久々の幻想郵便局で嬉しい!幻想シリーズの中でお気に入りです。

    殿の幽便配達、中々シュールでした。
    全部長編で読みたい位、1話辺りが短くアッサリ終わったのが寂しいです。また郵便局のメンバーに会いたいです。

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    2024年05月01日
  • メゲるときも、すこやかなるときも

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    人生いろいろあるなぁと思いました。この物語にあるように、バタバタする出来事が続いても、世界は案外うまくできているのかもしれないと思いました。

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    2024年04月21日
  • 仕掛け絵本の少女

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    仙台、宮城が舞台の冒険物語☆面白くて一気読み!
    最初は仙台が舞台と思わず、苦竹⁇福田町⁇と思いました。
    絵本に出入りするとか飛行する猿とか錬金術師とか、ファンタジーではあるけれど、現代のインターネットとかLINE、学校内のヒエラルキーを花族・イモ族に分類するなど中々面白い☆
    とにかく地名が馴染み深いので、長町とか四郎丸とか出てくるのが嬉しい☆
    それにしてもタカユキの恋は実らなかったし、音々は1人になっちゃったけど続きはないようで…残念。
    仙台に馴染みがある人にはオススメです☆

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    2024年04月07日