堀川アサコのレビュー一覧

  • 仕掛け絵本の少女
    仙台、宮城が舞台の冒険物語☆面白くて一気読み!
    最初は仙台が舞台と思わず、苦竹⁇福田町⁇と思いました。
    絵本に出入りするとか飛行する猿とか錬金術師とか、ファンタジーではあるけれど、現代のインターネットとかLINE、学校内のヒエラルキーを花族・イモ族に分類するなど中々面白い☆
    とにかく地名が馴染み深い...続きを読む
  • 伯爵と成金―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
    おもしろかったけど、最後が唐突に終わった。解けない謎の正解が気になる。余白を残すタイプか〜。聡明じゃないから正解を示してほしい気持ち。読んでいる中でキャラクターに惹かれていった。
  • ある晴れた日に、墓じまい
    親に墓じまいを頼まれたので読んでみた。
    いつかくるその時を考えると先祖に申し訳なく思っていたが、ただの故人の引越しだとこの本が考えを変えてくれた。
  • 幻想映画館
    幻想シリーズ 第2弾。
    女子高生の楠本スミレは、ある日、高校の最寄り駅で
    父の不倫現場に遭遇してしまう。
    父の後を追い学校とは反対の改札口を出て商店街を行くと、
    映画館に迷い込んでしまった。そこはゲルマ電氣館という名画座だった。
    その映画館に入り浸るようになり、不思議な出来事や事件がに巻き込まれてい...続きを読む
  • 定年就活 働きものがゆく
    勝ち気な60歳の女性が、定年後の過ごし方について、孫と共に模索するお話し。
    何の為に仕事をするのか、なぜ正社員が良いのか、悩みつつ興味の赴くままに行動している。
    軽快なストーリで楽しくサクサク読めました。
  • ある晴れた日に、墓じまい
    墓じまいを考えないといけないのかなぁ。めんどくささを感じるけれど、一時の感情で決めて良いものだろうか。めんどくさい人たちの中で、それを前向きに捉えようとして好感が持てる。
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記
    わたし、働くのがキライなんです/「ただ者ではない」感じ
    /まるで恋でもしたみたいだ/地獄のトロイメライ/
    うちの表六玉、クロマグロを釣るんだって/
    うしろのしょうめん、だあれ/
    ちきしょう。ちきしょう。ちきしょう/
    え? ええ? えええ?/暴力なんてのは、敗北の証拠なのだ
    /わたしは、手ひどい裏切り...続きを読む
  • ある晴れた日に、墓じまい
    主人公正美は、がん治療中、親は毒親、兄夫婦もやばい、姉には障がいがあり、元夫も酷い、、、これ、小説だからいいけど、実際自分が正美の立場だったら、心を病みそうな環境。
    本の世界へ現実逃避しがちなのは私も一緒なのでそこはかなり共感した。
    正美の逞しさと、前に向かっていく姿は見習いたい。
  • おもてなし時空ホテル~桜井千鶴のお客様相談ノート~(新潮文庫nex)
    過去や未来からの時間旅行者が泊まる「はなぞのホテル」。ホテルを軸に色々な人の想いが繰り広げられる。最初は仕事を軽く感じていた千鶴だけど、色々な人と接していくうちにホテルが、かけがえのない場所になっていたんだなぁと感じました。ドタバタしてたけど楽しく読めました。
  • 幻想郵便局
    ファンタジーになるのか、タイトルの通り幻想が混じった話(ジブリの千と千尋の神隠しを思い出した。)
    真理子さんが成仏してくれてよかった。
  • おもい おもわれ ふり ふられ

    終わり良ければ….….

    作者の幻想シリーズは、随分読んだけれど、それらとは、ちょっと違う趣の有る作品だった。ミノリの最初の嫌な仕事の書き出しで、思いっきり、気分悪く、げっ!となったが、それからの、話は、あれこれ有って、最後のお弁当のスキ鴨には、顔が、ニマニマしてしまった。こういう話も、好きかも….….(笑)
  • ある晴れた日に、墓じまい
    堀川アサコ作品は初めて。
    読みやすい文体と小気味良いテンポが心地よい。
    他作品も続けて読みたくなりました。
  • メゲるときも、すこやかなるときも
    探さないでください/生きたお金を使いなさい/
    お金がない/つい逃げたい気持ち/怒る、節約する/
    ケンダマさんとチワワ/魔法使いじゃないんだから/
    目的のためなら手段なんて/ひそやかなミステリー/
    修子のヤキモチ/ケンダマ社長/再婚すべきだと思います/星落秋風/転!/早く帰ってきてください/
    進みゆく...続きを読む
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
    読み始めて、シリーズ一作目を読まないといけないと思ってそちらを読み、その後、続きを読みました。
    もう少し、このドロドロした雰囲気、妖艶な感じを推し進めてもらいたい気分も残りました。また、登場時間の長いドラ息子の屈折ぶりがもっと大きいとより楽しめるのかな、とも思いました。
    一筋縄ではいかないような謎解...続きを読む
  • 伯爵と成金―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
    読み進めるうちに成金の道楽息子がことのほかいい奴に思えてきてしまう。
    終わり方をみれば、これ2巻もあるのかな?という期待も。
  • 幻想商店街
    ちょっと斜に構えながらも、とても素直な小学生のホタルが面白く、応援したくなった。あの世とこの世を繋ぐ場所なのにここが暖かい場所なのは、ホタルのおかげなのかも。他の作品も読んでみよう。
  • 幻想探偵社

    ほんわか軽~い小説では無かった

    ほんわか、軽~い小説かと思いきや、結構、重く、ミステリアスな一冊だった。幽霊専門の、たそがれ探偵社に、依頼人の幽霊が、訪ねて来た時に、たまたま居合わせた中学生二人。15年前の事件を調べていく内に、出会う様々な人とその人生。中々、考えさせられる物が有った。
  • 幻想郵便局
    非現実的な設定なのに、あまり違和感なく読み進められる。

    山の上の、必要とする人だけに存在する登天郵便局。

    亡くなった父を想いながら、読めました。
  • 定年就活 働きものがゆく
    個人的には好みの作品でした。勢いで60歳で定年退職をした妙子が再就職先を探して奮闘&葛藤する姿に親近感を覚えました。自分だったらどうするんだろうと考えながら読み進めました。家具のタケオカや株式会社スピカのような会社も現実に在りそうで無さそうな、そんな感じが面白かったし、また孫の瑠希との共同生活から妙...続きを読む
  • 幻想遊園地
    「幻想映画館」で出てきた真理子さんと「幻想探偵社」がコラボで楽しかったです。
     今回はその真理子さんが主役。ちょっとズレてる真理子さんだけど、今回は大活躍でした。
     大奥様など懐かしいメンバーもチラホラ出てきてこれも嬉しい出演でした。

     またどこかでコラボ企画して欲しいです。