堀川アサコのレビュー一覧

  • 幻想遊園地
    あれほど行っていた楽しかった場所も大人になると行かなくなり、失ったときに大切さに気づいたりすることを思い出しました。まだ存在するならば、懐かしいな、久しぶりに行ってみようかと思ったときに行こうと思いました。
  • 殿の幽便配達 幻想郵便局短編集
    登天さんと幽便配達に出かけた「殿」は、ウイルスや熊から平安貴族まで転生をくり返していると言う。しかも経験や記憶を引き継いでいるらしい。
    解脱できず輪廻転生を繰り返しているなんて、なかなか壮絶な経験だ。
    登天さんの様に、千年を超えて生きているのも、大変だと思うけれど。。。登天さんは、いつから幽便配達し...続きを読む
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記
    キッチン・テルちゃんと言うお弁当屋さんへバイトを決めた主人公の亜美。がむしゃらに働くのは嫌、集団行動や会社勤めが合わず、なまけ者を自負する亜美だけど、なぜかキッチン・テルちゃんでの仕事は苦痛でなく…

    亜美ちゃんの設定に親近感、誰だってそんな働きたいわけないでしょと思う派なので共感しつつ読みはじめま...続きを読む
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記
    お仕事小説かと言われると疑問だけれど面白さは間違いなし。
    主人公・亜美ちゃんを筆頭に登場人物みんな自分勝手にやっていてそれがだんだん気持ち良くなってくる。
    自分の生き方を貫き通すことを諦め、他人に合わせることに疲れ果ててしまった大人たちに読んでほしい。
  • ある晴れた日に、墓じまい
    44歳。バツイチ。職業古書店経営。乳癌を患い実家の墓じまいを思い立つ。人生の残り時間を考えるとき人は何を思うのか。自分のために、家族のために、残された誰かのために。
  • 幻想探偵社
    シリーズ物とは知らなかった。
    幽霊限定の探偵社の不思議な話。
    怪談、推理小説、青春もの。様々な要素が入ってるけど、まとまっている。
    ラストは謎。
    そして幽霊は実はその辺にウヨウヨいる。妙に納得。
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記
    新ジャンル❓のお仕事小説。
    軽快な展開と謎解きが面白い。
    が、後半一気にまとめに行った気がしないでもない。
  • 定年就活 働きものがゆく
    テンポよくサラリと読めた。
    お金に困っているわけではないのに、正社員にこだわって仕事を探す、その姿勢に違和感を覚えた。
    食べていけるだけのお金があれば、あくせく働くことなく、好きなことや趣味に没頭した生活をしたいと改めて思った。
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記
    新卒一年目にして働く辛さを味わい、「働くことが嫌い」になった主人公。親戚から紹介された惣菜屋の面接で、「働くことが嫌い」なことを力説したけれど、そこを気に入られて、勤めることに。狐につままれた感じのまま、働き始めると、嫌いなはずの仕事に楽しさを感じ始める。トラブル続きで結構大変だったはずなのに。仕事...続きを読む
  • キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記
    すごく読みやすかった!
    お仕事のお話かと思いきや、恋愛?かと思いきや、人情?、、かと思いきや、、ホラー?(笑)という感じでした。
    私もお惣菜屋さんで働きたい!
  • 大奥の座敷童子
    最初、いろんな章がぼんやり終わるなーと思ってたら、最後に繋がった。
    江戸時代後期だけど、会話が現代語なので、スラスラ読める。
    そういえば、篤姫って家定に嫁いだんだっけ。
  • 幻想郵便局
    あの世とこの世の境目。
    そんなところに存在する郵便局に探し物が得意なだけで、
    就職してしまった女の子の奮闘?物語。

    ほんのりファンタジーな雰囲気で
    亡霊も神様も生きた人間もまぜこぜの世界で
    のんびりした主人公がおっかなびっくり関わっていく様子が
    よかった。

    神様は怒らせちゃいけないね。
  • 幻想郵便局
    ちょっとファンタジー色の強いホラー小説。
    主人公アズサは普通の人。ちょっと人より探し物が得意ってだけ。
    このアズサがいろんなことに巻き込まれ、いろんなものに出会い、それでも日常を過ごして行くお気楽さが読んでいて元気が出てくる。
  • 幻想探偵社
    野球部をドロップアウトした中学生の海彦が拾った生徒手帳が好きな子のものだった、という導入から、なんか甘酸っぱい展開なんだが、最後は結構えぐいな。相思相愛の海彦とユカリの二人が幽霊になったヤンキーの大島の身体を探すのだが、ずるずると意外なことが分かってくるのが面白い。
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
    棘の家/何か報いましょう/ラバさん/肉の恋/エピローグ

    耽美と退廃ってやっぱり苦手かな
    こんな人たちは帝都にしかいないんじゃない?
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
    実を言うと文体やテンポがあまり好きではないシリーズなのですが、読んだ表面の裏に何か潜んでいる感じが気になって読み続けてます。
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
     今回はわりとエログロっぽい話が多くて(-"-;A ...アセアセ

     なんだか黒幕が次の巻には出てきそうですね。
  • ある晴れた日に、墓じまい
    墓じまいって全然無縁な出来事じゃないなあ。ウチもなにかあったら墓を守る人が私らの代でいなくなるもの。現代の墓じまい、色々お勉強になりました。
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)
    所謂バディものの定型からはかなり外れる。ワトソン役ばかりが走り回っている感じで、肝心のホームズ役の影が薄い。もちろん探偵役は結末で快刀乱麻を断ちさえすれば、それで面目は立つのだが、オカルト要素が絡んだりするものだから、肝心の結末の歯切れがよいとは言えない。これではちょっと立つ瀬がなかろう。また本作は...続きを読む
  • 不思議プロダクション
    ★でも、どうしておれが(p.29)

    ■要点■
    (一)青森の芸能プロダクションがかかわるおかしなできごとに所属芸人のシロクマ大福たちが対します。
    (二)書名では「不思議」となっているがそこまで不思議ではないかもしれません。霊的なあれこれは出るけど。
    (三)けっしておもろないわけではないんですが妙に盛...続きを読む