堀川アサコのレビュー一覧

  • 三人の大叔母と幽霊屋敷

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    こよみ村の中学の行事には村中が参加するみたい。そこで起きた事件?と予言暦の盗難?手ごわい三人の大叔母相手に奈央と麒麟が動く。さて本当に予言の暦があったら読みたい?読みたくない? 私は‥‥読まないなきっと。

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    2016年09月20日
  • 大奥の座敷童子

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    ソバ65億杯分にも膨れ上がりかねない負債を抱えている野笛藩。
    この状況を打開すべく、美人相撲1位となった今井一期は、江戸城大奥にいるという野笛藩出身の座敷童子を連れ戻す任務を命ぜられる。はたしてイチゴは座敷童子を見つけ、野笛藩を救う事ができるのか!というお話。

    ソバ65億杯分の負債じゃ~自分たちの力じゃ、もうどうしようもないのだろうが(笑)
    座敷童子に何とかしてもらおうという他力本願的な発想が面白い。

    この野笛藩の面々。イチゴも含め、どこかおっとりしているというか。。。。なんというか。なぜか憎めない。

    イチゴを支える面々も個性があって魅力的だ。
    特に、サダさんは良い味出してる。

    シリー

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    2016年06月29日
  • 小さいおじさん(新潮文庫nex)

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    ひとりぼっちにしか見えないという、小さいおじさんが暗躍したり、大活躍したり、面白かった。

    職場的にもこのお話の舞台は身近で、もしかしたら私の席から見える書架の隙間を、黒い影がよぎるのではないかと思わずにはいられない。

    見えた日には、それはもれなくひとりぼっちであるということになるわけだけど、おじさんと出会えるのなら、ひとりぼっちも悪くないかも。またどこかで小さいおじさんの活躍が読めるといいなぁ。

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    2016年05月26日
  • 幻想映画館

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    幻想郵便局に続いて2作目の幻想シリーズ。 このシリーズは本当に面白い。 女の子が主人公でとても不思議な物語が進んでいく。あの世と繋がりを持つ場所を巡りたくさんの出来事が起こる。 必ず幽霊が出てくるのだがちっともオカルトチックでないし、何だがほんわかした感もある。堀川さんはこの手のストーリーの名手だ。

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    2016年05月04日
  • 幻想映画館

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    幻想シリーズ2作目。ここんとこの慌ただしい仕事が続くなか、やわらか系ファンタジーが心地よい。謎ときみたいなところや、プチホラーチックなところも楽しめるし。

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    2016年03月14日
  • 幻想探偵社

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    幻想シリーズなんですが、このシリーズの「シリーズなのかな?あぁ、シリーズなんだね」という緩いつながり方がとても好ましい。登場人物がそれぞれ素敵なキャラクターで、個性を発揮してるんだけれども、シリーズであることを強く主張しない。その分、「うん、そうだよね、そうそう」とにんまりさせられる感じが、これもまた、好ましいのです。
    さすがに、探偵社。今までで、最も事件らしい事件となりました。ご都合主義かと思えるくらい、すべてのことが事件に集約されていくのは、幽霊が中心人物なのだから、仕方がないことで、それが文章にスピード感を与えているんですね。
    一番意外だと驚いたのは、探偵社の新所長、へえ、あんたが所長に

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    2016年02月05日
  • 幻想探偵社

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     堀川アサコさんが書かれた「幻想探偵社 (講談社文庫)」は、「幻想郵便局 (講談社文庫)」から続くシリーズ物の第4作目だ。今回は幽霊専門の探偵社が舞台の物語だが、怖くもなければ恐ろしくもなく、ほんわかとした心温まる物語だ。

    《あらすじ》
     中学校の野球部でエースをつとめる海彦は、チームを夏季大会で準優勝に導いた真面目な性格の生徒。そんな海彦は父親のちょっとした一言でスランプに陥ってしまい、やむなく野球部を休部してしまう。
     周囲の理解を得られないまま、やるせない気持ちで街を歩く海彦の前に、同級生で密かに憧れていたユカリの生徒手帳が落ちていた。慌てて周囲を見渡すとユカリは古ぼけた雑居ビルに入っ

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    2015年11月09日
  • 幻想探偵社

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    幻想シリーズ。幻想郵便局以来、ひさしぶりにこの著者の本を読みました。自然に幽霊が存在するような描写が面白く、特に幽霊と生者の掛け合いがよかった。他のシリーズも読んでみたい。

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    2015年10月09日
  • 幻想日記店

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    シリーズ第3弾とはいうものの、このユルーイつながり方がいいです。シリーズとしてのつながりってなんだろう?と思いつつ、そうかあ、ここね!という感じのつながり。
    そのゆるさが、作品全体を覆っている感じで、フワフワ~っと楽しく、最初から最後まで読みました。
    これが伝奇小説なら、ここの部分を解釈しないで済ませるの?などということも考えるんだけれども、このゆるいファンタジーではそんなことは横に置いておいてもなんの差しさわりも疑問もない。最終的にとっても満足しました。
    第4弾を読み始めます。

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    2015年09月23日
  • 幻想探偵社

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    幽霊問題専門の探偵社。どこぞの怪異を調べてほしい人や、巷でウロウロしている幽霊さん達のために活動する。探偵長はあの人で‥‥ いやぁ参りました。

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    2015年08月14日
  • 幻想探偵社

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    ネタバレ

    記憶喪失の幽霊、大島の死の謎をふたりの中学生探偵の海彦とユカリが追いかける。

    幻想郵便局に続いての一冊でしたが、独特のユルい世界観が好きです。登場するブラウン管テレビなどのアナログ的な世界観も手伝っているのかもしれない。

    海彦とユカリの恋愛観も、初々しくて良いです。大人になると素直さがなくなって来るからなと思ったりしました。

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    2015年08月12日
  • 幻想映画館

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    幻想郵便局を読み終えてすぐ読んだので
    スッと入れました。

    郵便局ほどの驚きはありませんでしたが、まりこさんが成仏したシーンでは
    じんと胸があつくなりました。

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    2015年04月11日
  • 不思議プロダクション

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    東北の地域密着プロダクション。
    本業より、謎解きに能力を発揮する…いや、巻き込まれる芸人たちが主人公。
    ゾーッとしつつも楽しめます。

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    2014年11月10日
  • 幻想日記店

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    幻想シリーズ3作目。

    日記を売るちょっと怪しげな店の不思議な店主、猩子さんのもとでバイトすることになった大学生友哉くん。

    そのお店には一風変わったお客さんたちがやってきたり、配達人がやってきたり。

    印象に残った言葉は、「終わらないというのは、始まらないのと同じこと。死なないってことは、生きていないのと同じこと」です。

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    2014年08月28日
  • 幻想日記店

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    幻想郵便局、幻想映画館もオススメです!
    現在、幻想探偵局も連載されているそうなので
    是非、読んで見てください。

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    2014年06月15日
  • 相続始末記

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    テンポよく進む軽いストーリー展開で、サクッと読めました。
    ラストが「えーーっ」って展開でしたが、まあまあ・・・。
    重めの遺産相続テーマを楽しく展開の1冊。

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    2025年12月16日
  • 幻想日記店

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    ネタバレ

    「日記を売る商売」という題材が良い。
    ただ、前半〜中盤まで停滞したので星3。
    終盤になると読む手が止まらなかった。
    シリーズ1・2と比べると少し物足りなかったかも。

    途中で登場した人物が、違う形で大事な人物として現れた時はワクワクした。
    最終衝撃的なファンタジーで面白かった。

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    2025年11月24日
  • 悪い麗人―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)

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    死んだ人間からの依頼。

    結局あれはどうなった? な謎に
    一応答えをもらった今回。
    ひとつひとつ階段を上っていくかのように
    前回の謎が解け、理由がわかり。

    いやでも結局、像の元、だけが謎?
    夢の繋がりも疑問ですが。

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    2025年10月19日
  • 伯爵と成金―帝都マユズミ探偵研究所―(新潮文庫nex)

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    父親が死んだ。
    息子が犯人だ、と密告があった、らしい。

    放蕩息子を想像したら…な肩書をもつ主人公。
    父親が死んだから、な1話目展開は早かったです。
    いや、そうじゃないかなとは思いましたが。
    確かに現場を押さえるのが一番早いですが。
    結局、主人公の父親の過去がどうだったのか
    謎の状態に。

    ヒモ生活をさせてくれていた相手が
    帰ってこなくなった2話目。
    強制同居が始まったわけですが
    思考回路がこれまたすごい。
    からの3話目になってくると、そう簡単に
    驚かなくなったというか…。

    4話目にたどり着いたら、あぁなるほど、としか。
    壮絶いうべきなのか、狂ってるというべきか。
    犯罪をしよう、と思う時点で

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    2025年10月11日
  • おせっかい屋のお鈴さん

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    ネタバレ

    幽霊のお鈴さんと、お鈴さんが見える社会人のカエデの話。カエデはお鈴さんに毎回振り回されるが、恋人のこんちゃんと協力し、解決していく。こんちゃんの優しさというか包容力に癒された。昔住んでいた仙台の話だったので、イメージしやすかった。

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    2025年09月05日