【感想・ネタバレ】相続始末記のレビュー

あらすじ

会社員のフクミは、姉の舞子から父が心臓発作で入院したとの報せを受ける。入院直後はいつも通りに振る舞っていた父だったが、突然亡くなってしまう。相続の手続きを進めるために戸籍謄本を確認していると、父に離婚歴があり母違いの兄弟が二人いることを知る。父の遺産相続権をもつ兄弟に直接会いに行くため、姉妹の二人旅が始まる――。父の死をきっかけに、今まで知らなかった家族の顔が見えてくる波瀾の相続エンタメ!

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Posted by ブクログ

父の死後 突然現れた異母兄弟との間でのドタバタ相続事件。
ドロドロの内容かと思ったらそんなことはなかった。嫌なキャラかと思った兄も愛すべきキャラだった。
現実の相続ってこんな風にトントンで行かないんだろうなと思いつつも、こんな風になったらいいなと楽しく読めた。

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2024年10月15日

Posted by ブクログ

人の命の儚さと、複雑な長兄の愛情を覗き見た感じになる話でした。

死んだ後で「実はあの人は・・・」って(ネガティブにでもポジティブにでも)評価が変わるのって、その人にとっては痛くも痒くも/嬉しくも有り難くもないんだろうとは思うんだけど、残された人にとっては落ち着かないものですよねー。

タイトルになってる「相続」は、想像していたドロドロ感は全くなく、実に爽やかな始末でありました。

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2024年11月20日

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