吉本佳生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.ビットコインとは何か、なぜ生まれたか
ビットコインの基本的なこと他の通貨と何が違うのかなど
が書かれています。
2.ビットコインは通貨として通用するか
通貨について金融について
クレジットカードとの違いなどについて書かれています。
3.ビットコインを支える暗号技術
マイニングやブロックチェーン、RSA暗号、ハッシュなど
暗号技術について書かれています。
4.ビットコインは通貨の未来をどう変えるか
法定通貨対ビットコイン、中央銀行について
複数通貨についての議論、過去の通貨制度
暗号通貨の突然死リスクを軽減する方法
マイニングの難易度、通貨制度の未来
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Posted by ブクログ
2015.9.9
スタバのコーヒーの目に見えないコストを切り口に、少子化対策での小児医療費無料化にまで話が及んでいた。
安いもの、安い料金...表面しか見ないことは個人の怠慢であるのかもしれない。
一見良く見える政策でも、無料化することで混雑が起き、時間と小児科医の仕事量の部分で不均衡が起きることを分かりやすく説明してあった。現在の救急車が直面している『本当に必要な人、必要な時に足りない』問題が発生するのではないかと筆者は考えている。
確かに無料でどんな状況の人も医療を受けられる制度は必要かもしれない。しかし、医療の現場からすると迷惑なこともあるのだろう。本当に必要なところに人と金を集められる -
Posted by ブクログ
ネタバレ通貨とは何か、ということで経済学者の吉本氏が2章を、ビットコインとは何か、ということで西田氏が2章を書いている。ビットコインの技術的な側面についてはこのうち一章のみで、しかも「ハッシュというのがあって、、、まぁ、詳しくは説明しませんが、、、」というような書きぶりでやや物足りないかも。マウントゴックスがハッカー(?)被害に遭った経緯についても触れられていない。
ビットコインはメンコのようなもので、その価値は仲間うちだけで通用するものだ、という説明は腑に落ちる。
・ビットコインのシステムでは、取引の記録全てがネットワークを流れる。新しい取引が付け加えられると、nonceという数値を用いてハッシ -
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具体的なデータが肝の本。これは中々切り抜きがむずかしいな。。
・これから10年とか20年とかで、確実に急成長する消費市場があります。「高齢女性の消費市場」です。
・液晶・プラズマディスプレイなどの「薄型テレビ」こそが、最近でもっとも成功した成長戦略の実例です。これをいろいろな人に話してみたところ、たいていの人がそうとは意識していなかったのですが、いくつかのデータを見せるとすぐに納得してくれました。
(その急速な拡大こそが、赤字転落の原因の一つ)
・もっと速く普及してもおかしくなかったと、筆者が感じた家電製品があります。「温水洗浄便座」と「食器洗い機」です。その理由は、使ったことがある人の -
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≪目次≫
はじめに
第1章 価格の基本を知ろう
第2章 大きいことはいいことだ?
第3章 価格差別のことを学ぼう
第4章 ライバルとの戦い
第5章 価格戦略の応用
第6章 個人にとっての経済
第7章 マネー世界の論理と計算
「さらに経済を学びたい人のための補講」
現代のiPhoneと100年以上前のT型フォード
おわりに
≪内容≫
著者の勤める大学院での講義を基としたもの。講義と言っても本のスタイルと同じように、質疑応答で進められていたようだ。副題には「経済学思考トレーニング」とあるが、ほとんどが価格に関する話。ただ、「なるほど」と膝を打つ、一般人とは違う、経済学者の論 -
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「データ分析ってこうやるんだ!実況講義 - 身近な統計数字の読み方・使い方」 吉本佳生 ダイヤモンド社
データを分析して、特徴を見つけ出す時に、陥りやすい問題点(失敗、誤り)と危険性、それらに関する注意点と留意点を、読み誤りやすいデータの事例を通して、紹介し、失敗しないための対策を解説している。8つの事例の中でデータ分析の取り組み方と導き出された結果がおもしろいものもある。
【本書の内容】
はじめに ケータイ会社が学生のいる家族を優遇するのはなぜか?
第1講 テレビと旅行に関するインターネット調査が役立たずなのはなぜか? ~ビッグデータ&統計学ブームの危険性
第2講 米よりパンのほうが -
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データ分析をしたかったわけではなくて、むしろどんな手法が紹介されているのかなあ、という好奇心から。
ところが、統計学の威力に頼るのではなく、ビッグデータの威力を生かしたデータ読解力の本、と。作業量で統計学の知識のなさをカバーしろ、と。ちょっとおもしろくなってきた。
データ読解力は経験で高められる、複雑な手法に素人は手を出すな、それより基本的なもので経験を積め。ということが趣旨。
ブログやらSNSやらを見ていると、データ読解力が低い(のか、わざとか知らないが)人が騒いでいるのをよく見るけれど、じゃあ自分がわかっているかというと自信がない。この本に出てくる分析例は、僕にとっては金融以外はなかなかイ