吉本佳生のレビュー一覧

  • 暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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    WIRED誌でもビットコインについて取り上げていたので、それと連動して本書を購入。理解を深めようと思い購入してみました。
    本書は、IT(技術)と経済の両面からビットコインについて論が進みます。
    私は大学で歴史系の勉強をしていて、正直経済や数学的なことは苦手です。本書もだいぶ噛み砕いて説明してくれてはいるのでしょうが、私の頭では一回読み通しただけでは理解が追いつきませんでした。
    その点に関しては、時間があるときにも腰を据えてじっくりと読み直したいと思います。
    個人的には、本書を読む前には簡単でもいいので経済について勉強しておくと理解しやすくなると思います。
    結構経済的な用語が出てくるので。
    ビッ

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    2015年05月21日
  • 暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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    ビットコインってぼんやりとしたイメージしか持って無かったので、どういうものか知るために、ちょっと読んでみたら、大変得るものが大きかったです。
    本書ではビットコインの説明だけでなく、通貨とは何か?またどういう機能があり、どのような発展を遂げ、今後どのようなことが予想されるのかがコンパクトにまとめられており、通貨の歴史的な流れの中でのビットコインがどういう位置にいるかも分かり大変面白く読ませていただきました。

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    2015年05月05日
  • 暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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    ビットコインを科学の目から解説した本
    暗号の勉強もできるし、経済の勉強もできる
    内容はすごくおもしろかった

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    2014年12月06日
  • データ分析ってこうやるんだ!実況講義

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    失礼ながら著者は僕の中で「凡百のビジネス書著者」だったのだけど、認識を改めた。
    きっちりと数値を調べ上げて、とても丁寧に分析をしている。
    決して難解な理論を振りかざすのではなく、ただ「きっちり」「丁寧」にやっているだけ。
    でもそれがなかなかできないんだよね。
    そこをちゃんとやっている本書はとても誠実だと思うし、折に触れて見返すに値する良書。

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    2014年10月29日
  • 数字のカラクリを見抜け! 学校では教わらなかったデータ分析術

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    文系学生の私には、初めて知ることが多かった。
    はじめにエピソードがあり、それを開設しているので読みやすい内容になっていたので、頭に入りやすかった。
    数字を疑う習慣をつけたいと思います。

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    2014年10月24日
  • 暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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    ■「仮想通貨革命:ビットコインは始まりにすぎない」
     (野口悠紀雄 ,ダイヤモンド社 ,2014)も読んだが,
     本書の方が読みやすくてよかった。

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    2014年09月22日
  • 暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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    ビットコインが小額決済として有利な理由からはじめ、ビットコインを成り立たせる難しい数学的なシステムをわかりやすく説明している。説明を後にまわすことが傾向として多いが、本質を先に理解させるためだから辛抱強く読むことが推奨される。他にも、貨幣論的な話と金融論的な話もしっかり盛り込んである。

    悪評もある中で、通貨における進化の可能性をビットコインが示しているとし、今後も成長しうるその根拠を述べたフェアな一書であると思う。

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    2014年09月09日
  • 暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり

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    ネタバレ

    口述筆記らしい文体。それだけに類書のなかでは飛び抜けて読みやすくなっている。かといって軽い本ではなく十分にタイトル通りの内容だ。
    「通貨とは」などと演繹的に説明するのでなく、決済周辺の過去の歴史に触れながらビットコインなどの新しい仮想通貨または暗号通貨の説明をおこなっている。
    ビットコインに関係ないようなところばかりメモしてしまったような気がする。が、これらが説明には必要であったと思う。もちろん、本筋の技術的な説明も、RSAとかハッシュ値とかマイニングとか、なされている。自分がすでに理解してるのでメモしてないだけで。
    流通の発展とインターネットによる情報の流通のための国際的な決済手段、少額の決

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    2014年07月09日
  • スマホは人気で買うな! 経済学思考トレーニング

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    ネタバレ

    『戦略思考トレーニング』の経済学版を自称している本。
    クイズと解答の形式で、価格、とりわけ価格差別に関連した経済の話題が身近に学べる。とはいうものの、この本を読んだから賢い購買者になれるかというと、知識と行動は別という感じがする。
    14-67

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    2014年05月31日
  • データ分析ってこうやるんだ!実況講義

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     データ分析はなぜ必要なのだろう。それは自分の立場を極限的に良いところに持っていくため、だからデータは良心的な人のところに集まらない限り誤った解析をされる可能性を大いに秘めている。

     そしてこれからのビックデータ化この争いの覇者がすべての権限を握ることになるだろう。




     どれだけの長さの期間を見るか
     機関区切りを「月」「四半期」「年」のどれにするか
     どの時点の値を基準にした指数でみるか

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    2014年05月07日
  • 数字のカラクリを見抜け! 学校では教わらなかったデータ分析術

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    ○エコノミストの吉本佳生氏の著作。
    ○会社で使う各種統計資料の作り方、読み方、見抜き方について、具体的な事例をベースに解説したもの。
    ○上司と部下の会話など、具体的な場面を想定して事例を紹介・分析していたため、とても分かりやすかった。
    ○統計というと、たくさんの計算があったりしてとても難しい印象があったが、意外と理解しやすいことが分かった。特に、増加率といった比率についてのグラフは、結構間違って理解していたんだなぁと反省した。
    ○ポイントは、「グラフを読むときは縦軸と横軸の設定をまずは見ること」、「データは一段階深く読むこと」「半信半疑で読むこと」かな。実は当たり前のことなのだろう。

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    2014年04月08日
  • データ分析ってこうやるんだ!実況講義

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    内容は、タイトルのまんまです。
    たくさんの例とたくさんの図・グラフを使って、わかりやすくデータ分析の方法について説明しています。

    難しいと思うところは、飛ばして読んでも構わないと思います。
    それでも十分に読む価値のある本だと思います。

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    2014年03月29日
  • データ分析ってこうやるんだ!実況講義

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    ○エコノミストの吉本佳生氏の著作。
    ○具体的な数字・データを用いて、世の中にあふれる悪い例を紹介しつつ、統計分析の手法や実践方法を紹介したもの。
    ○説明が平易で分かりやすく、具体的なデータを元にしているので、理解しやすい。
    ○中盤以降は、やや高度になってきて、理解できたかが不安だが、それでも、とても分かりやすい。

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    2014年03月27日
  • スマホは人気で買うな! 経済学思考トレーニング

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    スタバではグランデを買えの続きになりそうなので読む。今回はクイズ形式で一つ一つが腰を据えて解説という感じじゃなかったり、出版社変えたからか重複があったりするので今までに比べれば一段落ちるけどまあ良いかな。

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    2014年01月16日
  • 日本の景気は賃金が決める

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    日本の賃金格差が大きい事実を克明に述べている.男・大・正・長と女・小・非・短という頭文字で表しているが、世界一格差が大きい由.景気を上げるためには賃金の上昇が不可欠だと強調している.「賃金利得が民間消費に使われる」という事実を意外に見ていない政治家が多いと述べているが、その通りだと思う.

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    2013年12月20日
  • データ分析ってこうやるんだ!実況講義

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    まさに「データ分析ってこうやるんだ」と様々なデータから自分の求めた分析をするツールとして役に立ちます

    「どの時点の値を基準にした指数でみるか」(P.47)はとても重要でグラフ絵画したものが自分の主張したい結果をシンプルに伝えます

    ただ第6章の「TOPIX連動の投資信託」に投資するよりも「銀行株価指数連動の投資信託+預金」という結論には同意できません

    計算上は同程度とリスクとなる関係から金融機関に支払うコストが節約できるとのことですがETFを活用するならTOPIXはとても低コストで購入できるし銀行株価指数連動のETFは流動性に何があります
    理論的には正しくても実際には使い辛い戦略です

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    2013年11月07日
  • 確率・統計でわかる「金融リスク」のからくり 「想定外の損失」をどう避けるか

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    投資初心者の個人投資家であっても、投資の際には考慮してもらえるわけではない。
    金融商品のリスクがどれくらいなのかイメージできないからこそ、初心者なのだが、それがとても怖い状況であるということがひしひしと伝わる。

    本書では、ボラティリティ(資産価格の標準偏差)から「リスク」を説明している。
    世間で理解されているリスクの意味合いとはだいぶ違うし、そのリスクを具体的な数値でつかもうとしている。
    そして、自分でさいころを振って、どれくらい資産が増える(または減る)かを自分で実感できるよう、シミュレーションできるようにしてあるのが眼目だろう。
    (実際は、何十回とはやってられない気はするが)

    中長期の

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    2013年11月04日
  • 日本の景気は賃金が決める

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    データに基づく主張で、わかりやすく、かつ説得力があった。
    使用しているデータが、各省庁の白書等、やろうと思えば、読者が確認できそうなところも気にいった。
    資源価格の高騰が価格に転嫁されなかった背景など、勉強になった。

    この著者の別の著作を読みたい、と思える本。

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    2013年11月02日
  • データ分析ってこうやるんだ!実況講義

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    全部読んでるわけではないが、吉本佳男はわりと打率高い。今回のは大きく当たることはないが、既存の本にないところをつついておるのでなかなか手堅く当ててきてる感じ。

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    2013年10月25日
  • 日本経済の奇妙な常識

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    1998年頃から、格差が拡大しはじめた。

    日銀の円高対策(為替介入)と金融緩和が、やりすぎであったため、グローバルマネーの循環を通じて、まわりまわって消費不況を賃金デフレを招いた。

    貯蓄過剰が、グローバル投機の原資となっている。

    世界の為替取引規模から見れば、積み上がった外貨準備はたいした量ではない。

    ストックに注目するか、フローに注目するか。

    アメリカ国債は、ストックの需給で価格が決まりやすい。その結果、ストックが膨大にあるため価格が暴落しにくい。

    グローバル投機マネーが拡大すると、一定の部分はアメリカ国債に向かう。したがって、需要はなくならない。
    コモディティも、株式と連動する

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    2013年10月23日