吉本佳生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ損切りしないのは、アタマがフリーズしているから。過去の経緯は忘れて、残った資産を正しく運用することを考えるべき。
投資前に、確率的な予想を心がけ、リスクを把握する。
投資はカジノよりも確率はわからない。
投資期間が2倍に伸びると、ボラティリティ(年率換算しないもの)は、1.414倍になる。デイトレードは、その意味で安全。だが儲からないのでレパレッジを上げたくなる。
塩漬けによって(損切りしないことによって)投資期間を長くしてしまうことが(ハイリスク。
福利を考慮するためには、対数正規分布をつかう。
複雑な金融商品(仕組債)は、リスクを押し付けるもの。
投資期間とリスクの関係を正確に把握するべき。
ボラティリテと期間の関係 1,データの収集期間、2,変化率を見る期間、3,表示の基準単位となる期間(年率換算)
年率換算するには、1日のボラティリティをルート250=15.8倍する。
サイコロと違って過去の価格変動を覚えているので、完全なランダムウォークにはならない。
株式投資などの投資は、投資期間が長期になるほど、想定最大損失で見たリスクは高くなる。長期投資は長期的に上昇することが前提。長期投資は、年率換算したボラティリティだけを見ると、リスクが低いように見えるが、全体ではボラティリティの合計は高い。
100年かけて100%を失っても、年率1%しか失っていないからリスクが低い、ということはない。
価格の暴落時は、ボラティリティが高まり、リスク管理の仕組み(損切り)が更に高める=ファットテール。
下落が続くときは、複利効果がクッションのような機能を果たす。
目盛を対数にすれば複利効果を反映できる。
早期償還条項で乗り換えると損失を先延ばしする仕組みになっている。そのため、ボラティリティが高まり損失が巨大になる。
リスクを押し付けたはずの金融機関も、ボラティリティを過小評価しやすいので、リーマンショックの時には経営悪化につながった。
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20260831再読
運用期間の3倍、最低でも2倍の期間のデータを見る必要がある。デイトレードでも2~3年を参考にする。
月次データは、期間を1か月ずつずらしながら、パターンを集める。
変化率=ボラティリティがリスクを見るときのキーファクター。
塩漬けで投資期間を長くしてしまうことが一番のリスク。
期間を延ばすことは、標準偏差はその平方根倍になる。期間を2倍すると、標準偏差はルート2倍になる。
価格がランダムウォークでも、人間心理が働くため株価の急騰急落は起きる=ランダムウォークとはいえない。
巨額損失の確率は、正規分布よりも高い=ファットテールがある。リスク管理を徹底すると、それがこの性質をさらに高める。
福利を考慮すると対数正規分布になる=福利効果を反映すると、儲かる人は福利が効くのでより儲かるが、人数は少なくなる。対数目盛にすると正規分布に近くなる。
モンテカルロ法=乱数を発生させてシミュレーションを行う。架空の株価変動を作り出す。
長期投資はボラティリティーが高くなる。
ノックインより早期償還のほうが重要。
期間が延びれば、リスク評価をやり直しても、さらにリスク評価は過小になる。 -
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信じれば救われますよ、では駄目で、そのメカニズムを説明しなければ駄目だ。アベノミクスが予想、というか期待するインフレ目標は、まさにそれであり、かつ、信じてもらえる努力が不十分だ、と。ちょっと高い商品が出た、売れ出している、という狭い報道が目につくけれど、消費全体がどうなっているかは、そういう話題にはならない。この本はタイトルにもある通り、賃金を消費に回す層(比較的所得が少ない層)にお金を振り分けることで消費を拡大しろ、という主張。そして子育て世代にはすでにインフレが起きている、というのは僕も感じているけれど、物価上昇を目指すのであれば、それはさらに子育てにダメージを与え、少子化に向かっていくのでは。それに対する裏ワザも出ているけど、今度は地方というか田舎と都市の二極化に拍車をかけるんじゃないかなあ。かように経済は(僕にとって)むずかしい。
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表題ほど突飛な内容ではない。最近の2011年までの日本の経済状況は、1998年(頃)を境に大きく変わったと説く。また、円高対策と金融緩和が不十分なのでデフレになったのではなく、それらのやりすぎがデフレを招いていると主張している。これらのために、70ものグラフや表を用いている。そのため、斜め読みには適していない。難しい理論が出てくるわけでもないし、債券や為替の基本的な仕組みについての丁寧な説明もあるので、経済に興味があってもっと知りたいけど、どこから手をつければいいのか?と悩む経済初心者には、これなんかどう?と薦めていい本だと思う。理解しながら読めばいい勉強になるだろう。
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Posted by ブクログ
1 リーマン・ショック後の日銀の金融緩和は、金余り→円キャリートレード→投機マネーの資源市場への流入→資源高騰へとつながったが、日本においては経済の二重構造(中小企業にはバーゲニングパワーがなく、また賃金の下方硬直性は必ずしも妥当しない)を背景に消費者への転嫁が進まず、賃金デフレ→デフレの進行という筋道を辿った(これは、同著者の「日本経済の奇妙な常識」で詳しく分析されていました。)
2 円安誘導はいまや日本経済の主力であるサービス業にとっては百害あって一利なし(燃料高・原料高)で、アベノミクスはリーマン・ショック後の二の舞になる可能性がある。
という見立て。
国内での資産バブルすら起きそうになく、円安による燃料高・材料高の弊害だけが目立ちつつある今、アベノミクスの先行きに関する著者の予想は当たりそうです。
(もっとも、「(輸入インフレにより)2%のインタゲ目標を達成した!アベノミクス大成功!」という、焼け野原での勝利宣言はありそうな話ですが。)
本書では、賃金デフレに着目し、賃金格差を縮小させることが「二の舞」を避ける処方箋だとされます。
具体的には、現在の我が国の労働者の相当数をいわゆる非正規労働者が占めるが、非正規労働者(が属する層)は限界消費性向が高いので、賃金格差を縮小し、非正規労働者層にお金を回して消費させることにより、景気を浮揚させることができるというものです。
うーん。心細いような。
20%(著者調べ)の需給ギャップ(もちろん消費不足。ちなみに著者はサプライサイドに注目したアベノミクスは誤りだとします)を埋めるのに、非正規労働者層の消費で足りるのでしょうか。
アメリカの現状を見れば分かるように、いわゆるトリクルダウン理論が破綻した今、逆方向のアプローチしかないというのは分かりますが。
また、日本の労働分配率は既に天井付近まできているので、賃金格差の是正のためには正規労働者、著者の言い方では「男・大(企業)・正(社員)・長(期雇用)」、の取り分を少なくするしかなさそうです。
ただ、ここで槍玉に挙げられている(?)「男・大・正・長」というのは別に特権階級でもなんでもなく、ラッシュの電車でヘロヘロになっているようなどこにでもいるお父さんだということは、問題をややこしくします。
労働者同士で「既得権者だ」とかレッテル貼りをして共食いをさせることは、為政者にとっては都合がよさそうですから。
賃金格差の縮小をサポートする施策として、サービス業振興策という意味合いで挙げられている、同じバブルなら日本国内(都市部)で起こせ、公共投資は都市部に集中投下せよには、賛成できます。
著者は、経済資源を都市に一点集中してお金の回転数を上げる一連の政策パッケージを「おしくらまんじゅう政策」と名づけます。
大地震が来たら一発アウトじゃないかという話はさておき、もはや残された道は、おしくらまんじゅうをして凌ぐことしかないのか、と思うと何とも切なくなりました。
統計資料を手際よく料理して、「え、そうくるか」という政策提言に繋げる吉本節は健在。
本書第2章では「日本経済の奇妙な常識」がまとめられていて1冊で2冊分のお買い得です。 -
Posted by ブクログ
経済学なんて言葉を使われると思わず怯える私のような人に、
自販機とスーパーのペットボトル、携帯電話のプラン、
(とりたて専門的でない)事務仕事、そしてスタバのコーヒー、
ごくごく身近な例をあげて優しく根付けの基本を教えてくれる本。
「あぁ、なんとなくわかる、知ってるよ」っという内容を
分かりやすい例と図で説明してくれる。
序盤は「実際はこんなに簡単ではないですが・・・」という枕詞が多用されるので、
本当に本当の基礎なんだろうけどとにかくグラフと図だけで理解できてしまう!
あと、啓発っぽい内容?なのかな。
お仕事に関する心構えのところ、すごく救われた気がする。
一人でやるのは効率悪いよ!知ってることだけど、数値で出されると納得。
おぼえたことめも。
・同じ価値のものを異なる価格で売買されているとき、その差額を利用して設ける裁定取引
・同じ価値のものでも価格差が生まれるのは取引、物流コストによる差
・コストの節約は販売側・消費者双方の協力で成り立つ
(低価格のサービスなどは手間の半分をお客さんに委ねてコストを節約)
・付加機能に弱い消費者、こだわりをがあれば高くても買う76%
「高く買う人には高く、安く買う人には安く売る」が企業の一番
・商品にはある程度の固定費(家賃・光熱費・人件費)+材料費(一番安いくらい!)、
だからグランデを買うのはお店にも消費者にもありがたいことなんだよー。
・比較優位を持つ=機会コスト(その作業をすることで他作業がどれほど犠牲になるか)が安い
・誰にでも相対的にではなく比較優位を高くもてる仕事がある(得意分野がある)から、
うまく仕事を振り分けで全体効率をあげる!
・能力が高いことより自己評価が正しくできることが大切。
自信がなければ確認が厳密になる、奢ると怠慢になる…。
・仕事は、自分の力を理解し、相手が何を求めるか考え、熱意をもって説明できることが大切。
・依頼人が見ていないところで手抜きしたり、
利益にならない仕事のしかたをすること、モラルハザード。
・規模の経済性、「生産規模が拡大されれば1台あたりの生産コストは下がる」という原理。
・平均的な消費者になる工夫をすれば、お得に生活できる気がする。
何が一般的になれるか見極められるようになりたい。
らくらく収納BOX -
Posted by ブクログ
あまりこういう本は読んだ事が無かったが、読んだ感想は数字の苦手な自分には頭が混乱しました。
それだけ参考になりましたね。
いま迄、答えが出た数字に、見せられた数字に何の疑問も抱かず、それを基準に考え、判断していましたが、見方により答えが大きく変わる事に気が付きました。
数字は説得力はあるが、その意味を良く理解しないと大変な間違の元で判断したり、行動したりすると言う事が気が付きましたね。
この数字の見方は難しいが、常にこの数字の意味を問う意識を持つ必要がある事を理解出来ました。
ここで、しかしと言うのは学んでいない証拠かもしれないが、これをやろうと思えば時間が足りない。
数字の意味をただ調べて、意味を理解するだけだが、日常の業務すらこなせないぐらいの激務で、何かを止める事も出来ない。
そんな中、時間をかけて実践は無理だが、資料の見方は変わったと思う。 これをどう日常の業務にアウトプットして、実践出来るかでしょうね。 -
Posted by ブクログ
名著「金融広告を読め」(光文社新書)の著者の本ということで、読んでみました。
ざっくりまとめると、
1 資源バブルは日本の近隣窮乏化政策が起こした。
2 日銀はアホ。
3 問題は賃金だ。
4 復興連動債で一石何鳥も。
1はよくわからない。説明としてはわかるし、データもそのような因果関係を示唆してはいるが、本書とは逆に、資源バブルが「因」で、日本の当局の政策が「果」なのかもしれない。
2もよくわからない。
3は納得。自殺率のデータには暗澹たる思いに。
4はこんなにうまく行かないだろうとは思うが、発想の突飛さは面白かった。
経済学に素人な僕は、経済学的な正しさはともかく、データの辻褄合わせの技と発想の突飛さの2点を満足度の基準として経済書を読んでいますが、本書は十分に満足できるものでした。
ただ、取り扱う経済事象の幅が余りにも広くて、一読して、数々の「奇妙な常識」については、言われてみればそのとおりおかしいよなあという程度には認識がひっくり返ったものの、広く浅く的な印象を受けてしまったのは少し残念でした。 -
Posted by ブクログ
安西先生、試合終了まで残り10秒。スコアは1点差です。
ラストシュートを打つのは、
今日の試合通して抜群に調子が良い、シュート成功率80%の桜木
今日の試合通してあまり調子が良くない、シュート成功率50%の三井
三井推しの私なら例え成功率が低くても関係がないが、
これしかデータが無ければ、合理的に考えて、普通は桜木を選択する。
だが、過去通算のシュート成功率が
桜木40%
三井70%
だとしたら?
MBAでは、直近の数字に惑わせられるな。より長い期間で見た数値で判断せよ。と教わるらしい。
たしかに。
今日調子が良い桜木にすれば、たまたまコインの表が続いていた、と言うだけ。
つまらんが、こういうものなのだろう。
桜木80%はまぁ完全に異常値だろうし。
だからこそ賭けたいとも思うものだろうけど。
愛すべき名作の話は出てこないのだが、もっと分かりやすく、ためになる数字の、特にグラフを読み解き方、グラフを作成するときの注意や、観点・概念を解説してくれている。
著者の吉本佳生は『スタバではグランデを買え』などで知られる売れ作家。
非常に読みやすい。 -
Posted by ブクログ
この本の筆者は1998年が日本経済の転換点であったと述べているが、確かに日本でP/L重視からB/S重視に企業評価の視点が大きく変化したのもこの時期だった。一方で資本収益率の低下はあまり問題にされこなかった。それはそういう時期だったから良いのだが、いつまでもそれを続けて良いわけではない。
現在日本に残る優良な製造企業は90年代後半から、財務体質を好転させてきたが(トヨタはずっと昔からそうだが)、2000年代にはいってからは、そのストックの使い道を広げられずに内部蓄積を積み上げ、今ややれることは自社株買いとなっている。これは収益拡大によって外部貢献を大きくすることに行き詰まっていることを現わしている。
企業評価の指標は、その時々に必要な経営施策にインセンティブが働くように流行ると役に立つのだが、いま必要なことの本質を外した指標に注目が集まると逆効果だ。現在は保守的になった社会のなかで企業は積極性を高めなければいけないのに、みんなが注目するのが安全性指標になってしまっている。これが日本経済に活気が無い原因の一つである。
私はこの20年間で国内の貯蓄の主体が個人から企業に移りつつあることに気がついていたが、この本の著者も同じ事を述べている。内部にキャッシュを溜め込んでいる企業が投資をしないことが経済不振の大きな原因であると続けているが、私はこれに賛成だ。企業経営者がだらしないのなら代わりに誰が何をできるかだが、税金として取り上げ政府が投資するか(これは企業の国外脱出を煽り、政府が企業経営者よりだらしないので無理)、賃金を上げて個人消費を高めるかということになる。著者は後者が必要だと述べている。これは私が日本で働いていたときの私の実感によく合う。
著者は80年代に自動車や電機の業界の経営者が「円安誘導など期待していなかった」という意味のことを述べているが、私の知る限り当時は貿易摩擦でそう言えなかっただけで円高を望んでいたわけでもない。そのあたりの記述も含めて「奇妙な常識」というのはちょっと題目だけ奇をてらったきらいがある。とはいえ原材料価格の上昇を価格に転嫁しない企業態度等は確かに「常識」であり、ある見方をすれば「奇妙」といえる。いずれにしても現実を見る目を複眼にしてくれる書だと思う。 -
Posted by ブクログ
グラフに用いられる数字をきちんと俯瞰することが大事というのが本書のテーマ。データは作成者にとって意図的に理想的な状態にすることが可能なため、閲覧者はそれが何のグラフであるのかしっかり把握する必要がある。また、軸によって大きくグラフの形が変わる可能性がある。特に確率で図示されているデータについては疑いを持つ必要がある。データ取得の際にはなんのためのグラフ作成かを明確にし、その目的に沿った軸(期間、時期など)で収集する必要がある。本書は簡単な内容ではあるがプレゼン資料作成時の的確なグラフ作成に大いに貢献し、テレビで表記されるグラフ等を半信半疑の気持ちで見、自分で考えることの重要性について学ぶことができる。
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Posted by ブクログ
NHK等で経済解説などをしているということだが寡聞にしてこの著者のことは知らなかった。当然ながら初めて読むもの。
著者による日本経済のデフレ・消費低迷の原因はかなりユニークである。一般的には政府・日銀による金融緩和政策が不充分であったとするところを、逆に「やりすぎ」であったことに起因するというのだ。
2001年以降のゼロ金利・金融緩和はいわゆる円キャリー取引によるグローバル投機マネーの急拡大を助長し、引いては2007年のアメリカ住宅バブルの規模を拡大させ、更には原油等資源価格の高騰を招いた。資源価格の高騰があったにも関わらず、日本の物価は下落している。なぜなら大手企業はコズト削減を部品供給の中小企業に強いて利益は拡大したが内部留保が増えただけ。労働人口の大半を占める中小企業は原材料高騰を価格転嫁できず代わりに人件費・賃金削減によってコスト削減を行っている。結果として賃金デフレと消費低迷の悪循環に陥り、日本国内でも所得格差が拡大している、というものだ。
個人的は前半の金融緩和と資源価格高騰の原因になっているあたりにはやや違和感を感じる。2001年以降に市場に追加的に供給された円は本書のグラフを見る限りでは僅かに20兆円程度であり、それ以上に過剰なレバレッジによる投機ゲームのほうが問題だろう。但し後半部の中小企業の人件費削減による賃金デフレ効果・消費不足についてはその通りという感じだ。R.ライシュの「余震」でも中間所得層の減少がアメリカ不況の原因とされているように感覚的にもしっくり来る。
と、なるとデフレの原因は下請け企業のコスト増加分の価格転嫁を許さない大企業の「下請けイジメ」が論理的帰結となるのだろうか?下請けイジメというのが語弊があれば、トヨタに代表され、日本全体で疑うことを知らない「改善」「コスト削減」運動と言い換えても良いのだが。コストは下がるものだという思い込みこそが見直されるべきであり、それが個別企業の論理としては正しくとも日本全体では悪循環の元、まさに合成の誤謬となるわけだ。しかしながら、明日からコスト削減が悪、とは言い切れないところに問題の根の深さがあるのだろう。