あらすじ
ビール500ml 缶が350ml 缶より安く売っている店があるのはなぜ? 学習塾がなぜ無料の夏期講習をするの? 儲かっているコンビニオーナーの一番の心配事は? モノの値段など身近なクイズで経済学思考が身につきます。著者はベストセラー『スタバではグランデを買え! 』を執筆した銀行出身の人気エコノミスト。経済学の世界をお茶の間にやさしく伝えることで定評があります。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『戦略思考トレーニング』の経済学版を自称している本。
クイズと解答の形式で、価格、とりわけ価格差別に関連した経済の話題が身近に学べる。とはいうものの、この本を読んだから賢い購買者になれるかというと、知識と行動は別という感じがする。
14-67
Posted by ブクログ
スタバではグランデを買えの続きになりそうなので読む。今回はクイズ形式で一つ一つが腰を据えて解説という感じじゃなかったり、出版社変えたからか重複があったりするので今までに比べれば一段落ちるけどまあ良いかな。
Posted by ブクログ
昔NHKで放送されていた「出社が楽しい経済学」に関わっていたエコノミスト。
金融教育の必要性を主張してきた人だけあって、この本も教育的。
奇数ページに問いが出され、一枚めくった偶数ページにその「答え」が出ている。
内容は、主に価格差別を中心とした価格戦略の解説。
「なぜ大ヒットシリーズ完結編の映画のチケットは高く設定されないのか」など、身近な事例が取り上げられている。
まあ、刊行後4年ほど経っているので、ちょっと事情が変わってきてしまったものもあるけど。
残念なのが、答えの解説が短いというか、詳しくないこと。
先ほど言ったページ設計の縛りのせいだろう。
Posted by ブクログ
価格戦略あれこれ。非貨幣価値、自己選択型の価格差別、メニューコスト、表面上の価格、転売対策、買物情報収集、消費者の行動、金融機関と金利。
表現の曖昧さがポイントになっている問題もありましたが、クイズ形式で楽しめてよいと思います。
Posted by ブクログ
ちょっと経済学を嗜む。
少し疑問が湧いたら少しでいいから考える癖や調べる癖が必要ですね。
最近は読めない漢字をちゃんと調べますもんね。
そろそろ漢字練習帳買おうかなおもてるぐらい。
おっとっと。
それちゃったね。
ま、要するに目の前にある情報に疑問を持ってみると言うことが行動経済学の基本なのかなと。
Posted by ブクログ
スマホの選びの本ではなく、表紙にも記載されているとおり経済学思考トレーニングの本。吉本さんらしく、身近な経済活動を取り上げており、「問」で読者に考えさせ、「答」でわかりやすい解説をしている。
Posted by ブクログ
○エコノミストで大学教授の吉本氏の著作。
○身近な消費をターゲットとしてエコノミスト的視点での見方などを、クイズ形式でまとめたもの。
○意外と気がつかないことも多く、面白い。
Posted by ブクログ
≪目次≫
はじめに
第1章 価格の基本を知ろう
第2章 大きいことはいいことだ?
第3章 価格差別のことを学ぼう
第4章 ライバルとの戦い
第5章 価格戦略の応用
第6章 個人にとっての経済
第7章 マネー世界の論理と計算
「さらに経済を学びたい人のための補講」
現代のiPhoneと100年以上前のT型フォード
おわりに
≪内容≫
著者の勤める大学院での講義を基としたもの。講義と言っても本のスタイルと同じように、質疑応答で進められていたようだ。副題には「経済学思考トレーニング」とあるが、ほとんどが価格に関する話。ただ、「なるほど」と膝を打つ、一般人とは違う、経済学者の論点が見られるところが面白い。