森山大道のレビュー一覧

  • Tokyo

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    「どこも一緒に(キレイに)なっちまった」と嘆かれがちな令和の東京も、森山の目とレンズを通すと、混沌と欲望が溢れ出す。ボケーっと東京に住んでしまってるなと、頭を殴られる。
    世界一、眺め続けたいガイドブック。

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    2024年02月12日
  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業

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    最近受験生の我が息子は、少し遠くの塾に
    日曜日の夜間に通っています。(そんなに必死に
    受験勉強しているわけではないのですが)
    そこで、夫婦も揃って息子を送り届けて
    塾が終わるまで二人でスタバに行って2時間
    くらい待っています。私はじっくり本を読める時間
    なので割と気に入っています。そこで読み終わった
    今回のこの本。
    川崎の桐光学園高校に様々な
    論客(日本のトップクラス)が特別の授業をする
    らしいのですがその授業の内容が本になっている内容。
    こんな高校生はとても幸せだと思いますが
    多分自分が高校生だったときはあまり興味を
    覚えなかっただろうなあと思います。
    でも、それでもそういうことを言っていた

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    2015年06月28日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    森山大道さんのスッキリサッパリざっくりしっかりしたカメラ哲学を感じとれる1冊。
    写真ってテクニック写真と感覚写真に2分されると思うのです。いい写真というものはカテゴライズしやすいと思いますが、心を打つ写真というものには正解は無いように思います。

    写ればカメラはなんだっていいという大道さんのいさぎよさと好奇心にドキドキしました。

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    2014年10月12日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    コンセプトやテーマは一旦捨て、何でもよく見てすべて写せ……意図してできることのちっぽけな限界とその先の膨大な可能性を知っている写真界のカリスマの言葉は、表現する全ての者の浅薄な企てを見透かし射抜くだろう。一種の諦念にも似た見切りの先に余人には切り取ることのできない生々しく匂い立つような空気が現出する。名を捨てて実を撮る、そんなスナップショット術を垣間見る。

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    2012年05月06日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    大道さんの写真と大道さんの写真に対する考え方とかをまとめた本。

    写真がメインな感じで文章は少ないけど、
    それでも参考になった。

    たぶん僕の写真にとってかなり重要な影響を与えてくれる人だと思うので
    これからも著作や写真集を見ていきたいと思う。

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    2012年03月12日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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     「ブレ・ボケ・アレ」と称される前衛的写真の先駆的存在、森山大道氏がフィルムカメラ、デジカメを持ち路上に出てスナップを撮り下ろす。その姿をフリーライター仲本剛氏が撮影に同行し見つめる。撮影を通じて見えてきた森山氏の写真に対する考えや姿勢、路上スナップを撮るときのノウハウを、仲本氏が森山氏の語りを交えながら余すところ無く読者に伝えてくれる撮影同行記です。

     当然、文章だけでなく森山氏の撮った写真が多く載せられている。「へぇー、良いなこれ」「すごいなー」という写真もありますが、正直なところ「この写真の何処がよいの?」と疑問符がつく写真もあります。しかしそれが氏のいう「風景が向こうから撮れと言って

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    2010年12月31日
  • 過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい

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    [ 内容 ]
    ’68年10・21、新宿の闇に未来を視た!
    中平卓馬・東松照明・安井仲治・アッジェ、遠野…未知なる過去を抱いて、さあ、懐かしい未来へ。

    [ 目次 ]
    写真という言葉をなくせ(中平卓馬・森山大道)
    8月2日・山の上ホテル(中平卓馬・森山大道)
    写真のなかの「私」をめぐって(東松照明・森山大道)
    わからない写真家大いに語る(荒木経惟・深瀬昌久・森山大道)
    独白
    森山大道の世界―僕の三種の神器はオートバイとジュークボックスとクリスマスツリー
    遠野物語
    あのひとはまだ旅をしているのです
    中平卓馬への手紙
    二都物語
    白昼の通り魔・北島敬三〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    2010年07月31日
  • 過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい

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    幾度本屋さんで手に取ってやめたか。
    4年越しでようやく購入。
    こんなに逡巡いた本は初めてかも、高いしな。
    もうタイトルと表紙の写真でKOです。

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    2009年10月04日
  • 高校生と考える日本の問題点 桐光学園大学訪問授業

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    ネタバレ

    読書途中。20人の講師による。一人90分の講演会の収録である。一気に読めるはずもなく、じわじわと読んだ。
    姜尚中の講演のなかで、夏目漱石が奥さんをなぐっていたエピソードがあった。ノイローゼであったらしい。私は夏目漱石になれないけど、夏目漱石よりましだなと少し思った。考えかたとしてまちがっているのかな?どんな偉い人もほんとうにいろいろな苦しみにもがいていきているのだと思い直した。
    20名全て役に立つわけでないが、中には、気に入る人もいるかもしれないとのことだろうか?3.11後の話など考えさせられたり。光触媒の話は興味を覚えた。文学、美術に関心を持った。宇宙論や素粒子の話は、わからないので、もうい

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    2017年01月01日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    彼の撮る写真に対する好き嫌いはともかく、一人の写真家の発言としてどれもこれも興味深いはず。とくに国道編は白眉。

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    2014年01月12日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    路上スナップ写真そのものががかなりの割合を締めているけれど、それをどうやって撮るか、という、技術じゃなくて、姿勢というか歩き方というか考え方というか、そういう本。量のない質はありえない、として、とにかく大量に、まずは自分が普段歩いている道を撮りまくってみろ、と。そうすると、漫然としていた人だって、何かが見えてくる、と。デジタル移行後も、見返さないし、消さないし、ただ数は増えた、と。じゃあただ撮ればいいかというと、町の日常ではなく異界に入り込み、そして撮影者は欲望を抱えた欲望体とならなければ面白くもないし意味もない、という。そうやって写真を撮りくなるし、写真以外もそうしてみたい、となる愉快な本。

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    2013年01月26日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    本日、森山大道さんの講演があったので、その予備知識として買った。

    被写体に対する価値観が変化していても、とにかく写真を撮ることが大事なのだと言うことは一貫していると思った。

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    2012年11月04日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    友達にこの人の写真がすばらしいと聞いて、手にとった。
    写真のことは、詳しくないけれど、「熱さ」が伝わる
    一枚、一枚に心惹かれた。

    「もっとも大切なのは欲望」
    「自分自身が欲望に忠実な、欲望体となってスナップしないと、
    面白くもないし、そもそも意味がないんだよ」
    「地震の欲望が発する必然の投網を打って、偶然という獲物を
    からめ捕ること」

    これまでカメラを撮ることに無頓着だったけれど、
    本気で撮ってみたい! そう思わせてくれる一冊だった。

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    2012年02月20日
  • 写真との対話

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    テレビで森山大道が暗室でずっと作業しているのを見て、写真に興味を持った高校生の頃に読んだ、紀行文的なエッセイ。撮影旅行の話や、その他の写真家の話も出てきておもしろかった記憶がある。

    近いうちに読み返そう。

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    2011年09月24日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    中途半端なコンセプトは捨ててとにかく撮れ。
    被災地支援に向かう僕に響く言葉だった。確かにどうしてもそういうものを入れ込もうと思ってしまうのかもしれない。大道は旅情を入れ込むなともいっている。僕にそういう写真が撮れるだろうか。

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    2011年08月26日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    フィルム、デジカメに対して「去る者は追わず、来る者は拒まず」って言ってるのが、未練がましくなくてかっこいいなと思う。

    一番好きな写真家。

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    2011年07月07日
  • 森山大道 路上スナップのススメ

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    この人は、何で撮らせてもこの人であり、
    どんどん進化していくから恐ろしい。
    昔の写真から、自己フィードバックを繰り返している。

    「デジカメで撮ったら、確認とかしちゃダメ。面白くない」
    とか言ってるのが非常に印象的。

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    2011年06月24日
  • 写真との対話、そして写真から/写真へ

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    過去は常に、ほどの衝撃はなかったものの、
    いまやもう正直大道の言葉ばかりを負う僕にとっては、
    マストでした。

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    2009年10月04日
  • 写真との対話

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    写真家は言語の替わりに写真で語ると前に何かで読んだ事がありますが、氏は言葉でも語れる希有な写真家ではないかと思うのです。

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    2009年10月04日
  • 森山大道、写真を語る

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    「写真に物語はいらない」「表面を掠め取っていくだけ」「写真はアートではない、コピーにすぎない」など。

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    2022年04月14日