森山大道のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
すぐ読める本。1時間も有れば。
「路上スナップのすすめ」というタイトルであるが、森山大道氏を敢えて引っ張り出す必要があるかな〜、というのが率直な意見。というのは、殆どの写真は基本的にスナップショットであり、写真の記録性を排除する事は困難であるからだ。つまり、写真を始める誰でもが、路上であろうが風景であろうが、外界に対するスナップショットから始まるからだ。
興味を惹いたのは、デジタルに対する氏の見解。「現段階で、僕が肌で感じているのは、写真がフィルムや薬品といった物質性から離れて、そのすべてがエレクトロニクスの領域のツールになったということ」。これは文章中で語られているが(銀座~デジタルことはじめ)、この文章や氏の写真に対峙する言葉以外は読まずに、写真だけ見ていた方が楽しめる本です。そう思いました。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
光が印画紙に刻んだ記憶の発語と、それに感応する写真家の内奥──。
街に出ては写真を撮り、部屋にこもっては写真を思っていたこだわりの日々の記憶。
写真から写真へとブレながら往還する思考の流れが心地よい森山写真論。
[ 目次 ]
1 まず『写真から/写真へ』について
2 花の行方・序
3 花の行方・1
4 花の行方・2
5 花の行方・3
6 解説・1
7 「東京」番外編 夏の旅 桜ヶ丘だより・1
8 「東京」番外編 秋の旅 桜ヶ丘だより・2
9 「東京」番外編 初冬の旅 桜ヶ丘だより・3
10 「東京」番外編 冬の旅 桜ヶ丘だより・4
11 「東京」番外編 春の旅 桜ヶ丘だより・5
12 解説・2
13 仲治への旅・1 拝啓 安井仲治様
14 仲治への旅・2 机辺の風景
15 仲治への旅・3 高級即席芸術(フォトグラム)宣言
16 仲治への旅・4 部屋で
17 仲治への旅・5 東京を歩きながら
18 仲治への旅・6 四月の日記
19 解説・3
20 DOCUMENTARY 10月のこと
21 DOCUMENTARY 甲府行
22 DOCUMENTARY イヤな春
23 DOCUMENTARY 方丈記(壱)
24 DOCUMENTARY 方丈記(弐)
25 DOCUMENTARY 方丈記(参)
26 DOCUMENTARY 方丈記(拾遺)
27 解説・4
28 美しい写真の作り方・1 窓からの眺め
29 美しい写真の作り方・2 ちび丸撮影記
30 美しい写真の作ケシュまで
48 もう一つの国・5 マグレブの夜
後記
略歴
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
手にとる。
てきとーに開いたページからてきとーに読む。
飽きたら即効で閉じる。(言うてもこれ対談集だし、結構分厚いしね。)
んでまた別の時、てきとーに開いたページから読み出す。
それがこの本のめぐの楽しみ方です。
写真家・森山大道の、三十年分のいわゆる対談を集めたものです。
おもしろい言葉であふれてますよ。
そして、タイトルが大好きです。
未来は懐かしいものという感覚も、過去は新しいという感覚も、恐ろしいくらいようわかります。時間というものが、過去から現在、現在から未来へ、と流れているとは思いません。むしろ、その逆で、未来から現在へ、現在から過去へ、流れているような気がする。というか時間軸なんて正しいものなのかな・・時間と空間、つまり時空に過去や未来などあるのかな。現在はあるとしても。
未来は過去だし、過去は未来な気もするし・・
とりあいず、最近めぐにとって世界は何でもアリすぎて困ってるんだよ。
まぁこの人みたいに、一生何かを追いたいな。別に何も探してないよ、でも、いつもなぜか追ってみたくなるんだ、って感じでね。ただ考えたり味わったり通り過ぎたりすることが好きなだけで、答えなんて本当はいらないもんなぁ・・