桜井美奈のレビュー一覧

  • きじかくしの庭

    Posted by ブクログ

    個人的には教師の田路のヘタレ具合が気になって読み進めた感じでした。最後はほっこり終わって良かったなぁ。

    一年目の恋愛も、二年目の友情も、三年目の家族も、女子高生にはあるあるだと思う。それに関わってく教師が一番愛しく感じました。
    田路の友人の情報網が怖すぎました笑

    大賞買いして良かったなと思う一冊です。おすすめ。

    0
    2013年04月11日
  • きじかくしの庭

    Posted by ブクログ

    すっごいやばい面白かった。   
    男性高校教師が生徒(主に女子)の悩みに巻き込まれながら、尚且つ自分の恋愛事情の悩みも解決しようと右往左往するお話。   
    生徒の悩みを教師が適当にあしらいながら対応していても結果としてみんな前向きになれたことに清々しさというか爽快感がある。   
    教師の方の恋愛事情ももうこっちがメインでいいと思うくらい面白い話で、なかなか変人な彼女と、おせっかいな同級生に振りまわされながら、迷走しまくってる様子はもどかしかった。最後はちゃんとお互いの気持ちが伝わったようで良かった。   
    実に良い身近で前向きになれる小説でした。

    0
    2013年02月26日
  • 私が先生を殺した

    Posted by ブクログ

    最後まで犯人がわからないドキドキ感が楽しかった。
    自分の身に置き換えても、起き得る内容だと思った。
    自分が知らない裏金社会がこの世にはたくさんあって、それは生徒を正しく導くべき場所である学校という場も例外ではない。
    企業と同じく、学校だって利益を生み出さないと潰れてしまうしどんなに悪どい手を使っても護らないといけないものはあるかもしれない。

    責任感が強く、教師としての仕事を最後まで全うした先生の結末が悲しくて心が痛い。
    実際にはこんなに素晴らしい先生はどのくらい存在し得るのだろうか。
    自分の先生が同じ立場になったら、奥澤先生と同じような行動をとったのだろうか。気になった。

    0
    2026年05月17日
  • 塀の中の美容室

    Posted by ブクログ

    タイトルと設定だけで勝ち確定の作品のような気がするが、短編集で仕上げて、様々な視点からこの場所を描いた点はよかった気がする。実話がベースというリアリティも加わって、いろんなことを考えさせられるいい作品。運営する刑務所側の思いも胸に染みるところ。

    0
    2026年05月17日
  • 盗んで食べて吐いても

    Posted by ブクログ

    なんて苦しくなる物語なんだー。
    摂食障害もだけど窃盗症が…。
    大切なものを失くしてしまうことも、ダメなことも分かっているのに止められない。
    周囲の理解も得られない。自分もどうしたらいいのか分からず話せない。
    最後はいい方向の終わり方でよかった。

    0
    2026年05月14日
  • 殺した夫が帰ってきました

    Posted by ブクログ

    鈴倉茉奈は五年前に旦那の和希を崖から突き落として殺したはずだった。
    だが、ある日ひょっこり帰って来た。しかも性格が180度変わってDVとは程遠い穏やかな人間になって。
    記憶が曖昧だということだが、過去を思い出した時には殺人者と被害者。寝首をかかれるんじゃないの⁉︎
    薄氷を踏む同居生活が始まる。

    「過去を知っている」と書かれた手紙が届いたり、和希は優しいのだが、なんとなく怪しい行動を取ったり。
    何が真実で何が嘘なのか。

    文章はほんの少しぎこちなさがあるし、色んな問題を詰め込み過ぎた感はあるものの、どういう結末になるのか知りたくてどんどん読み進めてしまう。

    結果驚きのラストが待っていた。

    0
    2026年05月17日
  • さようならまでの3分間

    Posted by ブクログ

    死んだのに、後悔や、やり残した事があって、あの世に行けない人達の為、3分間だけ過去の自分に戻ってやり直す事がてきたら…。よくありそうな設定だけど読後感は気持ち良かった。悩んでいるティーンエイジャーにも、ちょっと疲れた大人にも、サクッと読める。

    0
    2026年05月05日
  • 盗んで食べて吐いても

    Posted by ブクログ

    ツーライナー
    しかし、なんだかこの、盗む・食べる・吐くのつながりを知れてすごく勉強になった。
    リアリティがあって、物語の内容はあんまりないけど、病気としての学びあり。

    0
    2026年04月24日
  • 殺した夫が帰ってきました

    Posted by ブクログ

    「殺した夫が戻る」という不条理な幕開けから、人間の罪と記憶の闇を暴き出す傑作。
    最大の恐怖は怪異そのものではなく、自らの記憶や感情の曖昧さにある。サスペンスの形をとりながら、「消せない過去とどう向き合うか」という切実な問いを突きつけてくる。罪の重さに喘ぎながらも、わずかな救いを探し求める姿が、読後の胸に深く、静かに刻まれる一冊だ。

    0
    2026年04月22日
  • 私が先生を殺した

    Posted by ブクログ

    モヤがかかった事件の背景が生徒1人1人の視点から描かれる章で徐々に見えてくるのはワクワクしてとても面白かった。
    第5章奥澤潤に関しては辛くて胸糞が悪くて仕方なかった。
    優しい人こそどうすることもできないことがあるんだなと思う。

    0
    2026年04月18日
  • 盗んで食べて吐いても

    Posted by ブクログ

    インスタで流れてきたオススメ。

    接触障害がテーマのお話。
    1回目発覚してもう絶対やらない、となった時や、執行猶予中にまた万引きしてしまった時など、直前まで希望のある展開がこれから来る…?と思わせておいて、急に再びやってしまうことが事実ベースに淡々と語られる描写がとても印象的。
    本人はやめたい、と思っているのに一度そういう気になってしまうとほぼ無意識のうちにやってしまう…というが表現されていて、もう意志じゃどうしようもない、これが病気というやつなんだろうなと思った。
    接触障害のことは知っていたけど窃盗症のことは知らなかったので勉強になった。

    0
    2026年04月12日
  • 盗んで食べて吐いても

    Posted by ブクログ

    摂食障害と窃盗症に悩む主人公の里織。
    子どもの頃から母親に太っては駄目と言われ続け、いつの間にか食べては吐くという繰り返しに陥ってしまう。
    最終的には食べたら吐くのだから、食べる分は万引きするという行為に走ってしまう。
    人生の歯車はどんどん狂っていく。
    もっと早く里織の相談に乗ってあげられる人がいてくれれば。
    でも、後半からは里織の再生の物語も描かれている。

    0
    2026年04月10日
  • 塀の中の美容室

    Posted by ブクログ

    髪を切りに来る人や美容師さん、それぞれに色々な背景があり、美容室を通して変わっていくことが素敵だった。

    0
    2026年04月09日
  • 殺した夫が帰ってきました

    Posted by ブクログ

    最初は、そんなにもDVを受けていたのに記憶喪失になったからといっても生理的嫌悪感とかあるはずなのになんで同居を拒んだり離婚を切り出したりしないんだろうと疑問ばかり湧いて、主人公に全く共感できなかったので読んでて微妙だっのですが、最後まで読んで納得でした。
    読んでよかった。
    面白かったです。

    0
    2026年04月09日
  • 盗んで食べて吐いても

    Posted by ブクログ

    食べ物があるって、本来人間にとって豊かさの象徴であり幸せなことなんだけど、その食べ物によって人生が壊れてしまう。
    なんだか、やりきれないです。
    人間は感情とか気持ちがあるから、難しいなぁーと感じました。特に、日本人は痩せているほうが綺麗っていう雰囲気があるし…難しいです!
    摂食障害と窃盗症がこんなにも関連があるんだなと気付かされたり、本人の心の動きなど少しだけでも知ることができました。この本を読んだだけなので、全部が全部正しい理解ができていないと思うが読むことができて良かったです。

    0
    2026年03月20日
  • 嘘が見える僕は、素直な君に恋をした

    Posted by ブクログ

    好きになった人の嘘がわかってしまう男子高校生、藤倉聖。
    小学生の時に、この能力に気づき、心が傷ついてしまい、人と関わることをやめて、一人の世界に引き篭もるようになる。
    そんな聖は、明るくて素直な転校生の二葉晴夏との出会によって、徐々に徐々に氷が溶けていくように変わり始めていく。
    といったあらすじ。


    青春ストーリー。
    アオイ話が大好きな中年おっさんの私には、響きました。

    嘘がわかる。
    一見羨ましい能力にもみえます。

    でも、嘘には、人のことを想いやるいい嘘もありますが、人を傷つける黒い嘘もあります。

    そして、世の中にはいい嘘だけがあるわけではありません。

    しかも主人公がわかるのは、好き

    0
    2026年03月04日
  • 殺した夫が帰ってきました

    Posted by ブクログ

    心理描写は深くないので、ちょっと物足りなさもあったけど、ミステリーとしてはめっちゃ面白かった。好きなタイプのどんでん返しだった。
    最後の1ページは個人的には、えー…ってなる締めくくりだったけど。
    以下、ネタバレ。









    名前トリック。幼少期に虐待をうけており戸籍のない女性が、仲の良かった女性の死後、その女性の戸籍を使って自分の人生を取り戻す話。
    最後はお互いに名前を偽っていた2人がくっついた…?みたいな終わり方で、なんでそうなる?って感じだった。

    0
    2026年03月01日
  • 私が先生を殺した

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推薦やら受験やらで、当時沢山お世話になった先生方を思い出しながら読みました。

    教員としての永束先生との思い出もあるからこそ、奥澤先生は余計苦しかったんじゃないかなと。
    とはいえ、今際の際まで生徒の事を考えている姿は凄いなと思いました。

    やっぱり、私欲に塗れた嘘は誰も幸せにしないですね。
    それを始めた2名の先生も、始めてしまった親の息子である先生も、残された家族も、生徒もその家族も、結局は苦しめられ傷となって残ってますし。
    エピローグの校長先生のお話が余計に悲しい…。

    0
    2026年02月09日
  • 復讐の準備が整いました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    叙述トリック、見事に騙された。序盤の展開からリリは由利なんだろうと思い、ああ、それを葵が遊馬に復讐するんだな、先が読めちゃったわと冷めた感じだった。それに漫画家なんてそんな簡単になれないしなあ、都合良く行き過ぎじゃとかと、偉そうに思ってた。
    すいません、作家さんが素人に先読みされる展開するわけございませんでした。
    全て思い込みによりすっかり騙された。名前、性別上手く乗せられていた。

    それでも最後、きらりを守ろうとする遊馬の姿は親らしさをみる。犯罪者でもダメダメな親でも子を守ろうとする必死さは少しは見直せるところであったか。

    未成年の闇や未熟な精神を突くブラックな物語だったけど、そん中でも人

    0
    2026年02月09日
  • 盗んで食べて吐いても

    Posted by ブクログ

    周りには受け入れてもらえない辛さ、だから言わないと心の中に閉じ込めてしまう悪循環。
    自分から人に歩み寄ること、人に頼ることは、甘えではなく「強さ」だと感じた。
    一歩進む勇気を持っていきたい。

    0
    2026年02月07日