桜井美奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレそれぞれの視点で書かれる章が微妙に交錯し、そして微妙にズレていて。そのテンポ感が良くどんどんと読めてしまうん、だけど……、
この作家さんの別の作品を読んだ事があり、その時も感じたが、題名が気に入らんのよな。あまりドキッっとするような題名じゃない方が、作品の質を落とさなくて良いのに。と、今回も勝手に感じた。
特に終盤は無理くり題名にストーリーを引っ掛けた感じがして……自殺に殺しを最後の最後でおまけ的にくっつけてきたようで急に安っぽいミステリ崩れに落ちた感じがした。自殺する必要と殺す必要有る?!この先生の人物像から生徒にトラウマ作るような自殺の仕方するかなー?あの黒板メッセージもそんな事潤先生が -
Posted by ブクログ
ネタバレ題材
・摂食障害×窃盗症
テーマ
・人は表面だけでは判断できない
誰が何をする話なのか
・主人公が病気を抱えつつも再起する話
最も伝えたかったこと
・題材について
何が新しいのか
=題材
キャッチコピーは何か
『わたしもあなたもこの物語と無縁ではいられない』
その他(心に残ったことなど)
・もう盗まないでくれと祈りながらページを捲り、また盗んで実刑判決、とても辛かった
・トイレで吐いて詰まらないのかが終始気になった、詰まりを直すような描写はなかったと思う
・ラストはやや尻すぼみに感じた、実のところ、佐藤正午の熟柿と重なる部分があり、比べてしまった -
Posted by ブクログ
自分に窃盗や過食嘔吐の経験はないが、何かを辞めたいのに辞められないという気持ちはすごく身に覚えがある。主人公が万引きや過食嘔吐を繰り返す度に共感し、苦しくなりながら読んだ。(本書の場合は母に、父にも)自分を大事にしてもらったという実感がないから、自分を大事にする方法がわからないというのが理由の一つとしてあるのかな…。自分の立場と重ねてしまう場面が多くあった。ラストは救いがあって良かった。娘視点で考えると急に電話してくる母親に腹が立つだろうし、現実世界だったら絶縁して終わりが妥当だと思うが、小説の中くらい救いがあっていい。総じてとても良かった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ概要に惹かれて。
4章構成でできており、各章で現在と過去の話が出てきます。
殺したはずの夫がストーカーから自分を守ってくれた?
そんな殺したはずの夫ととの奇妙な生活。
最初は夫が奇跡的に助かったが記憶喪失の状態で、戸籍から主人公を見つけ出した。
まあ、ありそうな話だな…。
記憶喪失もあり以前の暴力的な夫とは全く正反対で幸せな生活を送れている。でも自分が夫を殺しているから完全に幸せとは思えない。
このまま幸せな生活が続くのかな…。
と簡単に考えてましたが、読み進めるうちに
『いや、どっちも違うんかい』となりました。
最後の言葉に胸が締めつけられる気持ちになりました。と同時にこれからど