桜井美奈のレビュー一覧

  • 盗んで食べて吐いても

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    好き。私の好きな本。本の装丁からすき、水色と白と青に綺麗な食器にケーキの食べカス。全て好き。しかも題材が過食嘔吐。もうこれだけで刺さる。早織にとって母は母ではなくて尊敬とか畏怖とか憧れの対象でしかなかったんだなって思った台詞が何個かあった(付箋貼ろうと思ったけど今度でいいやと思って貼らなかった^^;)極度の救われなさがあると逆にそれに憧れてしまうという謎。過食嘔吐で苦しんでる人沢山いるんだろうね、少しだけ当事者になりたいと思う(ガチ当事者に殴られそうだけど)。この本の作者の桜井美奈さんが''殺した夫が帰ってきました''の作者だと知って横転。私漫画読んだけ

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    2025年07月19日
  • 盗んで食べて吐いても

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    摂食障害や母娘の関係がテーマの作品。主人公の幼少期と現在の話が行ったり来たりするので、どんどん読み進められました。

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    2025年07月15日
  • 私が先生を殺した

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    何だかとても切ない話だったなぁ。
    ストーリーを読んでいて、私の中での奥澤先生はイケメンで優しく真面目で生徒思い…。
    なぜそんな先生が飛び降りなくてはならなかったのか…

    それぞれの生徒の視点から奥澤先生が飛び降りる過程が分かってくる。
    私が先生を殺したと黒板に書かれていた意味も、途中と最後では違ってくる。

    受験というシステムは何なのだろうか…
    特に学内で決める指定校推薦ほどあやふやな決め方があっていいのだろうか。
    先生達の不正が現実にも本当にあったとしたら…
    恐ろしすぎる。

    とても読みやすく一気読みでした。

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    2025年07月02日
  • 私が先生を殺した

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    それぞれの視点で話が進んでいくので、じわじわと謎が解けていく。
    同じ話の流れでも視点が違うだけで全く違う見え方になり面白い。

    ただ、ラストの展開は大方想像どおりといった点が若干残念。

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    2025年06月27日
  • 私が先生を殺した

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    ずっと掴めないでふわふわしてるので逆に続きが気になって半日で読み終えてしまった。
    結末は、そういうことかー!!!となるし、ミステリーとしては十分面白い。

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    2025年06月24日
  • 復讐の準備が整いました

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    タイトルから読んでいて復讐の要素はどんな?そしてどのように出てくるのか?と思いながら読んでいたらその内容に辿り着くまでにもストーリー上での展開にドキドキしながら読み進みました。終盤の展開は目まぐるしく、まさかややっぱり…が交錯しながら読むスピードも上がりました。なかなか魅惑的な作品だったと思います♪(^_^)

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    2025年06月24日
  • 塀の中の美容室

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    刑務所の中の美容室が舞台。ちょっと興味はあるけど、なかなか知ることの出来ない世界だった。
    美容師、お客さん、そして刑務所の人達もみんないい人だし、お店自体も明るい雰囲気で…こんなお店なら行ってみたい。思わず、近くにあるかどうか調べてしまった。
    塀の中の美容室では、美容師さんにプライベートなことを聞くのは禁止。でも、そんな制限があるからこそ発せられた言葉に重みがあったりもして。
    実際は綺麗ごとばかりじゃないのかもしれないけど、こういう場が増えていったらいいなと思った。

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    2025年06月12日
  • 復讐の準備が整いました

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    ラストで驚いた。すっかり騙された。
    正直、あまり心地いいい騙され方ではなかった。
    叙述トリックというか後出しジャンケンに近い気がする。
    テンポが良くてサクッと読めたのが良かった。

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    2025年05月24日
  • 塀の中の美容室

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    実際にこんな場所があるんだなと驚いた。
    様々な人との関わりを通して、1人の受刑者である美容師さんについて触れられていくけど、最終話で服役することになった理由が分かり、辛い気持ちになった。
    それまでいろんなお客さんに真摯に向き合う姿が描かれていたから余計に辛かった。
    どんな理由があって事件を起こしたとしても、何も知らない人たちによって表面的な印象が先走ってしまうし、不安からその人が立ち直れないくらい社会的に抹殺されてしまうこともあるんだと思うと、怖い世の中だと思った。
    ただ何の偏見もなく、受け入れられるのかというのもきっと難しいんだろうなと思う。
    最終的には人をどこまで信じられるのか、信じたいの

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    2025年05月09日
  • 私が先生を殺した

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    読みやすくて、先が気になって止まらない。
    途中からなんとなく気づくものはあるが、想像はしていても、読むとやっぱりキツい。免疫のない私にはかなりのイヤミスだった。

    エピローグ(泣)
    間違いに気づいた時は立ち止まって振り返る…胸に刻もう。

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    2025年04月28日
  • 私が先生を殺した

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    「私が先生を殺した」その本当の意味とは…?
    生徒から人気のある奥澤先生が、生徒にわいせつ行為を働いていると思われる動画を拡散され、死んだ
    生徒4人それぞれが奥澤先生を語り、最後の1章は先生の視点からネタばらし
    驚くようなどんでん返しはなかったけど、先入観を持っていたらタイトルの本当の意味にびっくりするかも
    伏線回収が鮮やかで、無駄がなく読みやすかったです

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    2025年04月24日
  • 復讐の準備が整いました

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    鮮やかに騙された、、
    復讐よりも、騙し方にびっくり
    電子で読んでしまったので、ページを戻るのがもどかしく、紙で読むべきだったと
    短くはないお話ですが、スルスルとどんどん読める

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    2025年04月20日
  • 復讐の準備が整いました

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    大どんでん返しって程の大きく心を揺さぶられるものはないのですが、それでも読む手が止まらないのは不思議でした。
    復讐心について考えさせられるお話でした。

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    2025年04月14日
  • 相続人はいっしょに暮らしてください

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    あなたは、『相続』に興味があるでしょうか?

    う〜ん、この質問は人によりけりというところがあると思います。そもそも『相続』できそうなものなんて全くないという方もいるでしょう。さらには、『借金の方が多い』というまさかの場合には大急ぎで『相続放棄』の手続きをとらないととんでもない目にあいかねません。

    一方で、そんな『相続』の対象は、必ずしも『現金』とは限りません。『土地』や『建物』、『ダイヤモンドの指輪』のような宝飾類も可能性としてはありそうです。では、『私が相続するものって何ですか?』という問いにこんな答えが返ってきたとしてらあなたならどうするでしょうか?

     『猫です』、『ニャーと鳴く猫です

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    2025年04月07日
  • 私が先生を殺した

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    あなたは、学校の教室にどんなものを思い出すでしょうか?

    朝から夕方まで毎日さまざまなことを学んだ学校の教室。かつては先生に見つからないようにコッソリ漫画を読んでいた時代があったのかもしれませんが、今や先生に見つからないようにするのはスマホです。こんなところに時代の変化を感じますが、教室の風景自体は思った以上に変わらないように思います。

    そうです。教室と言えば、前方の端から端までを使って設置された『黒板』のある光景は北海道から沖縄までどの学校に行っても同じでしょう。そうです。『黒板』こそが学校時代、誰もが最も目にしていたものだと思います。数式や図形、その他さまざまな知識が記されていく『黒板』

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    2025年04月05日
  • 塀の中の美容室

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    刃物を持った人が自分の後ろに立つ。考えてみれば人に髪を切ってもらってるときものすごく無防備というか後ろの人を信じてないとできないですよね。
    「あの塀の中の人は悪い人」と教えてしまいがちですが罪を犯したけど悪い人かどうか、自分にとって悪い人かは違いますよね。全てを一括りにすべきではないし、罪を犯しても更生して再生する機会も必要、そんなことを考える一冊。

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    2025年02月28日
  • 眼鏡屋 視鮮堂 優しい目の君に

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    あいるむ先生が描く表紙の男性二人がイケメンで目を惹きます⟡.*
    週に1度、限られた時間だけ完全予約制でたった一人のお客様のためにその人に合った眼鏡を作る視鮮堂。そこで働く玲央と居候兼バイトの奏多の2人とそこへ訪れるお客様との間のお話。
    眼鏡のことになるとやや暴走しがちな玲央と眼鏡に詳しくないからこそ客目線で新鮮な意見を出し、客の心を自然と開く奏多は不思議な関係ではありますが、いいコンビだなぁと思います。
    夢を失って居候の身となった奏多は自分はもらってばっかりだと思っていますが、変わり者の玲央にとってかつて間接的とはいえ自分を救ってくれた奏多の存在は大きく、これからを悩む前途多難な奏多の成長を傍

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    2025年02月26日
  • 幻想列車 上野駅18番線

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    あらすじ
     『本当に忘れたい記憶にご案内します。』
    上野駅の幻の18番線に、忘れたい記憶を消してくれる列車があるらしい·····。
    大好きなピアノ、事故で死んだ息子、最悪なクリスマスイブ、幼い頃の殺人。男女4人の忘却を願う記憶。忘れられるなら忘れてしまいたい…!

     『しかし、良い記憶も消えてしまいますーー』

    過去と向き合い、人生を紡ぐ。
    果たして、選択すべきはどちらなのか。

    感想
     「記憶は人を縛ります。ー捨てられない過去に縋りついて、未来へ歩くのを妨げる場合もあります。」

    記憶とは呪いだ。良い記憶は"資産"に、悪い記憶は"負債"に。人生に&qu

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    2025年02月18日
  • 私が先生を殺した

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    ネタバレ

    いやーーーーおもしろかった…!
    「私が先生を殺した」のが誰だかわかった時、そっちかーーーー!となった。全然気づかなかった。
    私はこの人で、先生ってこの人のことを指してたのね…!!!おもしろーーー!!!

    1章ごとにメインの登場人物が変わっていき、どんどん事件の核心に迫っていくのがすごかった。お見事。
    エピローグの校長の話と、奥澤先生の最後がちょっと絡んでるのもよかった。
    桜井さんの他の本もぜひ読んでみたい!

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    2025年01月18日
  • 私が先生を殺した

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    自殺した先生と関わりの深かった生徒目線で物語が描かれている作品。
    現代が舞台なだけあって、何かあればSNSにカキコミ。生徒たちの自分勝手な考えや行動に少々イライラしながら読み進めましたが、全てが繋がったところに衝撃を受けました。
    終わり方は少しモヤッとしましたが…良い作品です。

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    2024年12月22日