桜井美奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんで、この方はここまでリアルに心の葛藤が言語化できるんだろう…
こういう、自分ではわかってるのに、どうしようもできない現実にぶつかったことがあるのだろうか。
真面目なのになぜ、、、ではなく、真面目だからこそ、こうなってしまうことがあるんだ
適度に人前でもだらしなくできなり、ダメな部分を見せられたり、そういうのができれば違ったのに
みんなの前の自分と、1人きりの自分の、その差が大きすぎて,頭おかしくなるときがある
こんな汚くて気持ち悪くて最低な人間なのに、よくみんなの前では普通のいい人間ぶれるなって、
でもそこも壊れてしまったらわたしは一体どこに明るい自分を置けばいいのか分からなくなるし
頭でわかってるのに、
自分のことを信じられないことを,自分が1番わかってる情けなさ
心と身体がバラバラで切り離されてる感じ
すごくリアルだった
でも、私は病院でどんな治療をしたのか、
「治そう」と踏み出してそこからどんな葛藤を繰り返したのか
そこも知りたかった -
Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛小説だと思って読んでたらなんとなくオチが気になったので先にペラペラ〜とみたらミステリーっぽさ満載でパタッと閉じてやらかした〜〜〜!!!ってなりました笑
まぁ、まんまとしてやられました!!皆さん前から読みましょう!(((
話の構成的には読みやすくて良かったです!
なんとなーく最後の終わり方があんまりしっくり来なかったなぁって事で4にしてみました。(先に読んだせいかも)
あと犯人の殺したいの?殺さないの?ってのがよく分かんなくてちょっと曖昧な感情なのも少し気になりました。
犯人って結局何がしたかったん?って感じですね...
話はとても面白かったです!! -
Posted by ブクログ
ネタバレそれぞれの視点で書かれる章が微妙に交錯し、そして微妙にズレていて。そのテンポ感が良くどんどんと読めてしまうん、だけど……、
この作家さんの別の作品を読んだ事があり、その時も感じたが、題名が気に入らんのよな。あまりドキッっとするような題名じゃない方が、作品の質を落とさなくて良いのに。と、今回も勝手に感じた。
特に終盤は無理くり題名にストーリーを引っ掛けた感じがして……自殺に殺しを最後の最後でおまけ的にくっつけてきたようで急に安っぽいミステリ崩れに落ちた感じがした。自殺する必要と殺す必要有る?!この先生の人物像から生徒にトラウマ作るような自殺の仕方するかなー?あの黒板メッセージもそんな事潤先生がわざわざ黒板に書くかな?とか、(その黒板メッセージを核に持ってくるなら、机上のメッセージと関連付けて筆跡で気付けてしまう百瀬をもっと絡ませるとかもう一捻り欲しい)絶対にそうならざるを得ない説得力がイマイチ。だから余計に無理くり感を感じた。
それが無かったらもう少し社会派な内容で重厚感が出たのになぁーと、⭐︎−1。
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Posted by ブクログ
ネタバレ強烈なタイトルに惹かれ、急遽読んでみた。
遠距離恋愛の慎吾と結婚するため、転居し新天地で看護師として働き始める七海。
入籍日の朝、七海は彼がベッドの上で冷たくなっているのを発見する。
看護師の七海は、慎吾がヒーターによる一酸化炭素中毒で亡くなっているのがすぐにわかった。
しかしなんと、警察に通報せずに、一人で役所に行き、結婚してしてしまうのである!
なんで死体と結婚?!というお話。
三日後に通報することを決め、それまでは彼の家族として、死体となった彼と共に過ごし、生前聞けなかった彼の事を沢山調べます。
慎吾とは遠距離恋愛であったこともあり、七海は全然彼のことを知らなくて(例えば、ケーキは何が好き、とか)、生きているうちに色々なことを話しておけばよかったと沢山後悔します(切ない)。
彼のことを色々と探っていくうちに、七海の妹が蜂蜜による事故で亡くなっている件と、慎吾の過去が交錯している真実に辿り着きます。
光輝(慎吾の昔からの友達)が、真犯人であることには驚かされましたが、特に捻りのある設定ではなかったとで、おおそうか〜くらいの驚きでした。
生きている間に大切な人と沢山話して、色んなことを知っておくべきだと、強く思える一作です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昼休みに行われた避難訓練の途中、屋上から教師が飛び降りた。
異様な状態のまま教室に戻ると、黒板には
「私が先生を殺した」
と、書かれていた。
先生は,自殺ではなかったのか?!
この事件に至るまで、4人の生徒の目線で語られる。
砥部律は、高校に入って勉強が追いつかなくなり、分からないままでどんどんきてしまう。そして、授業妨害をする。SNSにあげてはいけないものをあげたりする。が,クラスで呆れられていることもあり、イイネはつかない。
担任の奥澤先生が、授業終わりに30分勉強をしようと言ってきた。うざい。
若くて背の高いイケメン教師は、女子の人気だ。マジでうざい。
ある時、数少ない自分へのイイネをつけてくれた相手のSNSをみると、奥澤と女子生徒のいかがわしい動画が貼り付けてあった!なんだこれ!
その動画を自分のアカウントでもupし、学校は大騒ぎ。先生を糾弾しようー!となった。が、奥澤は担任を下ろされて学校内で謹慎してるらしい。すると生徒たちの気持ちも落ち着いてきた。それより目前の受験に意識がいってる。
俺はこのままではすまさない!どうしても分からない相手の女を突き止めてやる!すると,ネットニュースの会社から掲載の話もきた。が、相手の名前もわからないのであれば掲載は無理だといわれる。
先生は勉強を教えてくれたあの物置にいるに違いない!!押しかけて「相手は誰だ!」と責めまくる。
だが先生は言わない。あの動画の詳細も語らない。
そして、あの日になってしまった。
黒田花音は経済的に厳しいので、授業料免除になるように東光大の特別推薦枠を狙っていた。成績もとても良く、先生からお墨付きをもらったので小論文の練習をずっと続けていた。
が、永束という年配教師から、特別推薦はなくなったとかされる。担任の奥澤先生に交渉する。なんでなんだ?どうして、こんなギリギリになって?
奥澤先生は何も答えてくれない。
そんな時先生の動画が拡散され先生と会えなくなる。
そしたら永束先生が小湊悠斗と話してるのをきいた。自分の代わりに推薦される?!なぜ?彼が選ばれた理由はどこにあるの?!
奥澤先生がいる場所はあそこだ!と訊ねるが先生はやっぱり何も教えてくれない。
「先生の事は1ミリも信用できません!」といってしまった。そして、避難訓練が始まり,先生は逝ってしまった
百瀬奈緒は、奥澤先生が好きだった。
先生に質問したくて頑張ったら,あんなに苦手だった英語が得意科目になってしまうほど。
ずっとアプローチするけど、全然相手にしてくれない。
最近どうやら黒田さんと二人で話し込んでる。進路相談?いや、確か噂で、黒田さんは推薦入学が決まってると聞いた。だったらなんであんなに二人でいるの?
卒業してからもうアプローチかけようと思ってたけど、黒田さんにとられる?!
焦って先生に質問をするために呼び出した。そして、強引に抱きつく。先生は慌てて両手を前に突き出して離されてしまった。その時、胸を触られた。先生は咄嗟にごめんって言ったし、わざとじゃないし,先生なら・・・
後日,その時の様子が切り抜き動画でSNSでバズった。先生は担任からおろされて会えなくなった。
でも先生のいる場所は知ってる!
会いに行くと、先生は私のせいじゃない。大丈夫だからという。
避難訓練の昼休み、パソコン教室に忘れ物をした事に気がついてた。避難訓練が始まる前に取りに行ったら、避難訓練が始まってしまった。ノロノロあるいていると奥澤先生がいた。「避難しなさい」と言われて,「先生は避難しないんですか?」先生が言った「逃げ場なんて、どこにもないよ」
そして先生は屋上から飛び降りてしまった
小湊悠斗は家が病院で兄が医大生。自分も医学部を熱望されていたが,到底無理。そしたら,親は弁護士にさせようとする。親に従いたくない。
進路で悩んでいた。親が反対する大学に行くなら、特待生を狙うしかない。そこで目をつけたのが、東光大の史学科。本当は歴史の勉強がしたかった。
でも,奥澤先生は厳しいという。
父はカタブツだが、はははまだ話をきいてくれて、東光大の話をすると、そのレベルの大学であればいいという。
厳しいと言われていたが永束先生から、東光大推薦できるという。,ラッキー。
でも、どうやら自分の前に黒田さんが決まってた?どうして?黒田さんの方が成績がいいのに?
そうしていたら,奥澤先生の動画が流れ、先生は教室に来なくなってしまう。前に先生と掃除したあの物置に先生がいた。
どうして黒田さんじゃなく自分なのかと問う。しかし先生の様子がおかしい。「ここにもない!ない!」と何かを探し「君はどこまで知っている?」と問われる。先生が自分に伸ばしたての袖にあるものを見た。
が,避難訓練がはじまる。
奥澤潤が高校時代、家に帰りたくなくて放課後教室で勉強していたら、永束先生に物置の掃除と整理整頓を頼まれた。
勉強が得意な弟の方が,父親の跡を継げばいいのに。やりたい事は見つからないけど,親の言う経営の勉強をするのは嫌だ。公務員が向いてる気がする。
やる気のない自分に、永束先生は少しずつ勉強すればいいとおしえてくれ、推薦入学できる大学を教えてくれた。そしてその,大学を出て、教師となり高校に戻り,恩師の永束先生と共に働くこととなった。
勉強せず授業妨害をする生徒、恋愛的アプローチをしてくる女子生徒、そして。
推薦入学の問題。
黒田に決まっていた推薦を、小湊にしたいと永束先生が言われたが,理由がわからない。わからないまま小湊に伝えてしまった。
どうやら、小湊の親からお金を受け取ったらしい。これは校長もわかっている。学校経営にはお金がかかるのだ。だが、それはだめだ。やっちゃいけない。
しかも毎年やってる慣習らしく、今年定年になる永束先生のあとは、奥澤先生に、と言われた。絶対嫌だし,やるべきではない!!
そんな時に自分の動画が流される。まさか、不正裏口入学を否定し、関係各所にたれこみそうな自分を学校側がきった?
自宅謹慎だと、永束と校長のいいようになってしまう!と、学校内謹慎に変えてもらった。
そこにやってきた永束に衝撃的なことを言われる。
この不正は5年前から。つまり、奥澤の父親から持ちかけられた事から始まったのだと。自分も不正な推薦で大学に行ってた事を知る。そして、物置のトロフィーで永束を殴打してしまった。袖に血が飛んだ。
避難訓練の放送が鳴る。
小湊を行かせ、百瀬に黒田への伝言をたのむ。
自分の教室に向かって,黒板に向かった
「私が先生を殺した」
そして,屋上に向かった。
って話です。
まさか、黒板に書かれた「私」が屋上から落ちた奥澤先生で、「先生」が永束先生だとは思わなかった!!
だから、生徒による先生殺しの探偵小説にはならなかったのね。
オチがあざやかすぎる!!すごい。
エピローグの卒業式もなんかつらいねー。
生徒たちはそれぞれちゃんと春から新生活を始められそうでよかった。
小湊くん、ギリギリで合格発表がって言ってるから東光大推薦入学しなかったのね。黒田さんは、あの事件のあと自分の机のなかに、黒田さんの希望の学部と特待生制度がある大学のパンフが入っていた。奥澤先生が黒板に書きにきた時に入れたもので、百瀬さんに頼んだ伝言もソレ。百瀬さんはその後転校して行った。
受験って視野が狭くなりがち。この数パターンしか未来へのルートがないような気がしてくる。
そして、裏口入学なんて、古臭い言葉だと思っていたけど、推薦入学のほうかー。
子どもの将来を考える親の気持ちもわかるけど、実力以上のところに行ってもなーとも思う
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Posted by ブクログ
好き。私の好きな本。本の装丁からすき、水色と白と青に綺麗な食器にケーキの食べカス。全て好き。しかも題材が過食嘔吐。もうこれだけで刺さる。早織にとって母は母ではなくて尊敬とか畏怖とか憧れの対象でしかなかったんだなって思った台詞が何個かあった(付箋貼ろうと思ったけど今度でいいやと思って貼らなかった^^;)極度の救われなさがあると逆にそれに憧れてしまうという謎。過食嘔吐で苦しんでる人沢山いるんだろうね、少しだけ当事者になりたいと思う(ガチ当事者に殴られそうだけど)。この本の作者の桜井美奈さんが''殺した夫が帰ってきました''の作者だと知って横転。私漫画読んだけどつまんなくて途中でやめたんだよね、、、小説なら面白いのかな?とにかくこの本は苦しい時にまたよみたい。お気に入りの1冊に追加!