桜井美奈のレビュー一覧

  • 殺した夫が帰ってきました

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    最初読み始めた時に予想していた話とは全然違いました。
    戻ってきたのが殺した夫なのか別の人間なのか予想しながら読むのは楽しかったです。

    最後の主人公の話していた真相は分からないですが、今後幸せを掴んでほしいと思います。
    読後感は良かった。

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    2025年11月17日
  • 塀の中の美容室

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     刑務所の中にある美容室で働く受刑者と、そこを訪れた人たちの物語です。

     とある刑務所の中には、美容室がある。塀の中とは思えないような、そこだけ切り取ってしまえばシンプルで小洒落た様子すらある白い外観。扉をくぐれば空の中にいるような青い壁と、そこに浮かぶ雲のような白い椅子。美容師として働くのは国家資格を取った受刑者で、もちろん普通の美容室とは異なることも多い。様々なきっかけからその美容室を訪れた人々が、何を思って、何を見て、何を感じて帰っていくのか。受刑者である美容師のその後の人生にも思いを寄せる、オムニバス短編集となっている。

     今作は、短編の一作ごとに主人公の変わるオムニバス形式の短編

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    2025年11月12日
  • 盗んで食べて吐いても

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    ネタバレ

    過食嘔吐と窃盗症に悩まされる女性の話。
    依存症の怖さと、ジリジリと家族や人生が壊れていく怖さをひしひしと書かれており、胸の苦しさを感じながら読み進めていった。
    それでも世話をかける妹、離婚をするも気にかけてくれている元夫、絶縁同然の娘、大切な人が苦労をしている時に誰になり得るだろうか。
    もっと依存症の怖さを重々しく描写したところも見たいと思った。
    最後のエピローグ、娘と孫と一緒に誕生日ケーキと大好きなカップでパーティ、心がじーんとなったわ…

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    2025年11月09日
  • 盗んで食べて吐いても

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    過食嘔吐に窃盗症を併発する女性の長い長い物語。
    結論。意志では治らないから医者に行きましょう。

    やりたいわけではないのにいつの間にか身体が動いてしまう。胃に物を詰め込み、吐く時だけは何も考えず、自由になれる気がする。幼い頃に植え付けられた歪んだ感情は、ずっと残って自分を蝕み続ける。

    今の辛さから逃れる為の依存行為が、自分を死にたくさせるほどの後悔と苦しみを生む。恐ろしい悲しいスパイラル。


    まあ物語ですから最後は美しいですが、本当にずるずると人は堕ちていく可能性があります。注意しましょう。

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    2025年11月03日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    ネタバレ

    アパレルメーカーで働く茉奈は、仕事相手の中年男性からストーカー行為を受けていた。家に上がり込まれそうになった時、ある男性が現れて助けられる。男性は5年前に殺したはずの茉奈の夫だった。茉奈は夫からDVを受けていたが、再会した夫との日々は別人のように穏やかなもので…。

    なるほど。こういう終わり方なのか。
    2章ぐらいまでは今ひとつ進まなかったけど、3章まで読み進めたらあとはすんなり最後まで読み進められた。
    夫・和希の正体、茉奈の秘密。私には全然予想できなかった。普通に読んでたら、茉奈の秘密はともかく、和希の正体に辿り着くのは無理だと思う。和希が茉奈を探した動機が今ひとつ私には腑に落ちないというか。

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    2025年10月23日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    DV夫を崖から突き落として殺してしまった鈴倉茉菜。職場のアパレルメーカーの取引先の男にストーカーされ、家に押し入られそうになったところを助けてくれたのは、5年前に殺したはずの夫だった。

    まさにタイトル通りの本。読みやすい文体で1日で一気読みしてしまった。
    殺したはずの夫が記憶喪失になって嘘みたいに優しくなって帰ってきた。前半はいつ記憶が戻るのかとヒヤヒヤしながら読んでいたが、夫の白骨死体が発見されたという連絡を受けたことにより、今度は夫のふりをしている男は何者なのか?というサスペンス要素が加わって、より面白くなった。
    色々な「なんで?」が最後に納得のいく形で明かされて、その真相はとても悲しい

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    2025年10月05日
  • 復讐の準備が整いました

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    葵と由利の部分とリリの部分がいつ絡み合うのか興味を持ちながら読み進むことが出来た。
    後半のこり1/4くらいで急展開。
    最後はもう少し激しさが欲しかった気がしなくもないが、読みやすく楽しめた本だった。

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    2025年09月28日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    ストーカーから助けてくれたのは、4年前に崖から突き落として殺したはずの夫。
    読みやすくさくさく進むけど、どこか違和感…。
    どんでん返しというより、ひっくり返されたという感じで面白かった。

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    2025年09月22日
  • 私が先生を殺した

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    2025.9.19
    人気者だった教員が生徒たちの前で飛び降り自殺するまでの経緯を複数の人目線で話す。
    なんで自殺を選んだのか?気になりすぎてすぐ読み終わった。私立学校のお金がらみの裏事情はきっとどこにでもありそうな問題だと思う。自殺を選んでしまったのは可哀想だし、教師として生徒のために曲げなかった奥澤先生の意思を尊重したい。永束先生も教員として生きていられればいい教師のままだったのに、学校の経営が絡んでくると大事なことが分からなくなってしまったんだなぁ。

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    2025年09月19日
  • 塀の中の美容室

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    ずっと読んでみたかったこちらの作品
    ドラマ化すると知り、読みたい欲が増して購入

    更生プログラムっていろいろあるけれど、美容師の免許も取れるんだなぁ……

    確かに、受刑者とわかっている人にハサミを持たれて後ろに立たれるのはちょっと恐いかもしれない
    一切の偏見も持たない、というのは私には無理かもしれない

    でも、更生してほしいとも思う

    桜井美奈さんの作品は二作目だけれど、あたたかい気持ちになれる本でした

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    2025年09月16日
  • 塀の中の美容室

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    もう少し重たい感じかと思いました。
    作中、犯罪者のために美容室の運営をなんで税金でしなきゃいけないのか、というようなことを中学生が言うのですが、なんだかなという気持ちです。

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    2025年09月11日
  • 盗んで食べて吐いても

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    誰かの言葉とか、ちょっとした行動がきっかけで病気になったり今後の人生が変わったりしてしまう恐ろしさ。
    自分自身を受け入れること、優しくすることは難しいけど向き合っていくしかないんだよね。

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    2025年09月09日
  • 私、死体と結婚します

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    他作品もそうだったけど不思議なタイトル。もっとミステリアスな内容と思ったら本当にそのまんま。
    七海はサイコさん?ヤバイ人の話なん?読み進めてくとまあおかしな人だけど常識人。
    途中から真悟の仕事の話になってきて、サスペンス的に。最終的にまとまって落ち着くんだけど、タイトルほどの魅力はなかったかな。

    最後、七海の母親が
    何歳になっても子供は心配なのよ
    色々世話を焼く親心は何か分かる。親のありがたみ。そこの七海の感情だけは共感できた。

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    2025年09月07日
  • 私が先生を殺した

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    終盤のタイトル回収は成程そっちかってなった。
    けどなんか全体的にモヤモヤする。各章で視点が変わるけど状況的にはあまり変化が少なめだし、伏線も印象にあまり残らない感じがした。

    後、じゅんじゅんって渾名が絶妙にダサい。

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    2025年09月04日
  • 私、死体と結婚します

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    看護師の真野七海が婚約者の高辻真吾と結婚をするために東京の病院を辞めて、彼が住む札幌に引っ越してくる。

    夜勤を終えてそのまま婚姻届を提出する予定で帰宅すると真吾がベッドの上で冷たくなっていた。
    彼女は、真吾の友人・光輝に死亡の事実を明らかにするのを待ってほしいと言う。
    その間にひとりで婚姻届を出した彼女は何を明らかにしたのか?


    どういう意味でこのタイトルなのか?と興味をもって読んだが、七海の過去のあることが原因で真吾のことを調べていたのがわかる。
    この2人がもし一緒にならなければ、わからなかったことであり、真吾も命を落とすことがなかったのだろうか…



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    2025年08月17日
  • 復讐の準備が整いました

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    前半は居場所を求めて彷徨う、
    諦めと無気力に囚われた状態のお話。

    中盤に入り、居場所を作ろうと自ら能動的に
    変わっていく辺りから、明るい光がさし始め
    展開が楽しみになってきたことろで…。

    ラストはなるほどね、という感じでした。

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    2025年07月31日
  • 復讐の準備が整いました

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    復讐の内容そのものは、あまり読んだことがないパターンで面白かった。
    一方で、2つある主な仕掛けについては、
    1つは容易に想定できる範囲内で、
    もう1つは「それって必要?」と感じられた。
    仕掛け勝負ならば、もうひとひねりを期待したい。

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    2025年07月30日
  • 塀の中の美容室

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    タイトルとシチュエーションに既視感あると思っていたら、原作をだいぶん前に読んでいた。

    もう少し長い話だったと思ったが、漫画になると良くも悪くも軽やかになったように思う。

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    2025年07月23日
  • 盗んで食べて吐いても

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    読んだあとは
    すぐ忘れちゃいそうだなー
    って思ってたけど
    感想書いてなかったわと書き出したら
    案外覚えてて
    印象深い話だったんだなーと気づく

    おお、思い出そうとしたら
    やっぱりちゃんと覚えてるな
    来年覚えてるかは謎だけども

    そんなわけだけど
    人にオススメするとき
    どう言っていいのかわからん
    こういう障害になったことないし
    そういう人にあったこともないし
    全く未知の世界だし
    そのどこにグッときたか
    自分でわからん

    失敗しながら再生しようとする話
    三歩進んで二歩下がる
    遅々たる前進
    そのへんかなぁ…

    星は3つ

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    2025年07月14日
  • 復讐の準備が整いました

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    ネタバレ

    騙された!物語が進んでいく中で正直「?」がいっぱい。お話が全然繋がらなくて。私の読解力不足か?没入感少なめでどうなるんだと思っていたら。なんと見事な伏線回収。点と点が繋がった。「復讐の準備」壮大すぎる。未熟すぎる愛なんだけど以上の凄みを感じた。のぞみは彼女の側にいきたいって。泣く。

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    2025年06月19日