桜井美奈のレビュー一覧

  • きじかくしの庭

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    電撃大賞の大賞受賞作。
    審査員ベタ褒めなだけある、良作でした。
    人物や風景の描写が丁寧で、すっと物語の中に入っていける。
    いるよね、こういう人、って感じで、キャラにも共感できるし。

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    2013年03月02日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    ネタバレ

    なんで殺した夫とまた一緒に住むんだ…?というところから始まり、主人公の行動にいまいち納得できずモヤモヤ。終盤、真相が明らかになると、そういうことかと理解できる部分はあるが、すり替わりもあっさりしていて疑問が残る感じ。物語の展開はテンポよく、先が気になり一気に読めて楽しかった。

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    2026年05月17日
  • 私が先生を殺した

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    今まで読んできたミステリーとは少し毛色が違った。
    章ごとに違う人間の視点で描かれていて、こういうったタイプの小説には初めて出会ったので新鮮だった。
    ただ救いがないし、読後感はあまり理気持ちのいいものではない。

    先生としても立派で人としても何か欠落しているわけでもない。そんな人間が捻じ曲げられた情報により人生が壊れていく。こんな理不尽が起こってしまうのが現代の情報化社会。
    1つの視点の情報を鵜呑みにし、袋叩きにし人を壊す。鬼畜の所業。一度炎上してしまえば言い訳など通用せず、事実はかき消されていく。常時薪をくべられる燃え上がる炎に少量の水など何も影響せず、薪がなくなるのをただ待つだけ。

    砥部以

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    2026年05月12日
  • 家(族)壊します

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    桜井美奈さんの新刊。

    連作短編集。題名が面白そうだったので、読み始めました。第1章は、興味をそそる始まりで、その後の展開が気になりましたが、ちょっと終盤が、、ボリューム感は適度で読みやすい点は良かったです。

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    2026年05月09日
  • 私が先生を殺した

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    ネタバレ

    各章ごとに語られる視点が違うので、飽きずにサクサク読めました。
    先生が自殺するという出来事を、それぞれの生徒たちの感じ方。黒板に書かれた『私が先生を殺した』の文字。これらの受け取り方は生徒と先生との距離感や関係性によってかわっているのが惹きつけられる要因でした。
    最終章である先生視点の章は、モヤっとしていた部分が明らかになっていく。ただその内容は胸糞悪いもの。先生が死を選ぶなかでも光が見えるような結末かと想像していただけに、救いのなさに心がザワザワした終わり方でした。
    誰の視点で「先生を殺した」のか。ここは最後にひっくり返されました

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    2026年05月04日
  • 私が先生を殺した

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    どんどん明らかになってゆく真相。とても読みやすく、すぐ読み終えられた。読書スランプだったがこの本を読み始めてから回復した。それだけ読ませる力がある

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    2026年04月13日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    ネタバレ

    上手く嵌められたなーという感じです。主人公の過去が辛過ぎて、これからは幸せになってほしいです。親の虐待や無戸籍では普通の幸せな人生を送るのは不可能だし、別人になりたいと思ってしまうのも無理ないよなぁ…。穂高の言動がリアルなストーカーそのもので気持ち悪く、本筋ではないのにやけに印象的でした。

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    2026年03月27日
  • 私が先生を殺した

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    後味はそんなに良いものではない、高校を舞台としたミステリー。

    全校生徒が集合する避難訓練中、一人の生徒が屋上を指差す。
    そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤。
    奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。
    止めようとする教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞う。
    誰もが彼の自殺を疑わず、悲しみにくれた。
    しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」という
    メッセージがあったことで、状況は一変する。

    クラスの生徒たちの視点で奥澤先生が
    飛び降りるまでの数日間が語られていき、
    次々と変わっていく生徒たちの視点によって、
    次第に事件の全体像が浮き彫りになってい

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    2026年03月15日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    タイトル通り殺した夫が帰ってくる。
    しかし記憶喪失状態。
    しばらく生活していくのだが…
    後半早めにひっくり返される。
    そこから少々整理が必要だが、かなり読みやすい部類と思われる。

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    2026年03月08日
  • 私が先生を殺した

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    読みやすくて、そして続きが気になって一気に読んじゃいました。
    屋上から飛び降りた教師、教室の黒板に書かれた「私が先生を殺した」の文字
    それをめぐって一人称が変わっていくオムニバスっぽさもあったり、次々と新しいことがわかったり。
    ああ!そういうことだったのか!という驚きもあり。
    おもしろく読めました。

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    2026年02月26日
  • 盗んで食べて吐いても

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    ネタバレ

    なーんでまた盗っちゃうかな!と度々絶望しながら読み進めた。吐くために食べるからお金を払うのが馬鹿馬鹿しいって、その世界にいると視野狭小になって前提の「お店でものを買う」ということまで見えなくなっちゃうのかなぁと。体にたくさん食べ物を入れてすぐ吐き出すって、理解ができなかったからこそ読めて良かった。知れたから。これは苦しいよ。自分を大事にしてくれよ。
    おいしいもの食べて生きてこうぜ!太ったら運動すりゃいいよ!と思うけどね。当事者を目の当たりにするときがもし来たら、心にしまっておくことにするその準備ができたのが収穫。

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    2026年02月26日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    震災の話有り。
    少し強引さは感じたものの、しっかり騙された。
    まともな庇護欲を持った大人がいないのは本人のせいじゃないのに、と思うと本当に悲しくなる。

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    2026年02月23日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    ネタバレ

    まさかの主人公が、生きてる夫の妻になりすましていたという結末。見せられた写真の勘違いから生まれたお話。

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    2026年02月20日
  • 復讐の準備が整いました

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    ネタバレ

    帯から、女子高生の漫画部で起こった事件で・・・とかかとおもったら、
    いきなり歌舞伎町で薬をうる女子高生がでてきて、「あれ?思ったのと違う」となりつつ読んだ。

    歌舞伎町の女子高生の話と、高校の漫画部のちょいオタな女子高生の話が並行し、
    あ、これ、由利(漫画部1年)と、リリ(歌舞伎町で薬をうる女)が同一人物なんだなって思った。
    リリが歌舞伎町のビルから落とされて。
    そのうち、時間が進みまくり、野川ひなたというプロの漫画家がでてきて、
    あぁこの子は葵(漫画部2年)の大人になった人なんだ。
    由利を殺したあの遊馬が、きらりの父親なんだろう・・・。
    あの喫茶店で担当編集の相川さんと打ち合わせしたのも、き

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    2026年02月11日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    ちょいちょい都合の良い展開だなと思うところもありましたが、どうなるのかな?と読みすすめたくなってあっという間、正味1時間くらいで読んじゃった。

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    2026年02月10日
  • 盗んで食べて吐いても

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    「理解できない」の先にある光。心の絡まりを解きほぐす、魂の再生譚。

    桜井美奈さんの多才さに改めて驚かされた一冊です。本作が扱うのは「摂食障害」や、紙などを食べてしまう「異食症(いしょくしょう)」といった、一見すると特異に映る病。しかしその根底にあるのは、誰の心にも潜みうる、深く複雑に絡まった「心の糸」の物語でした。

    最も印象的だったのは、これまであまり耳にすることのなかった病の「リアルな苦しみ」が描かれている点です。

    身近に当事者がいなければ「なぜそんなことを?」と一蹴してしまいそうな行動も、物語を通じてその背景にある根深い問題に触れると、景色が一変します。

    「人間には深層心理のどこか

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    2026年02月01日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    全体的に読みやすくてサクサク読み進めることができました。

    崖から突き落としたDV夫が急に姿を現し、一緒に住むことになるけど、夫は記憶喪失でしかもめっちゃ優しくなってるぅ〜?!
    一体何が起こっているのか、日常生活のシーンが多いのに、同棲生活をしている相手に不信感を抱きつつ暮らす茉奈の様子がリアルだった。

    少し無理矢理感がある展開に置いていかれそうになりました。ラストの震災でうんぬんのくだりはちょっと不可抗力で仕方なかったんですって言い訳されているようで萎えたw
    そうではなく、"マナ"自身が決断して欲しかった。

    ほんのちょっぴりハッピーエンド?!

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    2026年01月24日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    サラッと読めそうなものを読みたくて手にした1冊。
    タイトルがやけに物騒で、ドロドロのサスペンスかと思いきや
    中盤から結末は予想してた感じではない所に着地したなと言う感想。
    内容がもう少し具体的に濃く書かれていたら
    胸が苦しくて中断していたかもだが
    当初の目的通りサラッと読めたのでヨシ。

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    2026年01月20日
  • 盗んで食べて吐いても

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    ネタバレ

    共感できる部分もあり、どう言う展開になるんだって気になって物語に入り込んでしまった。特に、主人公がJKを救おうとすることで、過去の自分を救いたいという心情に心を動かされた。
    過去の事実は変えられないけど、今の行動を変えようとすることで、過去の事実の捉え方や受け止め方は変えられるのではないかと気付かされた。
    過去の自分を救うために今の自分の行動を変えてみる。そうすることで、過去の自分の捉え方が変わると同時に、気がついたらふとした時に成長した自分出会えるんじゃないかなと思う。

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    2026年01月11日
  • 殺した夫が帰ってきました

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    最後のどんでん返しだけは少し目を引くものの、それ以外の部分は展開も描写も平坦で、盛り上がりもほぼなく、淡々と物語が進んでいくイメージ。設定が面白いだけに、逆に展開に物足りなさが残った。

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    2026年01月11日