桜井美奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
後味はそんなに良いものではない、高校を舞台としたミステリー。
全校生徒が集合する避難訓練中、一人の生徒が屋上を指差す。
そこにいたのは学校一の人気教師、奥澤潤。
奥澤はフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りようとしていた。
止めようとする教師たちの怒号が飛び交うも、奥澤の体は宙を舞う。
誰もが彼の自殺を疑わず、悲しみにくれた。
しかし奥澤が担任を務めるクラスの黒板に「私が先生を殺した」という
メッセージがあったことで、状況は一変する。
クラスの生徒たちの視点で奥澤先生が
飛び降りるまでの数日間が語られていき、
次々と変わっていく生徒たちの視点によって、
次第に事件の全体像が浮き彫りになってい -
Posted by ブクログ
ネタバレ帯から、女子高生の漫画部で起こった事件で・・・とかかとおもったら、
いきなり歌舞伎町で薬をうる女子高生がでてきて、「あれ?思ったのと違う」となりつつ読んだ。
歌舞伎町の女子高生の話と、高校の漫画部のちょいオタな女子高生の話が並行し、
あ、これ、由利(漫画部1年)と、リリ(歌舞伎町で薬をうる女)が同一人物なんだなって思った。
リリが歌舞伎町のビルから落とされて。
そのうち、時間が進みまくり、野川ひなたというプロの漫画家がでてきて、
あぁこの子は葵(漫画部2年)の大人になった人なんだ。
由利を殺したあの遊馬が、きらりの父親なんだろう・・・。
あの喫茶店で担当編集の相川さんと打ち合わせしたのも、き -
Posted by ブクログ
「理解できない」の先にある光。心の絡まりを解きほぐす、魂の再生譚。
桜井美奈さんの多才さに改めて驚かされた一冊です。本作が扱うのは「摂食障害」や、紙などを食べてしまう「異食症(いしょくしょう)」といった、一見すると特異に映る病。しかしその根底にあるのは、誰の心にも潜みうる、深く複雑に絡まった「心の糸」の物語でした。
最も印象的だったのは、これまであまり耳にすることのなかった病の「リアルな苦しみ」が描かれている点です。
身近に当事者がいなければ「なぜそんなことを?」と一蹴してしまいそうな行動も、物語を通じてその背景にある根深い問題に触れると、景色が一変します。
「人間には深層心理のどこか -
Posted by ブクログ
全体的に読みやすくてサクサク読み進めることができました。
崖から突き落としたDV夫が急に姿を現し、一緒に住むことになるけど、夫は記憶喪失でしかもめっちゃ優しくなってるぅ〜?!
一体何が起こっているのか、日常生活のシーンが多いのに、同棲生活をしている相手に不信感を抱きつつ暮らす茉奈の様子がリアルだった。
少し無理矢理感がある展開に置いていかれそうになりました。ラストの震災でうんぬんのくだりはちょっと不可抗力で仕方なかったんですって言い訳されているようで萎えたw
そうではなく、"マナ"自身が決断して欲しかった。
ほんのちょっぴりハッピーエンド?!
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Posted by ブクログ
■サマリー
・殺した夫は帰ってきません
・身代わりの人生を歩むことの難しさ
・その後の二人はどうなるのだろうと思わせる終わり方
■所感
強烈なタイトルで本屋でついつい手に取った。
殺した夫が帰ってくるなんて、なんとおぞましい。
ゾンビ系のミステリー小説なのかと読み始めたが、
最後になってオチがわかると、そういうことだったのか腹落ちするよくある系のミステリー小説だった。
しかし、あの登場人物はそんなちょい役のような扱いで雑すぎやしないか…、あの登場人物は
もうちょっと伏線の回収とかで使ってもいいんじゃないか…など、いろんなミステリーを読む私にとっては少々荒い構成が気になった。 貸