桜井美奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
遺産相続をめぐる、家族の話。
花城佳恵、高3の夏。
浪費家の父が家を出たまま帰らず、家賃も払っていないと判明、大家に出ていくように言われて困っている時、親戚と名乗る女性・紺野が現れた。
亡くなった祖母の遺産相続のために、来てほしいという。
祖母の家には、借金まみれの義理の伯母・利沙子、女装している叔父・幸太郎、祖母のハトコで遺言執行人の紺野環がいた。
佳恵が相続するものは猫。祖母が飼っていた三毛猫のリネンです。他にお金もありますが。
それぞれに違うものが遺贈されました。
ただし、相続の条件は、みな一緒にここで暮らすことだと。
親戚といっても、これまで会ったこともなく、血のつながりも薄い。 -
Posted by ブクログ
はじめて読む作家さん
他の本はタイトルだけ知ってて
インパクトあるタイトルが上手いなー
くらいしか興味なかった
これもタイトルが濃い味だな
って思って読んでみた
結構序盤で
これはこっちなんでしょ?
って気づいちゃうし
この人、そうなのかな?って
わかる前にわかっちゃう
いつも何もわからないのに
わかっちゃうくらいだから
他の読者ならもっとわかっちゃうだろう
主要人物が
どっちもじんわり不愉快にさせる
嫌われるには理由があるよね
って言いたくなる人たちで
そんな人だらけで
そんな人ばっかりなのに
みんなそれぞれ個性的って
すごいな…って思った
でもタイトルほど中身は濃い味だと
思わなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ねえ......あそこに誰かいない?」
避難訓練の途中で一人の生徒が屋上を指差した。
教師たちの怒声に耳も傾けず、人気教師、奥澤潤がフェンスを乗り越え、屋上から飛び降りた。
誰もが奥澤の死は自殺だと考え、悲しみに暮れる中、奥澤が担任を努めていたクラスの黒板に
「私が先生を殺した」
という一文があり......。
4人の生徒と、死んだ教師である奥澤自身の目線で描かれるミステリー。
ーー段々と事件の全貌が、真実が見えてくる。
「感想」
読んだあとに気づいたけれど、この作者の桜井美奈さんは「殺した夫が帰ってきました」の作者なんですね〜。
個人的には「殺した夫が帰ってきました」のほ -
Posted by ブクログ
本屋さんで表紙に惹かれて思わず購入
「殺した夫が帰ってきました」の作家さんの作品だった
母と死別
父はお金にだらしがなく居場所も分からない
高校生の佳恵は1人暮らし
佳恵の前に母の代わりに祖母の遺産相続する話が舞い込む
相続は猫と現金
相続の条件は他の相続人と暮らすこと
借金まみれの義理の伯母の利紗子
女装姿の叔父の幸太郎
祖母のハトコの環
訳あり4人と1匹の相続に奮闘する疑似家族ドラマ
祖母がなぜその物を相続人に残したのか
理由が明らかになった時に
祖母の本当の思いや愛が私達読者にも伝わる
この登場人物達は不器用
だからこそ人間らしい
虚勢を張っているけれど本当は寂しがりや
でも愛をた