桜井美奈のレビュー一覧

  • 相続人はいっしょに暮らしてください

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    遺恨を残すきっかけも改心のきっかけも同じように家族なんだな。
    完全に三毛猫かわいさに表紙買いだったけど、身内によく似た人がいたり(笑)、遺言(付言事項)の書き方次第では生前は素直になれなかった心残りを調整する機能があるのかもと興味深く読んだ。
    遺言残す側の立場としてはちょっとまだ遠い私だけど、そんな時が来たら雅子さんの試みを思い出すだろう。

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    2025年12月03日
  • 盗んで食べて吐いても

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    母親の言動によって摂食障害になった女の人の話
    母親が亡くなり、自分と同じような女子高生と出会ったことにより 自分を見つめ直すことができた
    旦那さんほんとにいい人
    最後はハッピーエンドでよかった

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    2025年11月28日
  • 盗んで食べて吐いても

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    2025.11.21
    万引きを繰り返してしまう窃盗症と生きるのがつらくて過食嘔吐してしまう摂食障害の人はこういう気持ちなのか。
    食べるということは生きることで、生きる行為が辛いものになっているってしんどい。
    依存症の人は完治というものはなくて、毎日毎日今日はしなかった、という繰り返しなんだそう。

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    2025年11月21日
  • 塀の中の美容室

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     刑務所の中にある美容室で働く受刑者と、そこを訪れた人たちの物語です。

     とある刑務所の中には、美容室がある。塀の中とは思えないような、そこだけ切り取ってしまえばシンプルで小洒落た様子すらある白い外観。扉をくぐれば空の中にいるような青い壁と、そこに浮かぶ雲のような白い椅子。美容師として働くのは国家資格を取った受刑者で、もちろん普通の美容室とは異なることも多い。様々なきっかけからその美容室を訪れた人々が、何を思って、何を見て、何を感じて帰っていくのか。受刑者である美容師のその後の人生にも思いを寄せる、オムニバス短編集となっている。

     今作は、短編の一作ごとに主人公の変わるオムニバス形式の短編集の形で少しずつ物語が進んでいく一冊でした。
     今作に触れるまで、女子刑務所の中に美容室があるなんて考えたこともありませんでしたが、そういう物があるのだと知って驚きました。研修を受けて、資格を取って、美容師として仕事ができるだけの時間分の刑期がある人でないと、その美容室に美容師として立てないということもまた、驚きの一つでした。刑法に詳しくない私は、どれだけの罪でどれだけの刑期が要求されるものなのか今一ピンとこないのですが、軽犯罪ではないことが確実だと思うと、なんとも特殊な場所のように感じてしまいます。
     今作の主人公たちも、塀の中の美容室に訪れる理由は様々でした。偏見や下世話な興味や、その他色々な思いからそこを訪れる人々は、ある意味当然の反応なのかもしれないなとも思います。自分たちの普段の生活で、縁のない場所だと思っている刑務所の中。今まで存在を知らなかったものを知れたという意味で、とても新鮮な物語でした。できれば、それぞれの短編の主人公たちがその後どう感じてどう日常に戻っていったのかを、もう少し知りたかったです。
     物語の中の美容室はフィクションでも、実際にある美容室で働く受刑者の方は、出所後にまだまだ厳しい現実が待っているのだろうと思うと、世知辛いです。一口に『犯罪者』と線を引くだけでなく、何かよい仕組みはないものかと思わずにはいられません。

     世の中の問題も含めて考えさせられる一冊でした。

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    2025年11月12日
  • 盗んで食べて吐いても

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    ネタバレ

    過食嘔吐と窃盗症に悩まされる女性の話。
    依存症の怖さと、ジリジリと家族や人生が壊れていく怖さをひしひしと書かれており、胸の苦しさを感じながら読み進めていった。
    それでも世話をかける妹、離婚をするも気にかけてくれている元夫、絶縁同然の娘、大切な人が苦労をしている時に誰になり得るだろうか。
    もっと依存症の怖さを重々しく描写したところも見たいと思った。
    最後のエピローグ、娘と孫と一緒に誕生日ケーキと大好きなカップでパーティ、心がじーんとなったわ…

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    2025年11月09日
  • 復讐の準備が整いました

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    葵と由利の部分とリリの部分がいつ絡み合うのか興味を持ちながら読み進むことが出来た。
    後半のこり1/4くらいで急展開。
    最後はもう少し激しさが欲しかった気がしなくもないが、読みやすく楽しめた本だった。

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    2025年09月28日
  • 私が先生を殺した

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    2025.9.19
    人気者だった教員が生徒たちの前で飛び降り自殺するまでの経緯を複数の人目線で話す。
    なんで自殺を選んだのか?気になりすぎてすぐ読み終わった。私立学校のお金がらみの裏事情はきっとどこにでもありそうな問題だと思う。自殺を選んでしまったのは可哀想だし、教師として生徒のために曲げなかった奥澤先生の意思を尊重したい。永束先生も教員として生きていられればいい教師のままだったのに、学校の経営が絡んでくると大事なことが分からなくなってしまったんだなぁ。

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    2025年09月19日
  • 塀の中の美容室

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    ずっと読んでみたかったこちらの作品
    ドラマ化すると知り、読みたい欲が増して購入

    更生プログラムっていろいろあるけれど、美容師の免許も取れるんだなぁ……

    確かに、受刑者とわかっている人にハサミを持たれて後ろに立たれるのはちょっと恐いかもしれない
    一切の偏見も持たない、というのは私には無理かもしれない

    でも、更生してほしいとも思う

    桜井美奈さんの作品は二作目だけれど、あたたかい気持ちになれる本でした

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    2025年09月16日
  • 塀の中の美容室

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    もう少し重たい感じかと思いました。
    作中、犯罪者のために美容室の運営をなんで税金でしなきゃいけないのか、というようなことを中学生が言うのですが、なんだかなという気持ちです。

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    2025年09月11日
  • 私、死体と結婚します

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    他作品もそうだったけど不思議なタイトル。もっとミステリアスな内容と思ったら本当にそのまんま。
    七海はサイコさん?ヤバイ人の話なん?読み進めてくとまあおかしな人だけど常識人。
    途中から真悟の仕事の話になってきて、サスペンス的に。最終的にまとまって落ち着くんだけど、タイトルほどの魅力はなかったかな。

    最後、七海の母親が
    何歳になっても子供は心配なのよ
    色々世話を焼く親心は何か分かる。親のありがたみ。そこの七海の感情だけは共感できた。

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    2025年09月07日
  • 私が先生を殺した

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    終盤のタイトル回収は成程そっちかってなった。
    けどなんか全体的にモヤモヤする。各章で視点が変わるけど状況的にはあまり変化が少なめだし、伏線も印象にあまり残らない感じがした。

    後、じゅんじゅんって渾名が絶妙にダサい。

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    2025年09月04日
  • 私、死体と結婚します

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    看護師の真野七海が婚約者の高辻真吾と結婚をするために東京の病院を辞めて、彼が住む札幌に引っ越してくる。

    夜勤を終えてそのまま婚姻届を提出する予定で帰宅すると真吾がベッドの上で冷たくなっていた。
    彼女は、真吾の友人・光輝に死亡の事実を明らかにするのを待ってほしいと言う。
    その間にひとりで婚姻届を出した彼女は何を明らかにしたのか?


    どういう意味でこのタイトルなのか?と興味をもって読んだが、七海の過去のあることが原因で真吾のことを調べていたのがわかる。
    この2人がもし一緒にならなければ、わからなかったことであり、真吾も命を落とすことがなかったのだろうか…



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    2025年08月17日
  • 復讐の準備が整いました

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    ※
    前半は居場所を求めて彷徨う、
    諦めと無気力に囚われた状態のお話。

    中盤に入り、居場所を作ろうと自ら能動的に
    変わっていく辺りから、明るい光がさし始め
    展開が楽しみになってきたことろで…。

    ラストはなるほどね、という感じでした。

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    2025年07月31日
  • 復讐の準備が整いました

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    復讐の内容そのものは、あまり読んだことがないパターンで面白かった。
    一方で、2つある主な仕掛けについては、
    1つは容易に想定できる範囲内で、
    もう1つは「それって必要?」と感じられた。
    仕掛け勝負ならば、もうひとひねりを期待したい。

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    2025年07月30日
  • 塀の中の美容室

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    タイトルとシチュエーションに既視感あると思っていたら、原作をだいぶん前に読んでいた。

    もう少し長い話だったと思ったが、漫画になると良くも悪くも軽やかになったように思う。

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    2025年07月23日
  • 復讐の準備が整いました

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    ネタバレ

    騙された!物語が進んでいく中で正直「?」がいっぱい。お話が全然繋がらなくて。私の読解力不足か?没入感少なめでどうなるんだと思っていたら。なんと見事な伏線回収。点と点が繋がった。「復讐の準備」壮大すぎる。未熟すぎる愛なんだけど以上の凄みを感じた。のぞみは彼女の側にいきたいって。泣く。

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    2025年06月19日
  • 復讐の準備が整いました

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    高校の漫画研究会入った由利。先輩の葵と2人だけの漫研。ある日歌舞伎町で女子高生の転落事件があった。
    ODや過剰な貢ぎがある現代の夜の闇と夢を追う漫研の2人との接点とは。

    サラッと読んでたら後半で一気に混乱するので要注意。

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    2025年06月03日
  • 復讐の準備が整いました

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    帯には『騙され注意!』の文字が躍る。

    騙され系には毎回まんまと騙されるので、今回こそはとミスリードされないように読み進めた。
    だが、くー、してやられた。

    物語は、小野川葵が部長を務める漫画研究会に、新入生の由利が入部して来た所から始まる。
    たった二名の部員。

    一見、漫画制作に情熱を注ぐ青春ストーリーのようだが時に感じる不協和音。
    先が読めない中で起きた転落事故。

    中盤までは復讐の"ふ”の字も登場せず、誰が誰に復讐を企てているのか全く見えて来ない。

    終盤でようやく伏線が回収されパズルのピースが嵌った。

    これは究極の恋愛小説。

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    2025年06月01日
  • 塀の中の美容室

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    刑務所の中にある美容室。美容師は受刑者。
    そこに訪れる人々。
    どういう気持ちで刑務所内の美容室に訪れるのか。それぞれの事情、それぞれの気持ち、それぞれの人生がそこに描かれている。
    一生懸命に今を生きる人たちだから、過ちを犯し受刑者になりつつも再生しようとひたすら努力する塀の中の美容師に惹きつけられているのだろうか。

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    2025年05月08日
  • 私が先生を殺した

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    ネタバレ

    読みやすい話だった。
    誰かを成績改ざんで指定校取らせるにしても、誰も希望者いなくて空いてる枠に出来なかったのかな。
    黒田さんがただただかわいそう。
    校長と永束も人選ミスじゃない?過去の事とか、動画で言う事聞かせようとしたのかもしれないけど、人選ミス。その前の人も断ってるからやはり人選ミス。だめな2人。

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    2025年05月06日