桜井美奈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本屋さんで表紙に惹かれて思わず購入
「殺した夫が帰ってきました」の作家さんの作品だった
母と死別
父はお金にだらしがなく居場所も分からない
高校生の佳恵は1人暮らし
佳恵の前に母の代わりに祖母の遺産相続する話が舞い込む
相続は猫と現金
相続の条件は他の相続人と暮らすこと
借金まみれの義理の伯母の利紗子
女装姿の叔父の幸太郎
祖母のハトコの環
訳あり4人と1匹の相続に奮闘する疑似家族ドラマ
祖母がなぜその物を相続人に残したのか
理由が明らかになった時に
祖母の本当の思いや愛が私達読者にも伝わる
この登場人物達は不器用
だからこそ人間らしい
虚勢を張っているけれど本当は寂しがりや
でも愛をた -
Posted by ブクログ
舞台は、刑務所の敷地内にある美容室。一般の人がお客さんとして行くことができる。美容師さんとして働いているのは受刑者で、刑期中に勉強をして資格を取り、やがてお店に立てるようになるということらしい。
各章の主人公は、それぞれの理由からこの美容室を訪れる。みんな悩みや悲しみ、つらさを抱えているのだけれど、美容室を出る頃にはちょっと気分が変わっている。
登場する人物みんながいい風に影響を与え合っていて、悩みが無くなるわけではないにしろ、各章のどれもが前向きに終わる。エピローグも希望を感じられて良かった。
刑務所の中にある美容室って、実際にあるんだね。知らなかった。
電子書籍だからページ数は意 -
ネタバレ 購入済み
ミステリーと言うよりも
ミステリーと言うよりも、恋愛小説だった。ミステリーとしてはかなり軽く、本を読むのが遅い私が半日足らずで読み終えた。
途中でなんとなく先が読めたのと、登場人物に感情移入出来なかったので星3つにしたが、面白くなかったわけではない。期待していたミステリーではなかった、と言う事です。 -
Posted by ブクログ
こういう素直な10代向け作品を読む度に、「まだ読書経験が少ないうちにこの作品に出会えたらよかったのに」と思ってしまう。
ちょっと不思議な要素アリの、素直でストレートなボーイミーツガール。そして泣かせるエンディング。まさに王道。
ただね……王道すぎて、直球すぎて、歳を重ねたおばさんには眩しすぎるのですよ……。
文章は軽快で読みやすくて、登場人物が生き生きとしてるのが印象的。
少しずつ主人公が心を開いて素直になっていく様子が、微笑ましくてつい見守りたくなっちゃう。
だからこそ、「嘘が見える」描写がキラキラと綺麗なのが、却って物悲しいのだけど……。
まだ触れてきた物語の数が少ない若い人、普段あ -
Posted by ブクログ
ネタバレあまり大きな転換とか意外性もなく進んでいくお話なのかなと、読み進めるのにしんどいかなと思っていたんですが、田路先生ときじかくしの庭に集まる生徒たちの距離感、田路先生と恋人香織の関係性、淡々としてるようで居心地よくて、意外によい感じで読めました。苦しかったり、嬉しかったり、楽しかったり、泣きたくなったり、そんなの大人になったからって薄くなる感情じゃないですよね。印象的な文。「もがいて、もがいて、もがいて。必死にもがくのに水の中から抜けられず、まるで溺れているような毎日だ。呼吸することさえ苦しく、胸が締め付けられる。「決断する直前は水の中で息を止めているような感じなんだとさ。」」
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Posted by ブクログ
驚くような展開はないが、主人公の成長する様を微笑ましく感じる。主人公のような力は無いが、誰しも大人への階段を上る際、同じような経験をするのではないだろうか。
あらすじ(背表紙より)
他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。分かるのは、好きになった人の嘘だけ。幼い頃から、大切に想う人たちからの嘘に苦しめられてきた聖は、もう誰も好きにならないよう、心を閉ざし生きてきた。だがそんなある日、聖は嘘とは無縁の明るく素直な転校生、二葉晴夏と出会ってしまい―。「誰かを好きになりたい、でも好きになったら…」嘘を憎む少年と、嘘をつかない少女がおくる切ない青春スト