紗久楽さわのレビュー一覧
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新美南吉文学忌、南吉忌又は貝殻忌
咽頭結核で29歳で死去。
赤とんぼの擬人化は思い切っていて可愛い。
赤とんぼと東京から来た少女のふれあい、つながり。書生の若者らしいちょっとしたイジワル。
ねこ助さんの風景も少女もとても綺麗。
貝殻忌は、「貝殻」という詩から
かなしきときは
貝殻鳴らそ。
二つ...続きを読むPosted by ブクログ -
好きなイラストレーターさんと好きな文豪なので即購入しました。絵本なので多少の文章量の省略があるのかな…?原作だともっと長い感じだけど…。私個人としては小説を持ち歩くより、こっちの乙女の本棚シリーズ持ち歩きたいと思うくらい好きです。全巻集めてみたいけど、絵本だから凄く高くて全巻集めるのは流石に無理かも...続きを読むPosted by ブクログ
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夏目漱石先生+しきみさんのコラボ!即購入しました。イラストが凄く綺麗。鑑賞用として買っても後悔しないと思う。小説を読んでいても思ったけど、やっぱり夏目漱石先生の文章って凄く言葉遣い良いですよね。全巻集めたいけど、結構な値段するので月に一度のペースで買おうと思っています。シリーズの名前が凄く尊い。乙女...続きを読むPosted by ブクログ
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夢野久作命日、遺作は「ドグラ・マグラ」
1928年『猟奇』
海洋研究所に漂着した手紙の入った3本のビール瓶
それは、孤島に漂流した兄妹からの手紙
一方通行の書簡体系式。
時間を遡って手紙が読まれる。
タイトル「瓶詰地獄」のセンスの良さ。
悲劇的状況の中で二人という幸福。
心身の成長と共に変化する関...続きを読むPosted by ブクログ -
文豪と言われる人の書く話は難解すぎて何を伝えたいのか、自分らだけが分ればいいとおもっているのか、それともかまってちゃんのように難解にすることによってこの作品だけを考えて、理解してから次の作品を読んで欲しいと考えているのか??感想を書くようになって徐々にだけど、本を読むことが苦痛になって全然読めなくな...続きを読むPosted by ブクログ
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「あたしは、ほんとうに男のかたと、大胆に遊べば、よかった。あたしのからだを、しっかり抱いてもらいたかった。…お悧巧すぎた。…あたしの手が、指先が、髪が、可哀そう。死ぬなんて、いやだ。いやだ。」
病気で死ぬ間際にある妹のこの言葉が胸に刺さった。若い時分に死ぬということは、したいことが叶えられぬうちに死...続きを読むPosted by ブクログ -
初めて読んだ作品です。
太宰治作品はあまり縁がないが縁ある作品が女性主人公多し。太宰治って女性の視点が上手いのか?情緒のある物語でした。
妹の、薄命が故の望みをこんな形で手紙に認める気持ち、そこにある恥じらいや欲望。姉の妹の不憫さを思いやる気持ちと姉としてのプライドや羨望。いろんなものが滲み出ている...続きを読むPosted by ブクログ -
国語のテストでよくある問に
「この時の主人公の気持ちを答えなさい」というのがある
いや、分かるわけないだろ!
といつも思っていた
要領のいい嫌なタイプの子どもだったので、難なく大人が喜びそうな「答え」を書いていた
でも本当はそんなん本人に聞いてみな分からんだろ!と思っていた
正解なんか分かる...続きを読むPosted by ブクログ -
話は勿論、挿絵が美しい。
この乙女の本棚シリーズは、
どのイラストレーターさんも
ストーリーにあった素晴らしい絵を描いてて好き。Posted by ブクログ -
乙女の本棚八冊目
う〜ん、素晴らしい
ねこ助さんのイラストが素晴らしい
だけど…
『乙女の本棚』シリーズ、読めば読むほどこのシリーズ良いのか?悪いのか?って疑問が大きく膨らんできている
そして、あんまり良くないかもって考えに傾きつつある
例えばこの『赤とんぼ』新美南吉さんが赤とんぼに何を乗っけ...続きを読むPosted by ブクログ