紗久楽さわのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ30周年記念本3冊目。
「青春狂走曲」
好きになったらとことん攻めていく。
ここまでやられたらもう、ね。
しかしスコットの勢いが怖かった。
妹から狙いが自分にかわり「絶対に無理!!」だったのにとうとう捕まり好きになってしまうんだもの。
付き合うまでの健人のイライラや怒りとか読んでるこちらも同じで。
人の話を聞かないって本当嫌。
けどもうここまでだと絆されちゃうのも分かるからなぁ。
最終的には幸せ?な2人になれたみたいで(笑)
「その後の」スコットの健人への愛、ご馳走様。
「特典」素敵なフォトが撮れたみたいで良かったかなって。
「truelove」唯一自分に嘘をつかない、受け入れてくれる人の存在。
幸一にとっての光一がそれで。
でも光一には同性の恋人岩城が居て。
そして光一の死により岩城と幸一の関係が変化していき幸一への執着を見せ始める岩城との関係に幸一は「光一からの」
幸一の生い立ちからその感情が分かり、それを受け入れた岩城。
岩城からの光一とは反対の言葉に救われる幸一が哀しかった。
「その後の」での幸一の岩城を語る場面…。
3冊通して改めて先生の作品は仄暗い中に明暗分かれる話が多々あり面白くこれからも読ませて頂きたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
true loveがマジで本当にド好みすぎて、読む手が止まらず困りました。
青春狂想曲。も勿論良くて、私はにこにこしながら(たまに面白すぎてひっくり返りながら)読んでいたのですが、その次に来るものにぶん殴られるとは思っていませんでした。
なんて形容したら良いか、感情が追い付かないのですが、例えるなら辛いことがあって、泣くことじゃないけど泣きたいというか、泣く前に似た気持ちになりました。
本当に涙が流れた訳ではないのですが、胸が苦しい感じが幸一が懐きだしてからずっとしていました。
恐らく、幸一の誰かが支えていないと生きていけなそうな部分が、私の胸に深く刺さってしまったのかもしれません。
岩城の出した結論に、幸一は救われたのだと思います。(勝手にその後のまで読んでそう思っただけですが)
感想が長くなりましたが、私が言いたいことは1つです。
木原音瀬先生の作品を、これからも読み続けたい。
私は読者なので、勝手に期待してしまっていますが、そう思える作品でした。 -
ネタバレ 購入済み
卍と百がただただ幸せでいっぱいの笑顔を作って欲しい。陰間の時代の生い立ちは泣ける。新たな新キャラ千と兆って話すだけでも色っぽい。江戸BL素敵です。
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購入済み
身をとろかす恋。それどころか身を焦がす、いや灰になっても。
それほどの恋。
さすが、鬼殺の卍の向こうを張る、鵺の千。ただの恋ではありませんでした。
世間のいくつかの恋もちらりと語られてましたが、お江戸の花火のように華やかに燃え上がって時代とともに流れていくよう。人生は一度きり、感慨深いです。
それにしても、卍に劣らない、千の大変な美丈夫っぷりがこれでもかと。美しい兆がどうしようもなく惚れるのも納得。
伊達男鬼殺の卍と同じく鵺の千
この2人が双璧の、を組の纏はそりゃ華やかだったよねーと思います。 -
購入済み
浮世絵の様で動きがある、着物の柄も小物もいい。これは現代浮世絵と言っていいのでは?絵のタッチもどこか版画のようで。何しろ、卍兄ィの立ち姿がのっけからカッコいい。炬燵(コタツ)を担ぐ姿も艶っぽいて、ホントにもう。とにかく決まってるのですよ。浮世絵の様式美というのでしょうか。いちいち見惚れます。
纏持ちも無茶苦茶かっこいい。 -
購入済み
口調や物の扱い。江戸時代はきっとこんな風だったのだろうと面白い。
天真爛漫なお百と伊達男の卍。お江戸浅草の長屋にいる2人。卍とお百は情が濃やかで互いを思いやる。哀しみを知るからこそか。それはおそらく卍とお百だけではないのだろう。2人きりでない長屋暮らしが見ていて嬉しい。
切なくも温かい気持ちになる物語。 -
Posted by ブクログ
元火消しで笛吹きの卍と元陰間の百樹のお話。
五巻は万次の実家編、卍がいよいよずっと避けてきた親父、叔父貴、火消し仲間たちと百を伴って真正面から向き合う…
泣いた… 祝さんなんてステキな人だ。
まさか親父さんもそんな想いがあったとは…
母親も…
百が先に、百樹として火消し仲間たちと知り合ったのにも意義があって、なんてステキなお話なんだ…
そして後書き。
本当にそう思う。
ただ、性別に拘らない愛し合う者同士の恋愛はともかく、婚姻は当人のみの問題だけに留まらず、やっぱりその先に性自認以前の『子ども』がその意志に関わらず渦中の人になり得るよなぁと思うので、単純には簡単には進められないことだと思ってるんだよね、昔から。
結婚自体はね、ホント早くそれぞれの望む通りになれば良いのにとは思うのよ。
共に生きたいと思う人と出会えた人たち、祝福する以外何かある?と思うのよ。
でも、二人でいることの先を望む人がいるならば…いて当然と思うから…ならば、何よりも子どもたちが、これから生まれてくる子どもたちもみんなみんな、色んな意味で全方位から護られるべきだと思うから、そこが何となくあやふやなままではダメだと思うんだよね。
もっともっと、色んなことが当たり前にならなきゃ。
でもそれはなかなかに難しいことなんだよね…
なぁんてことを考えたりしている、ただのBL大好きオバサン(昔、オバサンは腐女子ならぬ貴腐人だったよね?うまいこと言うな~と思ってた)でした。