あらすじ
お江戸男子の恋と人生、ついに【完結】!
百樹と卍の馴れ初めから、今へと繋がる最終巻。
せまい長屋をはなれ、ふたりだけの二階屋で暮らしはじめた雪花咲く頃。
生まれてはじめて風邪を引いた卍は、熱に浮かされながら”あの夏の日”を思い出していた。
それは雨の日で、虹が出た日でもある、あの駒形堂での出逢い。
まだ初々しくて、触れ合えもしない百樹と卍の今日に繋がる恋物語ーー。
ふたりの”未来”が垣間見える、必読の描き下ろし8pも収録!
【紙&電子共通応援書店ペーパーを収録】
◆◇◆単行本カバー・カバー下イラストを収録◆◇◆
元火消しの卍(まんじ)と陰間あがりの百(もも)。義兄弟の契りを交わした2人の蜜月を描く本格江戸BLです。
言葉遣いはもちろん、当時の風俗や文化などを随所に織り交ぜつつも、甘くキュートなBLに仕上げられているのは、時代物を多く手がけてきた紗久楽さわ先生だからこそ。
百と卍のイチャラブはえっちで可愛く(百の尻のラインが最高!思わず触りたくなるプリケツっぷり!)、見ているだけで幸せになります。
おっとりして天然っぽい百ですが、陰間時代のエピソードは切ないのひとこと。実の兄でありながら百を陰間として「仕込む」ことになった醒と、そんな醒を慕う百との、胸を突かれるような関係には思わず涙が。
俺様でツンデレな伊達男・卍もまた、なにやら重い過去を背負っているようで…互いに地獄を見てきた2人だからこそ、こんなにも優しく思い合えるのかもしれません。
時代物ははじめてという人にも、ぜひ手にとっていただきたい作品。新しい萌えに出会えること間違いなし!です。
感情タグBEST3
完結……!!!!
え?終わり!?この作品に終わりなんて無いと思っていましたが本当に最終巻なのでしょうか……泣
現実を受け入れ難い……
もものプリケツを一生見てたいのに🍑( ノД`)
2人の始まりと愛が溢れる7巻。芸術的価値も歴史的価値もBL界隈で一線を画し独自の路線を爆走し見事に走り抜いたさわ先生。
偉業を成し遂げたと言っても過言では無いですね。
美しい物語と美しい描写にどのページも名シーンばかりでした!
匿名
じーんと
穏やかだけどじーんと、心温まる2人でした。最後の話も、その後のみんなが幸せに暮らせたんだと思うと感動しました。出逢いの百と万次が初々し過ぎてにやにやしたり笑、本当に素敵な物語です!読んでほしいです!