紗久楽さわのレビュー一覧

  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄
    夢野久作さんがすき!
    ホノジロトヲジさんのイラストも好き!
    な、私にとってこんなにも嬉しい本はないです。
    ありがとうございます…!!



    挿絵は20枚ほど収録されていて、全て描き下ろしです。
    見開きページの迫力、美しさは息を呑むほど…。
    各ページによって文字や紙の色に違いがあって、ページをめくる...続きを読む
  • 百と卍

    艶っぽい

    どちらも違う意味で艶っぽく依存し合う雰囲気も好きです。
  • 百と卍
    江戸ものBL。浅草のボロ長屋に同棲している伊達男の卍×元陰間の百樹の、甘々な日常を描いたストーリーでした。絵が素晴らしいだけじゃなく、時代考証が完璧でリサーチがすごくて、リアリティ感抜群でした!!

    ストーリーも面白かった~!
    卍兄とももの想いの深さが、直球で伝わってきました。二人のHは、江戸の背景...続きを読む
  • 百と卍
    二次元でちょんまげはちょっとww派だったけど、読んだら全然問題なかったしむしろ最高だった。
    百、表情がコロコロ変わって天真爛漫って感じだけど蔭間あがりゆえ過去が壮絶で読んでて辛かった(実の兄とのエピソードも)過去が辛かった分、これからは卍兄ィと幸せになって欲しい。時代物としてしっかりしてたので、江戸...続きを読む
  • 百と卍
    これは…凄い。なんちゃって江戸漫画ではなく学術的な知識も(正しいかどうかは解らないけど)盛り込んである。トーンもまるでそこで見てきたように粋で迫力あり艶あり…。
    しかも予想以上のエロ!嬉しい反面、広く世間様に布教できないのが残念。絶対このマンガがすごい系の上位にくる作品レベル。

    攻めがほんっと魅力...続きを読む
  • 百と卍

    キャラの可愛さ&スト充

    受けがめちゃくちゃかわいい!!
    と思って読み出したものの、陰間のときのエピソードが悲しくせつない。
    巻末の江戸かげま豆知識もたのしいです
    キャラのかわいさエロさストーリーの良さすべて味わえる。
  • 百と卍

    好き嫌い別れる?

    独特。BLマンガと言うより、余韻を感じる読み物と言うかなーとおもいました。面白かった
  • 百と卍
    ▼あらすじ
    時は江戸時代・後期。
    真夏の蒸し暑くせまい長屋で、熱い吐息交じりにまぐわう男がふたり――。
    元・陰間の百樹(ももき)は、ある雨の日に卍(まんじ)に出逢い拾われた。
    陰間の仕事としてではなく、やさしく愛おしく恋人として抱かれる瞬間はまるで夢のようで、そんな日々に百樹は幸せでいっぱいなのだっ...続きを読む
  • 百と卍
    江戸のBLは最近なかったなあと思って購入。何より絵がエロい。これ続き物だったんですね…ももと万次のお話はもっと読みたいので次巻も楽しみ。

    帯ではイチャイチャを前面に売り出していたからひたすらイチャイチャしてるのかな〜と思いきや、百の過去が割としんどかった…。(甘々の中にちょうど良いスパイスかな)
    ...続きを読む
  • 百と卍
    淫猥で妖美的、且つ華やかさと明るさを兼ねそろえた一作。

    紗久楽さわさんの描く人々は、太腿がお美しい。そして何より研究し尽くされた江戸の雰囲気。
    そこらの下手な時代物などとは比べ物にならないほどの美しい時代背景。

    「おいど」やのばしたり同じもじが使われる際の文字、お百の独特な喋り方。

    卍兄のお百...続きを読む
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    しゃばけのイメージが壊れたら嫌だなと思って二の足を踏んでいたのだが、思い切って読んでみて正解だった。

    それぞれの作家さんの個性を出しつつ、しゃばけの世界観もそのままに、心に沁みる良品ばかりである。

    しゃばけファンなら一読の価値あり。
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    佐助の巻を作家名に釣られて購入後、仁吉の巻も購入。原作未読のままだが、どの作品読んでも坊ちゃんの可愛らしいこと。えすとえむさんはBLで読んでいるわけだが、鳴家が一番可愛らしく生き生きと描かれていて、どちらかと言うとデッサン力の高い絵を描かれる作家さんなので、仰天するほど驚いた鳴家だった…デザイン化さ...続きを読む
  • しゃばけ漫画 仁吉の巻
    2014.12.7

    高橋留美子 「屏風のなか」
    みもり 「仁吉の思い人」
    えすとえむ 「月に妖」
    紗久楽さわ 「きみめぐり」
    鈴木志保 「ドリフのゆうれい」
    吉川景都 「星のこんぺいとう」
    岩岡ヒサエ 「はるがくるよ」

    高橋留美子先生、凄く良い屏風のぞきを描いてくれ...続きを読む
  • かぶき伊左 肆
    駆け足で物語が通り過ぎてしまった感はあるけれど、ラストの大団円がほんとうに素敵。この巻だけでも繰り返し繰り返し読みたい。実写化するならどの歌舞伎役者が誰を演じるだろう?なんて妄想も捗るww
  • かぶき伊左 壱
    躍動感がすごい。見慣れた演目がたくさん出てくるから入りやすい。絵柄がとにかく華やかで、コマを眺めてるだけで楽しい!
  • まんまこと 1
    「しゃばけ」シリーズの畠中恵原作を、月代のおにいさんが大好きな漫画家・紗久楽さわがコミカライズ。

    江戸時代を舞台に、お気楽な町名主の息子・麻之助が町人たちの揉め事をやさしく解決していく「世話物」と呼ぶにふさわしい作品。

    かんわいい絵柄で江戸時代の情景がしっかり描かれているのが見どころの一つ。

    ...続きを読む
  • かぶき伊左 弐
    幕末の若い歌舞伎役者たちのお話。華やかな絵が可愛い。
    キャラも立って群像劇なのも生きてきて、1巻よりぐんと面白くなってます。
    ますます続きが楽しみ。というか、この2巻の終わり方うますぎて気になるだろこれは・・・。
    個人的には女形のさや当てがぞくっとこわくてとても良かったです。
  • 乙女の本棚8 夢十夜
    絵が綺麗で気になっていたシリーズ。
    昔の話というのもあるので、絵があると情景が想像できてよいですね。
    お話は第一夜がお気に入りです。とても美しいお話だなと感じました。
    不思議で難解ですが、そこがまた解釈が分かれて想像力がかきたてられます。
    第九夜も、悲しいお話だけれど好きです。
    わからないもの、とい...続きを読む
  • 乙女の本棚4 檸檬
    梶井基次郎文学忌、檸檬忌。
    何回目かの「檸檬」は、げみさんのお陰様で今までになく理解できた気がしています。

    得体の知れない不吉な塊。
    焦燥や嫌悪等では言い表せないその塊から檸檬爆弾という彼の希望の象徴で解放される。

    丸善は西洋の思想の表現か、贅沢の象徴かな。
    ずーっと丸善は東京駅のところ丸善だと...続きを読む
  • 乙女の本棚4 檸檬
    乙女の本棚3連発の2作目。何気にちゃんと読んだのは初めての、檸檬。

    イラストも相まってとても美しくビビッドな作品でした。真っ暗なところからみずみずしい黄色い檸檬に情景が変わるところがありありと目に浮かび、だから檸檬一つで心持ちが変わる主人公の気持ちも理解できました。

    それにしてもマジで爆弾だった...続きを読む