紗久楽さわのレビュー一覧
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無人島に流れついた11歳の兄と7歳の妹。
三本の空き瓶に託した3通の手紙で時系列を遡って描かれるふたりの状況。
聖書を焼きすて、堕ちていく。
昭和初期の作品。
大正から昭和にかけてはこのような妖しい作品が許されていた時代だったのか。Posted by ブクログ -
初めての作者様の作品ですが、絵柄が美しく、江戸時代の陰間茶屋・火消し・生活等の文化・風俗が良くわかり、何と言っても卍兄ィの伊達男っぷりに、切れ長の流し目に江戸言葉、もうたまりません!表情があまりにも美しく、刺青の体も妖艶でどっぷりです! 百の残酷で悲惨な陰間時代には胸が詰まる想いです・・・・
日本...続きを読む -
公式同人誌の電子版とてもありがたいです。
現代パロディで百と卍が楽しめます。
先生と担当さんとご友人の対談後書きが、個性が出て面白かったです。 -
万次の家族や過去とケジメをつけて百樹と万次の話は一旦完結ということでしょうか。
次回からは千と兆の話ということで、大変不穏な空気が流れていますが、とても楽しみです。 -
この作品は好きなため手に取った。テキストはあまり状況説明するタイプの文章では無いため、テキストに忠実なイラストよりもイラスト単体で表現する情報が増えているタイプになっている。それ込みで楽しめる。Posted by ブクログ
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相変わらずラブラブの卍と百樹ににこにこしてしまいます。昔の仕事仲間とついに邂逅した卍は、過去とどのように向き合うのか気になります。
千と兆は切なくて、何とか幸せになってくれないかともだもだします。兆の嫁が一癖ありそうで楽しみです。 -
百樹の強さが垣間見える3巻でした。
辛い過去を経験しながらも、バカに見えるくらい幸せに見えることを誇る百樹にうるうるしました。
過去の傷を癒すことができない千と、不毛な恋をする兆の今後が気になります。 -
今回は卍とお百の覚悟に、お互いを想い合う心に感動してうるうるしました。お父さんこわ…て思ったけど、父は父で、母は母で思うことがあって、自分から見えてる部分だけではないと考えさせられました。2人の幸せなところをもっともっと見たいです!