岩井俊二のレビュー一覧

  • 少年たちは花火を横から見たかった

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    映画のノベライズ版を先に読んでいたために、読み進むに連れて先回して予測しまったせいで、ワクワクがちょっと減ってしまたかな。心のより深いところまで入っているので、感情移入はしやすい。結末がモヤモヤっとしていて物語としてはちょっと消化不良。でも現実ってそういうものかもしれないね。

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    2017年10月01日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    タイムリープの行き着く先に驚きの真実が待っているわけでもなく、さらっとしている感じ。なずなはその後幸せになれたかな? 映画は観てみたい(映像美に期待)。

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    2017年10月01日
  • 少年たちは花火を横から見たかった

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    アニメ化のおかげで岩井俊二監督の映画版に出会えた世代。奥菜恵がホントにかわいい。小さい頃にはドラマ「ふたり」を毎週たのしみに観ていたことを思い出した。
    なずなが言う「今度会えるの二学期だね。……楽しみだね」の破壊力。これは、典道がナズナはもういなくなってしまうということを知らないと思うからこそではないか。
    小学生男子のあの頭のなかゲームとマンガとうまい棒みたいな感じがリアルに描かれていて、初恋とよぶにはぼんやりとした親しみの置きどころがわからない感じが懐かしい。

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    2017年09月24日
  • 少年たちは花火を横から見たかった

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    1993年のドラマ版「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を原作者の岩井俊二が24年後の2017年にノベライズした作品。
    原点となったドラマは「if」というテレビ企画の中で進められた物で制約も多かった。その制約を無くして書き直すとしたら・・・そうして1993年のドラマ版や2017年のアニメ版とも異なるこの「打ち上げ花火」の物語ができた。

    ドラマ版の前日談として、なずなと典道が典道の部屋で一晩過ごしたり、なずなが朝の海でもしも玉を拾ったりする部分が追加されている。もしも玉はアニメ版に登場したアイテムだが、こちらではなずなはもしも玉を使うことがない=運命を受け入れる大人、として描かれてい

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    2017年09月19日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    ネタバレ

    タイムリープ的な話?
    駄目な選択肢を選んだらそこからやり直すって、そんなに都合よくいかないよ。。。

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    2017年09月16日
  • 少年たちは花火を横から見たかった

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    『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の放送からもう24年も経つのか。
    『if もしも』もその前番組の『大人は判ってくれない』も大好きだったけれど、この映像は異色でテレビに釘付けになって観たのを今でもはっきり覚えてる。
    最後に流れた「Forever Friends」の余韻が花火が消えていくイメージと相まって、次の日にCD化されないのかを問い合わせるためにフジテレビとフォーライフレコードに電話したもんなぁ。
    高校生の迷惑な電話にどちらも丁寧に応えてくださった。
    何年か経って『Undo』と同時上映でスクリーンで観た時も全然色褪せていなかった。

    だからこそ、この小説を読んでいても全部、奥菜

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    2017年08月28日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    個人的には世界観が違うファンタジー系が入っていて面白かった。
    ただしファンタジー系は親近感があまり湧かないため少し空想系の物語だったのではと感じた。
    あと終わりの〆が微妙なのが残念だった。

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    2017年08月25日
  • 少年たちは花火を横から見たかった

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    同じ夏は帰ってこない。

    我々のアレを具現化しているのであるから、設定からのめり込んだアレの原作者自らのノベライズ…?

    私は大好きです。

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    2017年08月03日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    この夏公開の映画のノベライズを映画を観る前に読んだ。
    岩井俊二監督の原作映画が大好きなので、正直、不安半分で読み始めた。
    読み進めてみて、設定やストーリーを大胆に変更しているのに驚き。
    原作のエッセンスを損なわずに、2017年現在の日本でしか存在しえない「打ち上げ花火」が誕生したことに感動すら覚えた。
    好きだった女の子に告白する勇気すらなかった馬鹿中学生だった自分には刺さり過ぎた。
    なずなと典道の体験を通して、中学生の自分をやり直したい。そのために映画は必ず観ようと思う。

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    2017年09月17日
  • ウォーレスの人魚

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    常識をくつがえす。フィクションであっても真に迫るリアリティでそれでいて頭に浮かぶ映像は美しくて、岩井俊二さんの小説作品は初めてだったけどリリィシュシュのすべて、だとか映画作品に通じるするどい透明感を感じた。胸のどこか奥がキュルキュル軋むような痛むようなガラスの綿で締め付けられるような。現実と非現実のはざまの自分がどこにいるのかわからなくなるかんじ、印象的。

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    2016年11月07日
  • ウォーレスの人魚

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    人魚の存在を進化論的な側面から描写し、本当に人魚いるのかも?っと思わせる。人魚の繁殖行動も壮絶な描写でありながら、自然界に実際にある繁殖なので科学的説得力もあり。後半は完全にSFものになっちゃうけど、全体的にとても面白い内容だった。

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    2016年04月17日
  • リリイ・シュシュのすべて

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    映画はみていないのだけど
    辻村深月さんがオススメしていたので
    読んでみた。

    なるほど、エッジがきいてるわ~
    あっという間に読み切った。

    星野がなぜこんなに変わってしまったのか
    おばさんには分かるような分からないような。

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    2016年03月05日
  • 花とアリス殺人事件

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    岩井俊二の花とアリスの、新作の、道満晴明によるコミカライズ・・・って位置づけでいいのかこれ? 原作知らないで読んだんだけど原型はあるの?? っていうかなんで道満晴明を選んだ、いや超慧眼だと思うけど。

    道満晴明はすっかり一般誌で活躍する人になったなあ感ある。そういうときに水爆とか読むと味わいが増す。

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    2015年10月28日
  • 花とアリス殺人事件

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    原作は見たことがなく、更にこの作者(漫画家さん)の本も初めて。なんとなく表紙に惹かれ(岩井俊二が好きという事もあり)購入。
    とても不思議な一冊だった。独特なタッチとギャグセンス、クセのあるコマ割りで、読めば読むほどこの世界に引きずり込まれていった。読み終えた後はすっかりこの作者さんのファンになってしまっていた。
    そして、内容がとても面白かったので、アニメ(映画)も観てみたくなり、某動画サイトで予告篇を見たのだが、あまりにもこのコミカライズの衝撃が大きすぎて、なんだかそちらが霞んで見えてしまった(失敬)。

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    2015年10月19日
  • 花とアリス殺人事件

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    映画と比べると本質的なストーリーは変わらないんだけど、うまい具合に自分のテイストを織り込んでいて、映画のほうを先に観てみても十分に読みごたえがあった。

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    2015年10月12日
  • 花とアリス殺人事件

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    とりあえず読後の感想は「大丈夫かコレ?」
    むちゃくちゃ面白かったし岩井俊二作品パロディもすごく多くて岩井俊二ファンとしては楽しい一冊
    ギャグも性癖もキレキレで楽しい。
    でもこれたぶん映画見てないとわかんねーんじゃねーかな。

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    2015年10月09日
  • リリイ・シュシュのすべて

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    映画はトラウマになって二度と見られないけど、小説ならどうだろう、と。
    結果、映画のトラウマを補強してしまったような気がする。
    つらく、心に迫るけれど、二度とページはめくれない。

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    2014年06月27日
  • ウォーレスの人魚

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    さすが岩井俊二さん、面白かった。

    人魚伝説と、過去と現在の科学と、愛の物語がうまく混ざり合って、とても読み応えがあった。

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    2014年06月07日
  • リリイ・シュシュのすべて

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    冒頭から凄いです。どんどん惹きこまれて、ある種のエゴイズムで誰かを傷つける。「傷つきました」と平気でいってくる人が怖い。

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    2014年04月13日
  • スワロウテイル

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    みんなに守られて生きるアゲハ
    やっぱりイェンタウンの皆と暮らすことを選んだグリコ

    現実に存在しそうな世界だった。

    はやくDVD借りたい!
    グリコの歌声を聞きたい

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    2013年06月15日