角野栄子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女の子のアコちゃんが「ぽかぽかぐーん」と背伸びをすると、なんだか大きくなったような気がする。
アコちゃんの周りのモノたちも続いて「ぽかぽかぐーん」。
背伸びの気持ち良さや伸びた感覚が、元気なタッチの絵で明るく描かれている。
【ママ評価】★★★
明るく元気な絵が可愛い。
クマとトラの体のフォルムがぬいぐるみのようで個人的にかなり好みだった。
アコちゃんをはじめ登場人物たちの表情が晴れやかで良い。
ぐーんと背伸びをする気持ち良さが伝わってくるよう。
それに対して‘ぽかぽか’はあまりよくわからなかった。
ぽかぽかがもっと伝わってくるように描くか、ぐーんだけでも良かったのではと思ってしまった。
【息子評価】★★★
よく聞いていた。
‘ぐーん’と伸びの真似をさせたいような絵本かと思ったけれど、息子はそういうことはせず。
母がやってみせないと(やらせないと)基本的に体は動かさない。
最後まで何かに反応することもなく終わった。
つまらないという訳ではないけれど、どこかに食いつくこともない感じだった。
2歳8ヶ月 -
Posted by ブクログ
【購入動機】
あるテレビ番組で原作のことをしり、是非とも読みたいと思って購入。
【ざっくり概要】
ほとんどの人がジブリ版から入ると思うけど、アニメの展開はオリジナルで、原作では飛行船が墜落しそうになったりしない。が、基本的な設定や登場人物は原作のままで、「魔女の宅急便」という仕事をこなしながら少女キキが大人になっていくという、一言でいえば少女の成長物語。
【よかった点】
児童向けということもあり、絵本のようなテンポの良さがとてもいい。また場景描写もとてもきれいで、天気のいい休日にゆっくり読みたい作品だと思った。
とくによかった箇所があって、それはキキが一人立ちする直前に言った一言。一人立ちするのは不安でないか?と問われたキキは「プレゼントの箱を開ける前みたいな、わくわくした気持ち」と答える。好奇心旺盛で負けず嫌いなキキの性格が見事に表現されていて、とても良かった。
【イマイチな点】
あえて挙げるなら「スリリングな展開」がない点。でも児童向けの作品でそれを言ってもなあという感じがするので、これは完全に好みの問題だとおもう。
【どういった人にオススメできるか】
子供へのプレゼントでもいいし、心が穏やかになれそうな作品が読みたいという大人にもオススメできそう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ24.3.30
13歳になった魔女のキキが修行のために故郷から離れ、海の見える大きな街で宅急便屋さんとして働く話。
ジブリの映画しか見たことがなかったけど、パイの受取を嫌がられたり、とんぼと自転車で飛んだり、魔法が使えなくなったり、気球船が飛ばされたり、みたいなドキドキするシーンは原作になく、子供向けの本らしくキキも楽しみながらお客さんの荷物を届けてあげる、優しいお話です。
特に思春期のキキと母親との親子愛が強く描かれている気がします。13歳ぐらいの年頃って親と近くに居すぎるから、反抗期が起きるのかもしれない。
とんぼがまさか魔女のコスプレしてキキから拝借したほうきに乗って飛ぼうとしていたとは…笑。その後、ほうき折られてもすぐ許してあげるキキの優しさにとんぼも惚れたんだろうな!
ミミちゃんの話が好きだった。都会のませた女の子かと思いきや、キキのことを大人っぽくて嫉妬していたのが可愛いし、それをちゃんとキキに話て打ち解けられたのが、まだまだ子供って感じで可愛い。大人は大人、子供は子供って雰囲気のキャラクター達なことも、違和感なく読める。
ジジが猫とは思えない毒舌さと、猫っぽい愛らしさを併せ持っていて可愛い。おばあさんからもらった腹巻きをずっとしてたの可愛すぎる。 -
Posted by ブクログ
戦後、外国に憧れる普通の女の子の移ろいを描いた作品。自分が何をしたいのかわからない、モヤモヤしていて、自分のお役目を目つけられないままのらりくらりと生きていく姿にすごく共感できる。
モヤモヤを晴らす果てない旅、という意味では「耳をすませば」に少し似ているかなぁ。
戦後の鬱々とした感じや、社会主義を連呼する教師がいたり、外国には簡単には行けなかったり、女子が大学を目指すのも数名という現代とはかなりギャップのある世界観で面白い。
演劇をやって人生を謳歌するおチヨさんや、留学の夢も叶えた優秀なトンちゃん、高校を1度辞めてから大学へ挑戦する前川さんなど、魅力的で輝いていて、我々の何倍も考えてがむしゃらに進んでいたキャラクターたちがすごく良かった。 -
Posted by ブクログ
前回の魔女の宅急便からすぐに5巻に手を出した。気になって気になって。キキとトンボの青春満載の恋が甘酸っぱい。ものすごい塩梅。キキのザ・女子な部分とかでも気丈に振る舞ってるところとか、キキに大丈夫だよって言ってあげたくなる。(そもそも私は恋愛経験がほぼないが)トンボの何かに夢中になってる男の子の魅力が100%表現されつつ、鈍感で鈍くて、そこじゃないよ!っていう不器用な男の子も表現されてて、二人が可愛くて仕方なかった。手紙で数ヶ月に一回やりとりするっていうのも今の時代からすると新鮮で、いいなーって思いながら読んでた。ジジも恋をして、少しずつ変わって行って、キキよりその子ってなっていって、キキはそれが気に食わなくて、でもその思いはジジも持ってて。すごい色んなところでの関係性に悩みながら、また成長するキキを応援しながら、自分を頑張ろうと思えた。
次が最後だから早く読みたいけど、終わってしまう悲しみが。でも、早めに読みます。