9月1日 母からのバトン

9月1日 母からのバトン

1,650円 (税込)

8pt

「死なないで、死なないで……。今日は、大勢の子どもが自殺してしまう日なの」――病室の窓の外に向かってつぶやいた母。「彼女はいったい何を語りたかったのだろう」――遺された娘は、その想いを知るために対話を始める。樹木希林が遺した言葉と、内田也哉子が紡いだ言葉から浮かび上がる「ままならない人生を生きる意味」とは。いま、生きづらさを感じるすべての人に贈る「命」の物語。

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9月1日 母からのバトン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    樹木希林さんの本を読んでみたくて、たまたま手にした本だったのですが、まじめに本を読み考える体験となりました。出てくる対談すべて、すばらしかった。今、不登校のことを考えるつもりもなかったのに、どんどん考えさせられ、私の子どもたちがいつか悩んだときに、そっと差し出せるヒントを与えてもらったかんじ。きっと

    0
    2021年09月25日

    Posted by ブクログ


    最後まで読んで、タイトルの意味がストンと落ちます。

    9/1は、いじめが苦で自殺してしまう子がいちばん多い日。子育てをしているのに、知りませんでした。ごめんなさい。
    だから昨年の夏、「9/1までに読み終わらなきゃ」と自分を急かしたことを思い出しました。

    樹木希林さんは、いろんな出演依頼を断

    0
    2020年08月04日

    Posted by ブクログ

    子供がどんな感情を抱いても、受け入れる。
    あぁそうか、それもいいんじゃないと逃げ道というか場所を作ってあげる。

    “死”を特別視しない。
    怖いのは当たり前。でも今と地続きだとわたしも思う。
    死を日常として、成熟していくこと。

    「もったいない」を貫いた希林さんみたいな人で地球が作られていたら、今の現

    0
    2020年02月05日

    Posted by ブクログ

    死の床に臥しながら、多くの子どもが
    命を絶つ9月1日に、「死なないで」と訴えた
    樹木希林さんのエピソードをはじめ、
    心が揺さぶられる話の連続。

    内田也哉子さんの、問い続ける姿勢も素晴らしい。

    0
    2019年11月10日

    Posted by ブクログ

     偶然だが,この夏,不登校に関するテレビ番組を二つ見た。一つは,『不登校新聞』の編集長も参加していたトーク番組。こういう新聞があることも知っていたような初耳だったような…。その編集長は,いろんな芸能人のところへ行ってインタビューをし,「不登校の子どもたちに一言」をいただいたというようなことをおっしゃ

    0
    2019年09月21日

    Posted by ブクログ

    「9月1日が来るその前に読まなければ」
    そんな思いに駆られて、読みかけの本を一旦閉じ一気に読みました。

    自分も中学時代に不登校を経験しましたが、その時はいじめなどの明確な理由があったわけでもなく、在籍していた野球部のハードな練習についていけず、しかも自分の下手さも嫌という程痛感していたため、ふと

    0
    2019年08月31日

    Posted by ブクログ

    令和元年に書かれたこの本。
    9月1日、自殺というあまりに悲しい決断をする少年少女の数が一年中で一番多い日。
    その日に際して、死期迫る樹木希林さんが「どうか死なないで」と発した言葉に。娘、也哉子がバトンを渡されたと感じ、引きこもりや不登校に関心を寄せることになった。

    母娘二代で関わることになった不登

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍で学びの多様性(学校に行かなくてもいい)は少し進んだように思えるけど、まだまだ日本では学校に行くというコースに乗らない学び方があまり許されていない。「ハッチ」がたくさんある世の中にしたいな。

    0
    2022年11月05日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけ見て親子の生活のバトンかと想像していた。それは違った。不登校から自ら死を選ぶこどもたちを案ずるバトンだった。いじめられた昔の自分と親の関係、いまの自分と自分の子供との関係を考えながら読み進め、気づきが多くあった。

    0
    2022年09月07日

    Posted by ブクログ

    不登校をテーマに。
    9月1日、最も多くの子どもが自殺する日。
    死ぬ理由が事故でもなく病気でもない。社会に、あるいは自分の中にこうしなければいけないという何かがあるために、その葛藤の末に死を選んでしまう子どもがいる。
    人生のうちのたかが数年の学校生活のために死ぬくらいなら学校なんて行かなくてもいいと思

    0
    2021年09月19日

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