天童荒太の作品一覧
「天童荒太」の「悼む人」「陽炎の旅人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「天童荒太」の「悼む人」「陽炎の旅人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
本当に面白かった。
2日間で読み終わってしまうほど面白く素晴らしい作品でした。
誰もが親と子、祖父母と孫、兄と弟、または親友同士などの関係に属していていつのまにかお互いが自分の存在よりも大切になっている。
それが幸せなことばかり招くものであればいいのにそうなることは少なくて、今回はそれに戦争という難解な事柄が絡んでいたのでよりいっそう辛かったです。
動機の中には論理的なものでない感情も含まれていましたが、そのぶんその人が持っている事情を知れば知るほど納得せざるを得ないほどの複雑で繊細な感情が存在していてそれがちゃんと動機としても物語を締めくくる結末としても相応しく涙ぐみながら読んでいました。
Posted by ブクログ
この作家さんの歴史小説は初めて読む。
「青嵐の旅人」の続編だと、後で知った。
この本の続編の「流星の旅人」も出るらしい。
主人公のヒスイと救吉、辰之進がとても人間として素晴らしい。
大政奉還で、幕府が終わった明治政府になるまでの、まさにカオスと化した日本を人間主体で良く書かれている。
勝海舟、坂本龍馬、伊藤博文、新鮮組、
または、夏目漱石、正岡子規の名前が出てくると、
戦の中で、よく生き延びたものだと思った。
学生の頃は、歴史とかとても苦手だったが、
大河ドラマなど、ストーリーがあると、
とても読みやすく、人間ドラマとして楽しめる。
学校の教科書も、もっと工夫をしたら、
子供達も歴史好
Posted by ブクログ
【短評】
第140回直木賞に選出された『永遠の仔』と並ぶ天童荒太の代表作。
坂築静人(さかつきしずと)は不慮の死を遂げた人々の足跡を辿り、"悼む"ために日本全国を放浪している。これは、時に称賛され、時に嫌悪されながら、いつしか「悼む人」と呼ばれた彼に纏わる三人の人間の物語である。
「エグノ」と渾名される辣腕で知られた週刊誌記者・蒔野抗太郎(まきのこうたろう)。
末期がんにその身を侵されながら、息子・静人の帰りを待つ母・坂築巡子(さかつきじゅんこ)。
殺した夫の霊とともに各地を彷徨うなか、静人と邂逅を果たす奈儀倖世(なぎゆきよ)。
複雑な背景を抱えた人間が「悼む人」を思い遣