昭和探偵物語平和村殺人事件

昭和探偵物語平和村殺人事件

1,980円 (税込)

9pt

『永遠の仔』『悼む人』……感動を送り続ける著書の進化、一大エンターテインメント誕生!
ビートルズが日本を訪れてコンサートを開いた一九六六年。昭和四一年。日本の片隅で、或るおぞましい事件が起きた。私にとっては、忘れがたい……というより、いまなお当時の光景といい、匂いといい、感触といい、生々しい記憶で胸が焼かれるような想いがする事件である。加えて、あの悲しみに満ちた出来事には、表向き解決した内容――すなわち、裁判になったり、新聞記事になったりした事実とは、また別の驚くべき真相がある。たとえば被害者の数は、公表された数よりも、はるかに多かった。――「プロローグ」より

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

昭和探偵物語平和村殺人事件 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは推理小説というより探偵小説と呼ぶのがぴったりくる本だった。
    主人公のキャラが際立っており、読むのが楽しかった。あとがきにあったようにシリーズ化してほしいな。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    横溝正史の世界観から、おどろおどろしさを除いた感じの読み応えを感じたのですが、あとがき(謝辞)をよんで妙に納得致しました。なるほど、横溝正史へのリスペクトからくる作品だったのですね。なにを隠そう私も金田一耕助シリーズが大好きで、数年前かなりはまって映画、小説と読み漁った覚えがあります。今後、鯨庭探偵

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    【短評】
    不思議と目を惹かれる本というものがある。
    「何を読もうか」と本屋を散策する素敵な時間に、何故か目が行く一冊である。
    恥ずかしながら、天童荒太は未読だ。「永遠の仔」も「悼む人」も読んだことがない。初見ならば「カタイ」作品を選ぶべきだという天使の声に耳を塞いで、本には「縁」というものがあるんだ

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    横溝正史の世界観を彷彿とさせる物語。閉鎖的、差別的な風土が根強く残る片田舎を舞台に、鯨庭行也の推理が冴え渡る。金田一耕助は頭をクシャクシャ搔くが、鯨庭は耳たぶなのですね。天童荒太先生の《謝辞》も丁寧で温かい。シリーズ化、望む。

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    最後まで読むと読まないでは面白さが変わってくる。
    不思議な読み物。
    何だか懐かしい感じで昭和感を漂わせる、
    流石な演出。
    素晴らしいとしか言いようがない。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    こんな作家さんだったっけ?
    『青嵐の旅人』の時もそう思ったけれど、
    新作を読んだらなおさら・・・
    『永遠の仔』のあのヒリヒリするような鋭い雰囲気、
    私の場合、あのイメージが強すぎたのかも・・・
    同世代なのでわかるけれど、いつまでもとがってばかりでいられないのかな、
    (その奥に細やかな人間愛があったと

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    昭和四十一年。終戦に貢献した英雄がいたことで「平和村」と改名されることになった尽忠村に、新人女優の華井乃愛が帰省する。映画の宣伝も兼ねたそのイベントだったが、謎の脅迫状に始まり次々起こる不穏な事件。この村で何が起こっているのか。レトロな雰囲気たっぷりのミステリです。
    訳ありな村で起こる殺人、というあ

    0
    2025年07月14日

    Posted by ブクログ

    いわゆる横溝的な村ミステリですが、おどろおどろしいというより戦争との結びつきからくる悲劇を描いたいい作品でした。

    2957冊
    今年185冊目

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

    戦争がまだ地続きだった頃の物語。まだ村という枠組みが生きていた頃の物語。タイトルにある昭和という時代無くしては成立しない物語なのだろう。この設定を生かせる物語でシリーズ化するのかな。

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    昭和の時代解説が入るのがいいような悪いような。流しのギター持ちの探偵鯨庭が推理を働かせて事件解決。シリーズ化もあるのかどうか、ただ登場人物にそこまで魅力がないのが残念。

    0
    2025年09月14日

昭和探偵物語平和村殺人事件 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川春樹事務所 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

天童荒太 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す