【感想・ネタバレ】陽炎の旅人のレビュー

あらすじ

大政奉還を経て明治の世へ。
近代の幕開けを雄渾かつ緻密に描く。
「青嵐の旅人」に続く、壮大な歴史エンターテインメント

慶応4(1868)年夏。前年に大政奉還が行われた江戸の町で、ついに新たな粋さが始まった。戦を誰より厭いながら同郷伊予松山(愛媛)の士原田左之助を連れ戻すべく上野の山に向かったヒスイ、彼女を追う弟の救吉、家老の娘嵐花を追って同じく駆けつけた藩士青海辰之進。かつて戦を通じて絆を深めた三人の若者は、はからずも再び戦の渦に巻き込まれる。一方、遠く離れた伊予松山では、死んだと思われていた〈ある男〉が町外れで目撃されて......。壮大なスケールで幕末の一幕を鮮やかに描いた『青嵐の旅人』に続く、シリーズ第二弾!

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Posted by ブクログ

平和な世の中を希求するヒスイと救吉が、今回は戊辰戦争の渦中に身を投じてゆく。市井の人であるヒスイや救吉を投入させ、より戦の愚劣さを際立たせる技巧は圧巻。史実を基に、温かみある人間模様にも注目。早くも続編が楽しみだ。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

この作家さんが時代小説書くんだ!!と驚いた。何作かあるらしいので読みたい。
大政奉還のころは、世の中カオスだったんだな。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

表紙からなんとなく察してはいたものの、開いてみたらやはり時代もので、なんとなく今読む気分じゃないな〜と思いつつも読み始めてみたら、スルスルと最後まで読んじゃいました…リーダビリティーの凄さよ…。

そして…シリーズものなのね…(^◇^;)また前後も読まなくちゃだわー(笑)

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天童荒太作品の青嵐の旅人の続編。
相変わらず歴史に弱い自分は読むのに時間がかかり、登場人物の理解も難しかったのだが、前編に続いて、伊予松山の若者の救吉とヒスイ、辰之進の活躍には心躍るものがあった。
救吉とヒスイは医術を志し、人々が傷つけあう戦に心を痛め、何とかして人々が戦わずに生きられないものかと願っている。
そして今回も歴史上の有名な人物との関わりがあった。
前編で辰之進が討ち果たしたと思っていた鷹林は救吉とヒスイの手当で命を救われたが、記憶をなくしていた。
救吉、ヒスイ、辰之進はこの先どんな人生を生きていくのか、次作流星の旅人の上梓が待たれる。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

恐らく「悼む人」以来の天童荒太。

シリーズ前作「青嵐の旅人」は未読だが、「悼む人」以来の純粋に善意の人という命題は不変らしい。

幕末の争乱の中でただただ人の生を願い、戦いの只中にあえて身を置きながら、敵味方の区別なく傷病者を救おうとする鷺野ヒスイと救吉の姉弟と、義に生きる伊予松山藩士青海辰之進。

本書は上野のお山での彰義隊の戦が中心で、幕末の著名人が数多登場するのは(多分)シリーズ共通。

続編「流星の旅人」も刊行の予定とのこと。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

幕末期のオールスター登場小説。
勝海舟、新撰組原田左之助と沖田総司、松本良順、大村益次郎、西郷隆盛、夏目漱石等々。
時代が重なるから出会っていても不思議ではないかもしれないが、これだけの人物たちを関連させて物語を構築するには無理があるように思えた。
時代小説であり想像の部分がある事は前提としても、少しやり過ぎな感じのする小説だった。

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2026年01月04日

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