青嵐の旅人 下
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青嵐の旅人 下

2,090円 (税込)

10pt

絶体絶命の親藩。その命運は、
二人のきょうだいが握っていた――

江戸幕府消滅。そして明治へ。
激動の時代を圧倒的スケールで描く
感動の歴史長編

藩士・大原観山の命で新選組の原田左之助を訪ねたヒスイと救吉は、旅の途上で、かつて山中で命を救った坂本龍馬と再会。その後、沖田総司ら新選組の隊士たち、長州の桂小五郎、高杉晋作ら新しい世を作らんと志す傑物たちと出会う。いっぽう、武士としての信念と現実の狭間で揺れる辰之進には、その心を試すように常に暗い"影"がつきまとう。情け容赦ない戦、愛する人の死、そして迎えた、故郷伊予松山最大の窮地......。激動の時代を愚直に生きる三人が見た希望の光とは!?

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  • 青嵐の旅人 上
    2,090円 (税込)
    『永遠の仔』『悼む人』を超える、新たな"世界"の誕生。 激動の幕末の伊予松山藩。 戦を厭う娘ヒスイ、医の道で人を助ける救吉、若き武士辰之進。 霊泉の湧く故郷を守るため、若者たちが立ち上がる! 文久2(1862)年。舞台は、260年間続いた江戸幕府がいま、まさに消えようとする頃の伊予松山藩(愛媛県)。代々続くおへんろ宿「さぎのや」で育てられた娘ヒスイと弟の救吉は、危機一髪の場面を救われたことをきっかけに、年少の藩士、青海辰之進と知り合う。医術で人を救うべく精進する救吉に、ある日郷足軽隊の調練に医師見習いとして同行せよと命が下る。誰よりも戦を厭い、平和を願うヒスイは、やがて救吉が真の戦に送られることは必定とみて、男装して弟に同道することを決意する。
  • 青嵐の旅人 下
    2,090円 (税込)
    絶体絶命の親藩。その命運は、 二人のきょうだいが握っていた―― 江戸幕府消滅。そして明治へ。 激動の時代を圧倒的スケールで描く 感動の歴史長編 藩士・大原観山の命で新選組の原田左之助を訪ねたヒスイと救吉は、旅の途上で、かつて山中で命を救った坂本龍馬と再会。その後、沖田総司ら新選組の隊士たち、長州の桂小五郎、高杉晋作ら新しい世を作らんと志す傑物たちと出会う。いっぽう、武士としての信念と現実の狭間で揺れる辰之進には、その心を試すように常に暗い"影"がつきまとう。情け容赦ない戦、愛する人の死、そして迎えた、故郷伊予松山最大の窮地......。激動の時代を愚直に生きる三人が見た希望の光とは!?

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青嵐の旅人 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    久しぶりに夢中になって読んだ。薩長連合や大政奉還、坂本龍馬の役割など、よくわかっていなかった経緯がすっきりと整理されてありがたかった。歴史上の重要人物と主人公との邂逅は、本当にそうであったかもしれない、そうであって欲しいと思わされるエピソードばかりで楽しかった。作者の作品はなんとなく人の業を見せつけ

    0
    2025年03月06日

    Posted by ブクログ

    伊予松山藩から見た幕末の様子、おへんろ宿「さぎのや」の兄弟ヒスイと救吉が清々しく描かれており、救吉の医療に対する心情が心打たれました。そして新選組の原田左之助の登場が物語を引き立てていました。あとヒスイの「死に恐れぬ覚悟が読める。」この言葉からしてヒスイのすごい所が強調されていますね。幕末動乱の伊予

    0
    2024年08月26日

    Posted by ブクログ

    天童荒太さん初の時代小説。

    「悼む人」や「永遠の仔」みたいな重いテーマの印象が強い作家さんだったけど、これは終始爽やかさがあって好きでした。
    この爽やかさはヒスイや救吉、辰之進など主要人物たちの人物設定によるのかな。

    幕末の伊予松山藩のへんろ宿で育ったヒスイと救吉が、坂本龍馬や緒方洪庵、新選組、

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    下巻は歴史の流れからも戦の場面が多く、中弛みしてしまうのではと危惧しながら読み進めたが、緩急の付け方が絶妙で、長州や伊予松山藩の時節の描写に舌をまきながら改めて苦手として目をつぶってきた歴史を鑑みられたのは自分でも驚きだった。坂本龍馬は相変わらずかっこいいし、鷹林もヒールとして彼抜きにはいられない。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    下巻は池田屋事件からスタート。庶民目線の描写が、反戦を強く訴える。相容れぬ鷹林と辰之進の最期の決戦も止む無き。ヒスイや救吉が訴え続けた『戦をしない、させない』願いを守っていかねばと強く思う。

    0
    2024年12月14日

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