村井理子の作品一覧
「村井理子」の「読楽」「ある翻訳家の取り憑かれた日常」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村井理子」の「読楽」「ある翻訳家の取り憑かれた日常」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
コロナ自粛期間中に、本に関わる3人の女性が交わした往復書簡。
本や、外食、自分の人生にとっては至極大事な色んなものを「不要不急」と決めつけられ、「自粛」をしないと周りから白い目で見られる、そんな期間。
読んでいて「あ〜、そうだったなぁ」と思う。色々大変だったはずなのに、もう私はすっかり忘れて今の生活を過ごしているのだ。なんだかんだ、しぶといのだ。
p12 わたしは「わたしたち」じゃない。
わたしは「わたし」として生きている。
はずなのに、突然、「わたしたち」にさせられたような、居心地の悪さというか、お尻の座らなさ
p14 なんというか、「わたし」である前に「わたしたち」でいなきゃいけないよ
Posted by ブクログ
「兄の終い」で、疎遠だった兄と関係性を兄の死後に見つめていく姿が印象的だった村井理子さん
「村井さんちの生活」…
タイトル通りどんな生活をされているのか気になり手に。
同じ時期に同じくらいの歳の子どもを育てていたようで、10年前の村井さんの悩みや思いに共感することばかり。
我が家の長男が20歳の誕生日を迎えた昨日、20年間の子育てを思い出して一人うるうるとしていた私。こちらの本を読みながら、あんなことこんなことあったよね〜と忘れていた感情までもが蘇ってきて、やたらと感情移入してしまった。
そして我が家には、今思春期真っ只中の次男と、娘もいるのだ。
あの時の想いと、今と。母の想いは複雑だ。
Posted by ブクログ
最高である。こんな本があるとは、やはり本の世界は本当に侮れない。
市立図書のHPをザッピングしてたらこのインパクトある装丁に釘付け。は?人間をお休みしてヤギになるだと?
このトーマス君(当時33歳)。仕事もねー、周りはみんなちゃんとしてきてるってのに何やってんの俺的人物(彼女がいるのが解せんのだが)
しかも最初は象さんなろうとしてた。は?である。
途中スピリチュアルな話(シャーマンとか)になったり、哲学的な話だったりを盛り込んで、何故ヤギになるのかの背景をとくとくと説明笑
はい、ヤギになるって決めてからのトーマス君の行動力ハンパネーです。もう急展開もいいところ。あっちこっちの大学の先