恒川光太郎の作品一覧
「恒川光太郎」の「無貌の神」「滅びの園」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
大好きな恒川光太郎さんの作品。期待した通り、その世界観に引き込まれて、あっという間に全部読み切ってしまった。マヤ文明に詳しくない私でも楽しんで読めた。エルテカ王国と言うひとつの国が滅びるまでを描いていて、登場人物はだいたいろくな死に方をしないのが逆に清々しい。スレイとシベリア、ドルコとフォスト、注目すべき関係性が何組書いたけれどこの2組が特に好き。元々のレリイの教えが信者たちに伝わっていないくだりが切なくてよかった。続編があれば是非とも読みたい、キャラのその後がどうなったのか気になりすぎる。
スレイにとっては仇だけれど、シベリア•ワカが1番かっこよくて好き。
Posted by ブクログ
恒川光太郎さんの新作、いつもながらとても面白かった。少し不思議な怪譚ではあるものの、怪異的な要素は控えめで、「現実の世界にもこのような集団がいたのではないか」と強く想像力を掻き立てられた。世の陰に隠れたダークヒーローのような存在であり、もし現在も続いているのなら、年甲斐もなくぜひ参加してみたいと思ってしまう。
物語の節々で垣間見える人の優しさにも胸を打たれた。もっと掘り下げてほしい魅力的な登場人物が多数登場するが、あえて語りすぎない点も、恒川さんの小説ならではの魅力なのかもしれない。
これからも恒川さんの新作は常にチェックして、手に取っていきたい。