部下に読ませたい本、になった。
あやふやな頭の中を言語化することで、行動が変わる、って本。
まあ、思考は実現する、やら、七つの習慣、
やらで言い古されていることではあるが、
それをエビデンスに基づいて丁寧に説明、証明してくれている。
面白いのは、時に言語化が良くない場合もある、と後半の章で語っていること。
そりゃそうだな、マイナスイメージを脳に定着させてしまうこともできるわけで。
ただ、もやもや不安な状況を言語化することで解決策が見つかる、
という方がメインであることも確か。
使いよう、なのだ。
脳みそをどうコントロールするか。
それができれば苦労はない、というところではあるが。
なので部下にも読ませたい次第
第1章 するどい直感も「言語化」によって養われる──なぜ言語化が大事か?
・あいまいな感覚が、言語化で武器になる(カリフォルニア大学のリーバーマンらの研究など)
・ことばが、世界を切り分ける(ブラウン大学のハイダーらの研究)
・言語化で2つの「チョッカン」を磨く(ノースウェスタン大学のユング=ビーマンらの研究など)
・「直観」を磨けば、ことばも育つ(サリー大学のサドラー=スミスらの研究など)
・ことばを「発声」すると、記憶力がアップする(国立清華大学のヤンらの研究)
ほか
第2章 「よい言語化」を心がける──どんな言語化をすればよいか?
・感覚を「メモする力」が未来を変える(クイーンズ大学のツェンらの研究など)
・事実はひとつだが、解釈は無限にある(ハーバード大学のブルックスの研究など)
・「なぜできたか」を意識するだけで、再現性が高まる(イリノイ大学のヒンツェらの研究)
・「言語化によるセルフチェック」で衝動的な行動を防ぐ(ハーバード大学のウィルソンらの研究など)
・「ポジティブなことば」が脳の中でも前向きな反応を引き出す(ワシントン大学のバーブリッジらの研究など)
ほか
第3章 言語化で行動を加速させる──ことばを豊かにする経験を増やすには?
・「アイデンティティ・プライミング」で未来が動き出す(スタンフォード大学のブライアンらの研究)
・「やるぞ!」よりもずっと効果的なことばがある(イリノイ大学のセネイらの研究)
・目標はことばで細かく分解し、小さくしてから始める(ハーバード大学のスキナーの研究など)
・シンプルで科学的な方法で、「やる気のエンジン」に火をつける(ジョージア大学のフリッツらの研究など)
・3つのことばで脳を強制的に動かす(マサチューセッツ大学のアイゼンらの研究など)
ほか
第4章 ことばの柔軟性を高める──言語化で人生を豊かにするには?
・「どう感じるか」は「どう言い表すか」によって変えられる(ミシガン大学のロドリゲスらの研究)
・質問の仕方で、人の判断は操作できる(イリノイ大学のハリスの研究)
・「問題の外在化」で自己評価を前向きに再構築できる(ワシントン大学のロフタスの研究など)
・「10年後覚えてないよ」でイライラ・モヤモヤから距離をとる(カリフォルニア大学のブルールマン=セネカルらの研究)
・自分のことを「非一人称」で考えれば、冷静になれる(ミシガン大学のクロスらの研究など)
ほか
第5章 思考は「経験のかけ算」でできている──ことばで本質をつかむには?
・成功者の多くが「他人の知恵を借りる」名人である(トロイ大学のオズゲンらの研究など)
・異なる経験を掛け合わせたとき、「創造性」が花開く(名古屋大学の山川の研究など)
・人とのつながりが、ことばを増やし、未来を広げてくれる(ジョン・ホプキンス大学のグラノヴェッターの研究など)
・日々の経験を言語化し、自己効力感を強化する(ケースウエスタンリザーブ大学のコルブの研究)
・小さな積み重ねが「複利」となって、大きな成果を生む(シェフィールド大学のハーキンらの研究など)
ほか