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旗本改革男 ~令和のサラリーマン、お江戸に転生してべらぼう世直し~
令和のサラリーマンだった「俺」は、江戸住まいの旗本八男坊・徳山安十郎として生まれ変わった! 安十郎はとても早熟な若者として成長していき、その好奇心のおもむくまま、『解体新書』を著す前野良沢や杉田玄白らと交流し「本所の麒麟児」として評判になる。しかし、類稀な異才を警戒する権力者たちの魔の手も忍び寄ってきていた――。Web小説サイト「カクヨム」にて歴史部門年間ランキング1位を獲得した人気作が、待望のコミカライズ! -
旗本改革男 ~令和のサラリーマン、お江戸に転生してべらぼう世直し~【分冊版】
令和のサラリーマンだった「俺」は、江戸住まいの旗本八男坊・徳山安十郎として生まれ変わった! 安十郎はとても早熟な若者として成長していき、その好奇心のおもむくまま、『解体新書』を著す前野良沢や杉田玄白らと交流し「本所の麒麟児」として評判になる。しかし、類稀な異才を警戒する権力者たちの魔の手も忍び寄ってきていた――。Web小説サイト「カクヨム」にて歴史部門年間ランキング1位を獲得した人気作が、待望のコミカライズ! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。 -
暴れ旗本御用斬り 雲海の城
「暴れ旗本御用斬り」シリーズの第5巻! 三河以来の直参旗本で、大目付の大河内右京。“ひょうたん息子”と呼ばれていた頃から、市井に混じり、庶民の生活をよく知る彼ならではの目線で、身分の上下に関わらず、世にはびこる諸悪を正義感と信念で、叩っ斬る! そして、地方で起きつつある事件にも……。 花火の夜。見物客三人が飛来してきた弓矢に殺された。大目付の大河内右京は、探索を進めるうち、先年取り潰しになった越後高神藩の元藩士たちが、その原因となった奏者番の堀田備前守を狙っていることを知る。一方、将軍家斉の身辺で不審な事件が続発。新たに高神藩主に封ぜられた老中首座の松平定信の子・貞寿にも不穏な動きが…。政を巡り、絡み合う邪な思惑に、右京は立ち向かう。 本作品は「暴れ旗本御用斬り 雲海の城」を加筆修正した新装版です。 -
暴れ旗本御用斬り 黄金の峠
「暴れ旗本御用斬り」シリーズ第4巻! 三河以来の直参旗本で、大目付の大河内右京。“ひょうたん息子”と呼ばれていた頃から、市井に混じり、庶民の生活をよく知る彼ならではの目線で、身分の上下に関わらず、世にはびこる諸悪を正義感と信念で、叩っ斬る! そして、地方で起きつつある事件にも……。長篇書下し。 本作品は「暴れ旗本御用斬り 黄金の峠」を加筆修正した新装版です。 内容(「BOOK」データベースより) かみなり旗本と怖れられた元大目付の大河内政盛も、孫の一挙手一投足に慌てふためく親馬鹿ならぬ爺馬鹿な日々。そんなある日、孫が将棋の駒を飲んだと思い、血相を変えて療養所に駆け込んだ。そこで出会った手伝いの娘おすまが発する異様な雰囲気が気になり…。その頃、大目付を継いだ息子の右京は、老中松平定信の命で、さる藩で起きている内紛の真相を調べるため、越前に潜入していた。 -
暴れ旗本御用斬り 虎狼吼える
人気シリーズ「暴れ旗本八代目」に続く第2章。瓢箪息子と呼ばれた大河内右京が大目付に就任。その活躍を描く待望の第3巻。 《長篇書下し》 新章に入った「暴れ旗本」シリーズの第3巻! 老中首座・松平定信にも正義を貫く、三河以来の直参旗本で、大目付の大河内右京。“ひょうたん息子”と呼ばれていた頃から、市井に混じり、庶民の生活をよく知る彼ならではの目線で、身分の上下に関わらず、世にはびこる諸悪を正義感と信念で、叩っ斬る! そして、地方で起きつつある事件にも……。 本作品は「暴れ旗本御用斬り 虎狼吼える」を加筆修正した新装版です。 -
暴れ旗本天下御免
将軍家斉の治世。 江戸城本丸で執り行われた大評定で、相模国にある町の自治により営まれる竜宮町に謀叛の動きがあると報告された。 大目付の大河内右京は、この件に元加賀藩士の筒井権兵衛が関わっていることを知る。 彼は昌平坂学問所で一緒に学んだが、御政道批判したため、流罪になったはずだった。 老中から、竜宮町を潰せと命ぜられた右京だったが、謀叛に疑問を持ち、町に潜入し、調べてみることに……。 将軍にも意見し、“かみなり旗本”の異名で知られる大河内政盛。 その息子で、一見腑抜けて見えるため、ひょうたんと呼ばれる右京。 そして、右京の息子の徳馬。 大河内家三代が悪を断つ! 人気シリーズ、新章開幕!! 第一話 百万石の陰謀 第二話 竜宮の城 第三話 江戸四宿封鎖 第四話 決戦江戸城 -
剣客旗本と半玉同心捕物暦
新米同心の香取民部が槍の名手・船岡と共に初めて殺しの探索に! 船宿の女将に続いて大奥の奥女中の亡骸が発見された。 絡み合ったふたつの殺しに隠された謎を解き、民部と虎之介が権力に切り込む! 香取民部は蘭方医の道を断念し、亡き兄の跡を継いで十手御用を担ったばかり。武芸はさっぱりの「半玉」だが、相次ぐ殺しの探索を行うことに…。民部を支えるのは剣客旗本の船岡虎之介、叔父・大目付岩坂備前守の命を受け、兵藤成義一之宮藩主の闇を暴こうとしているが、それは民部の追う殺しとも関係しているらしい。そして兄・兵部の死の真相も明らかになっていく⋯。 豪放な師と一本気な弟子、新シリーズ第1弾! -
仙左とお勢 裏裁き 悪逆旗本
数々の時代小説シリーズを手がけてきた喜安幸夫が新たな主人公で江戸の町の正義を描く!仙左は、穴の開いた鍋釜を塞ぐための道具を長い天秤棒に掛けて、町々を流す出職の鋳掛屋だ。しかしその出自はゆえあって町場に出されて育てられた武家の若君なのだった。主君に諫言して死罪を受けた筆頭家老の血をうけているとはつゆ知らず腕のいい職人として暮らす仙左は、あるとき家移り先の四ツ谷伊賀町の長屋で品のいい三十路女と出会う。お勢というその芸者と仙左は、互いに浅からぬ縁を感じつつ、ある旗本屋敷での騒動に巻き込まれてゆく。武芸の腕を見込まれて徒目付・野間風太郎の御小人目付のようなお役目を受けた仙左は、その松波家の非道な事件のあらましに憤りを強くしていくのだった……。 -
そろばん旗本 井森幸四郎
実父が悪党に騙されたのを契機に、役職どころか住む家や愛する許嫁…つまりは金・名誉・愛の全てを失ってしまった、旗本八百石の嫡男・井森幸四郎。思いつめ、刀を手に復讐をたくらむ幸四郎であったが、討ち入り寸前で、奇妙な商人に声をかけられる。善治郎と名乗るその男は、幸四郎に、自分たちの仕事を手伝わないか、と持ちかけたのであった。剣は苦手だが頭の回転はよく、何より算術が得意であった幸四郎はあらたに飛びこんだ世界――相場師たちの金儲け合戦で、まきまきと頭角を現していくのだが……。頭脳と金を武器に、若さまが復活を成し遂げる痛快読み切り! -
旗本絵師描留め帳
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 時は元禄、所はお江戸。千三百石御使番を勤める旗本藤村新左衛門の三男、新三郎が、伊達衣装の懐に手裏剣代りの仕込み筆を入れて歩きまわるとなぜか事件にでくわす。降るほどあった養子の口を、武士は嫌いだとみな断っての町屋暮し、浮世絵師菱川師宣の版下絵師に甘んじている新三郎が、小僧の四郎吉、地本屋の三番番頭六兵衛ともども、巨悪小悪を仕込み筆を飛ばしてさわやかに解決する。解説・井家上隆幸。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。 -
旗本改革男
令和のサラリーマンだった「俺」は、江戸住まいの旗本八男坊・徳山安十郎として生まれ変わった! 安十郎は、とても早熟な若者として成長する。その好奇心のおもむくまま、『解体新書』を著す前野良沢や杉田玄白らと交流し「本所の麒麟児」として評判になる。やがて、御三卿・田安家の七男・賢丸(後の松平定信)の命を蘭学(と未来の知識)を駆使して救ったことで幕府からも注目される。しかし、類稀な異才を警戒する権力者たちの魔の手も忍び寄ってきていた――。 八男坊は 本所の麒麟 令和の知恵で 江戸を糺す!? 装画/おおさわゆう 装幀/二見亜矢子 -
旗本剣士源三郎 破邪の太刀
知行千七百石の直参旗本の嫡男・座光寺源三郎。なに不自由なく育ち十九歳となっていたが、父が娶った若い継母に言い寄られ、これを嫌って出奔する。だが、気軽な素浪人になった気分で町に出たはいいが、行く当てはなし。仕方なく座光寺家の奉公人・吉兵衛に厄介になっていたある夜、数名の武士に取り囲まれた美貌の娘を自慢の剣で助けたことが、自らの命運を大きく変えてゆくことになった。娘の話によると、付け狙っていたのは、老中・田沼意次の息のかかった一派だという。これを機に、老中の専制政治の真実を知った源三郎。義心にかられて立ち上がり、巨悪の敵に忠也派一刀流の凄剣を閃かせる!娘・加代との恋の行方も気になる、大家・早乙女貢の快作!! -
旗本三兄弟 事件帖
長男・太一郎=徒目付組頭 次男・黎二郎=ヤクザ用心棒 三男・順三郎=学問所に通う 幼き日に父が謎の死! 母に厳しく育てられた三兄弟の絆が悪に挑む! 組頭に昇進した長男の耳に、父の死にまつわる黒い噂が。そして突然、襲われる母親。闇公方とはいったい……? 三兄弟の戦いが始まる! 三百石の旗本来嶋家には、徒目付組頭の長男・太一郎、部屋住みながらヤクザの用心棒の次男・黎二郎、学問所に通う三男・順三郎の三兄弟がいる。幼くして父を亡くしたため、母の言葉は絶対だったが、母から聞いていた父の死因とは違う話が漏れてきて……。そして突如、母が襲われる。いったい亡き父に何があったのか。三兄弟の闇との戦いが始まる。 -
旗本風来坊
草間大作は直参旗本一千石の総領息子。ある日、吉原でいやがる芸妓に無理強いしようとしていた商人と用心棒を相手に大立ちまわりを演じた大作は、その現場を幕府目付に見咎められ、父の平蔵から内勘当を申し渡されてしまった。屋敷を出て両国米沢町の料理屋の二階に厄介になった大作だったが、この勘当にはある条件がつけられていた。世のため人のため三千両を善行に使い切れば、勘当をとくというのだ。暴れん坊として名を馳せる大作。騒動はつぎつぎと舞い込み、厄介ごとの解決に大金を使うものの、その金はなぜかすぐに大作のもとに戻ってきて……。剣は凄腕、正義に重きを置く快男児の活躍を描く爽快時代長編。 -
旗本用心棒
本所の貧乏長屋に住まい、用心棒をなりわいとする天馬蔵之介。三十もなかばを過ぎ、けっして若いとは言えぬものの、その居合の腕前は天下一品。自由気ままな浪人暮らしを楽しんでいた。そんな蔵之介であるが、用心棒としてはまだまだ駆け出し。もちまえの剣の腕と頭のきれで、やっかいな依頼をなんとか片づけてきた蔵之介が、ある日、風変わりな用心棒仲間と出会う。町のごろつきどもを、かたっぱしから素手で打ちのめしたその用心棒の正体は、なんと、さる大店の箱入り娘であった。とはいえ、実は蔵之介にも、人には言えぬ秘密があったのだが……。高貴な用心棒と最強の小町娘が贈る、期待の新シリーズ。 -
双面の旗本 居眠り同心影御用
探索の徒目付が恐れる仏の如き五千石旗本の想像を絶する素顔とは。 ある日突然まるで別人に! 大身の旗本に何が起きた? 目付から源之助に影御用。夜鷹八人を連続して斬殺の「目潰し魔」との関わりは? 北町奉行所からの帰途、元筆頭同心で今は「居眠り番」の蔵間源之助は、徒目付大峰九郎兵衛から声をかけられ、近くの縄暖簾に招かれた。大峰は相方の坂東与三と二人で五千石旗本河合右京介の身辺を目付の命で探索していたが、坂東は報告書を提出した直後、切腹して果てたという。河合に追い詰められたようで、源之助に探索してほしいと影御用を依頼。その大峰もまた……。 -
稲妻を斬る
剣は滅法強いが、金と女にちと弱い。そんな目付影働き・青井市之介が、最強の敵に決闘を挑む!! 神田川沿いの樹蔭で、八丁堀同心の亡骸が見つかった。左腿と首が無残に斬り裂かれている。殺された同心は、行徳河岸にある廻船問屋・本田屋の強請の件を調べていた。その裏には、御目付も恐れる巨悪の影が――。市之介は、朋友・糸川俊太郎、糸川の配下・佐々野彦次郎と探索に乗り出す。下手人は、必殺の剣「草薙の太刀」を操る強者だった。非役の旗本・市之介が巨悪に迫る。著者の鳥羽亮氏は「正義の剣と家族や友とのふれあいを楽しんで下さい」と語る。『残照の辻』『茜色の橋』『蒼天の坂』『遠雷の夕』『怨み河岸』に続く、大人気シリーズ「剣客旗本奮闘記」第六弾! -
怨み河岸
正義の剣が恨みを晴らす――目付影働き・青井市之介の激闘! 船問屋の佐貫屋が御家人から金を脅し取られたと噂を聞いた御徒目付の糸川と内山。事情を訊きにいくと、店主は何かを隠しているらしく口を濁すばかりだった。その帰り道の浜町堀で、僧侶と武士に襲い掛かられ、斬られた内山は落命してしまう。その後、青井市之介のもとに、内山の子・綾乃助がやってくる。彼は父の敵を討ちたいという。力を貸してくれるよう頼まれたものの……。船問屋の強請りとの関わりは、そして下手人は誰か……非役の旗本・青井市之介が振う正義の剣! シリーズ第五弾。 -
霞を斬る
目付影働き・市之介、絶体絶命!! 敵の刀が見えなくなる、秘剣「霞流し」を操る強者との一騎打ち。勝負の行方は!? 御納戸衆が殺された。凄絶な死骸だ。側頭部が割られ、傷口から頭骨が覗く。そのひと月ほど前、同様の太刀筋で、日本橋室町の老舗呉服店・相模屋の番頭も頭を割られた。さらに、事件を探っていた御用聞きも殺された。相模屋の倅の姿も見えないという。これらの事件の裏には巨魁の影が――。非役の旗本・青井市之介は、朋友・糸川俊太郎、佐々野彦次郎と共に、斬殺、誘拐、略奪の真実に迫る。『残照の辻』『茜色の橋』『蒼天の坂』『遠雷の夕』『怨み河岸』『稲妻を斬る』に続く、大人気シリーズ「剣客旗本奮闘記」第七弾! -
白狐を斬る
謎の盗賊「白狐党」、断じて許せぬ! 悪の秘剣「白波返し」を破れ!! 白狐の面をかぶった盗賊「白狐党」が、両替屋を襲撃。丁稚を一太刀、大金を奪った。さらに、事件を探索する北町奉行所の定廻り同心が、顔を縦に斬り割られ、殺された。賊のなかには旗本や御家人が……。白狐党とは何者なのか? 御目付の厳命を受け、非役の旗本・市之介が、強靭な謎の武士集団に立ち向かう。必殺剣「白波返し」を破れるのか!? 『残照の辻』『茜色の橋』『蒼天の坂』『遠雷の夕』『怨み河岸』『稲妻を斬る』『霞を斬る』に続く、「剣客旗本奮闘記」大人気シリーズ第八弾! -
剣客定廻り 浅羽啓次郎
町方同心の花形、定廻り──奉行所で年功を積み、一目置かれる者が任命される重職である。だが、そんな慣例を打ち破る男が現れた。浅羽啓次郎、二十八歳。だれが見てもまだ若造である。ただし、育ちが好さそうな出で立ちに剣術遣いという、どこかわけありな同心であった。実は啓次郎、出自に秘密を抱えていたのだが、人並みはずれた観察力と洞察力を持ち、強力な他薦を得て定廻りに抜擢されていたのである。しかし、そんな啓次郎でも難儀する事件が勃発する。目明かしが続けて襲撃されたのだ。探索上には、主犯の逃亡に手を貸す影の存在が明らかに……。しかもそれが意外な人物と知り、一か八かの決断を下して敵を驚かせる! 剣客同心の八面六臂の活躍を描く待望の新シリーズ!! -
殿さま同心 天下御免
「同心は直参で御目見得以下、あなた様が就く御役目にあらず」──北町奉行遠山景元は甚だ困惑していた。それもそのはず、同心職を所望しに来て対座しているのは、上総国美山藩七万五千石、十二代藩主、弓座上総介右京であったからである。十二代将軍家慶とも縁が深い譜代大名の名門が、一体なぜ? 町奉行の苦悩は深まるばかりであった。実は右京は、理不尽を正そうとしていた。町方同心は寺社や武家に手が出せず、捜索には届けが必要などの不条理がある。それが凶悪犯を逃亡させるという悲運に遭い、掟を改善したくなったのだ。かくして前代未聞の別儀同心が誕生。大名の特権にて届けは後回し!どこに逃げられても追捕あるのみという、型破りな殿さまの痛快シリーズ、ここに開幕!! -
用心棒無名剣
その男は黒紋付に黒の袴という身形の浪人であった。五尺七寸はあろうかという長身で、襟元からは厚い胸板が覗いている。手にしていたのは豪剣、同田貫。これから向かう宿場に何か当てがあるわけではない。街道の先に宿場があるにすぎなかった。同道するわけでもなく、若侍の七郎太、僧侶の抜山と、風の吹くまま旅をする日々であったが、不思議なことに、この浪人の過去や名前を知る者は、誰もいなかったのである――。三人が向かう先々では、蔓延る悪に苦しむ者たちがいた。所詮、俺にできることは、彼らの背を押す風にも及ばぬ……。そう嘯く浪人であったが、気づけば同田貫の鞘を払う、頼もしい“用心棒”と化するのであった!無名の旅の浪人が正義の豪剣を振るう、異色の用心棒シリーズ、開幕!! -
世直し将軍家治
「家治は余の真似をして、江戸の町に出るであろう」──八代将軍・吉宗は、孫の十代将軍の将来をこう予見していた。それには理由がある。家治は幼少より、吉宗から将軍になるための心構えを学び、ふだんの政や生活においては、その薫陶を忠実に守っていたのだ。果たして家治は、祖父の真骨頂であった町歩きを始める。やはり、予言は的中した。 お供は、来たる日のために吉宗が育て上げた裏小姓・刈谷幻之丞。さらに、町方同心・坂本辰之介や煮売り屋・お光らとの交流を通じて、家治は民の目線で幕政を見直してゆく。大名、旗本、大店……どんな大物とて悪は許さぬ! 吉宗直伝の正義の剣を振り下ろす、無敵の天下成敗組。その痛快この上ない活躍劇がいま、開幕する!!