乳癌作品一覧

  • 華岡青洲の妻
    4.2
    世界最初の全身麻酔による乳癌手術に成功し、漢方から蘭医学への過渡期に新時代を開いた紀州の外科医華岡青洲。その不朽の業績の陰には、麻酔剤「通仙散」を完成させるために進んで自らを人体実験に捧げた妻と母とがあった――美談の裏にくりひろげられる、青洲の愛を争う二人の女の激越な葛藤を、封建社会における「家」と女とのつながりの中で浮彫りにした女流文学賞受賞の力作。
  • 愛はすべてを超えて
    -
    『ガラスの絆』―キャリーとブライアンは、傍目には、裕福でなんの不自由もない幸せなカップルだ。だが、施設に保護された若い未婚の母リサを家に招き入れてから、何かがおかしくなり始めた。心の中で鳴り響く警鐘に、キャリーは必死で耳をふさいだ。 『素顔に恋して』―乳癌を克服し、新たな命を授かったメレディス。ところが子供の出生をめぐり、想像もしなかったトラブルに巻きこまれてしまう。いっときの休息を求めたメレディスは、滞在先のビーチでジャスティンと出会い、心を動かされた。
  • 明るく前向きになれる 乳がんのお話100
    -
    ●「若返り法」で注目される人気ドクターの南雲吉則氏は、乳腺専門医で、現在も、東京・名古屋・大阪・札幌・福岡の5つのナグモクリニックで、乳がん手術を行っています。●本書は、2010年初版の「乳癌百話」をもとにしつつ、最新治療情報を加えて、また「がんの再発予防」に重きをおいた、「乳がんの食事療法」を新たに書き加えた最新版。●乳がんの正しい最新の知識と治療を、100のお話で、世界いちわかりやすく、理解することができる本。医学書は苦手な方にもおすすめです。●乳がんをやさしく深くまじめに語る本で、どこからでも読むことができ、あなたの乳がんを乗り越えるための手助けになってくれる本です。●第1章 なぜ乳がんになるのか 第2章 乳がんの診断 第3章 乳がんの手術 第4章 乳がんの術後 第5章 乳がんの治療薬 第6章 乳がんの食事療法
  • 悪魔の爪痕
    -
    1巻495円 (税込)
    連続猟奇殺人を呼び寄せた甘美な世界  見落とされた乳癌……それは連続猟奇殺人の序章。  副作用解析医・古閑志保梨のもとに、またしても副作用が疑われる症例が届く。  妊娠後期の妊婦の乳癌発症に、薬の投与が関係している可能性を示唆するものだった。しかし、それは本当に薬の投与が原因なのだろうか。  乳癌発症の本当の原因は? 連続猟奇殺人との関係は? そして「悪魔の爪」とは?  調査を始めた志保梨は、隠されていた女の哀しみに気がついて……。  美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第2弾!  現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。 ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • あなたは一人じゃない You Are Not Alone ——一匹の鯉が皆で龍になる日 The Day One Koi Became a Dragon with Everyone
    -
    アメリカ・中国を拠点に活動するマルチディシプリナリーアーティスト、アスリー悠、魂の闘病記と作品集。 日本の奈良に生を受けアメリカ・上海を拠点に活動する国際的マルチディシプリナリーアーティスト、アスリー悠。2019年に乳がんと告知されてからの闘病生活は家族・友人の支えや他人の優しさを痛切に感じる日々だった。病を克服した経験を糧にしてワークショップで大勢の人の力を合わせて巨大な龍の壁画作品ができる迄を、アート作品と写真、エッセイで綴る。全頁カラー。Artist woman who overcame cancer. This is the story of her art and life. 【目次】 Ⅰ章 私は地球人―日本、スペイン、ブラジル、メキシコ、アメリカ、香港、そして中国へ 1 世界が私の故郷 2 世界中から集まった学友たち 3 あなたは一人じゃない―少年院の子供たちと壁画を創る Ⅱ章 私は一人じゃない―上海での乳癌日記 1 早期発見の光明 2 頼りになる友達一〇〇人を作って下さい 3 中国での手術と他人の優しさ Ⅲ章 私たちは助け合う存在だ 1 痛みと吐き気と怒りから天使の愛へ 2 注文の多いおばあちゃんとヒーローたち 3 私の身体はミラクル Ⅳ章 私たちはアートを通して共に生きる― 一匹の鯉が皆で龍になる日 1 私という存在の光と影 2 一匹の鯉が旅に出た 3 一匹の鯉が皆で龍になる日 ―龍の愛 解説 鈴木比佐雄 あとがき アスリー悠 ほか 【著者】 アスリー悠 アスリー悠(はるか)。国際的マルチディシプリナリーアーティスト。アメリカ・中国(上海)を拠点に活動。1981年奈良県生まれ。2000-2004年 サバンナ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン絵画科卒業。2008-2014年 ユーチュン・インターナショナル・スクール(香港)アーティスト・イン・レジデンス、2019 - 2023年 アーティスト・イン・レジデンス(上海アートコレクション美術館金賞受賞)ほか。
  • 風花病棟
    4.0
    乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)。診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)。三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)。医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだ――。生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。
  • 奇跡の放射線治療 +―脳腫瘍・頭頸部癌・肺癌・乳癌・食道癌・肝細胞癌・膵臓癌・前立腺癌・子宮頸癌・悪性リンパ腫 ほか (希望の最新医療シリーズ)
    -
    シリーズ≪希望の最新医療≫ *現代医療を考える 医療は、日進月歩である。昨日まで助からないと言われた人が、今日には助かる時代になった。同じ手術でも、医者という名の野巫によって殺される患者もいれば、名医によって奇跡的に助かる患者もいる。 主治医の誤診で改善しないまま、他の病院を回り、治療薬を貰うも治らないばかりか、ひどい場合は、処方された薬によって致命傷を残し、ショック死を起こしたりするケースもある。 このような医療の現状を鑑み、ここに、明日の医療を切り開く最新治療を紹介する。 本書『奇跡の放射線治療』では、放射線治療の基本的解説と、治療実績のあるエックス線を使いより副作用が小さい「強度変調放射線治療(IMRT)」を詳しく紹介。保険適応で、癌に集中的に放射線を照射し、正常部位への放射線量を抑制して、癌の治癒率を高めた最新技術である。 一回の治療が15分くらい、それもほとんどがセットアップの時間で、実際に照射されているのは5分くらい、癌ができた部位によって違うが、約6~8週間かけて照射するという。 この他、エックス線以外の陽子線や重粒子線を使った新しい放射線治療の長所・短所や、放射線でなぜ癌が治るのか、被曝のリスクといった基本的な疑問にも、分かりやすく回答している。 インタビューした東京医科大学放射線科主任教授・徳植公一医師は、東京大学工学部産業機械工学科卒業後、大阪大学医学部に入学、医学の道に進み、卒業後、国立がんセンター放射線治療部、筑波大学陽子線医学利用研究センターを経て、2008年に東京医科大学放射線科主任教授に就任。癌の放射線治療のエキスパート(日本医学放射線学会放射線治療専門医)である。

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  • Case Library Series 痛みの診療ベストプラクティス
    -
    医療施設を訪れる患者さんの約7割は「痛み」を主訴としているといわれています。外傷や胃潰瘍など明らかな内臓病変などによる痛みはその原因を取りさることで痛みは消失しますが、病因がはっきりとしない痛みや関節リウマチなどの慢性炎症といった病態、あるいは帯状疱疹後神経痛など病因がわかっていても治療が困難な痛みについては、どの診療科の医師も治療に難渋することが多いのも現実です。 このような現実をふまえ、各診療科において臨床上よく遭遇したり、治療に難渋する痛みを有する59の疾患、病態についてわかりやすく、読みやすい体裁をとって一冊の本にまとめました。各項目の筆者にはその分野でのエキスパートの方々をお願いし、まず典型的な症例をあげていただき、その解説を行うことによって、病態、診断、そして治療法がコンパクトにわかるような内容に統一されています。そして一項目ずつ見開きの2ページにまとめて参照しやすくし、日常の診療にすぐに役立つように工夫いたしました。 「痛い!」という訴えのなかにはさまざまな機序が含まれています。そのことをすべての臨床医が認識することにより、慢性の難治性の痛みへのより良い対処が可能となると考えます。この本がそのような目的に一歩でも近づく道しるべとなることを心より願っております。
  • 玄 【小田実全集】
    -
    アメリカは世界中から移民がやってくる何でもありで、何でも自由な国。60歳半ばの主人公ミネは、乳癌を患う中、昔愛したアンという名の異者(女装者)に会うためNYへ。アンは生物学的には80歳近い男。二人の清潔で透明な逢瀬には性的倒錯者のコンプレックスはなく、「性交」描写は、まるで上品な会話場面。自由の象徴である「異装異者」と共鳴する追憶は、太平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして中国の文革にまで及ぶ。ゲイ文化が写す、時代に翻弄される人間の悲しみと怒り。
  • 死の最終診断
    5.0
    1巻495円 (税込)
    病理検査室のプレパラートが人の命を奪う 「あなたの右乳房は癌ではありません。手術を受ける必要などありませんでした」  乳癌の診断で根治術を受けた宮嶋小夜子の元に、一通の匿名の手紙が届いた。  ……右は乳癌ではない……恐ろしい内容……良性腫瘍の線維腺腫を癌と誤診した……別の人の組織と間違えた? 私は必要もないのに、右乳房を取られたのか……。  小夜子に依頼された女医・倉石祥子がこの手紙に書かれた内容を調査することになるが、次々と不可解な謎が浮かびあがる。そして、差出人不明の告発文書『病院病理誤診断実録』が届き始めて……。  テレビドラマ化もされた「女医・倉石祥子」シリーズ、第6弾が電子オリジナル作品として登場! ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
  • 死のレントゲン
    -
    1巻495円 (税込)
    教授のポストを狙う医師たちの思惑が、患者の人生を奈落へと導く  国立O大学医学部附属病院第七手術室、午前九時。左右の乳癌根治術が同時に行われるという前代未聞の手術。その裏には、教授選をめぐる医師たちの思惑が蠢いていた…。  医師たちの動揺をよそに、二宮銀作という患者が、診療代を払わずに待合室で騒ぎ立てていた。このやっかいな患者を押しつけられた格好となった女医・倉石祥子だったが、彼の腹部のレントゲンに不審な陰影を発見する。やがて、祥子はこのレントゲンを撮ったというクリニックにたどりつくが、そこは第三外科のOBが開いた病院だった…。  テレビドラマ化もされた「女医・倉石祥子」シリーズ、第7弾が電子オリジナル作品として登場! ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。『死の点滴』(二見書房)、『悪医の病棟』(徳間書店)など医療ミステリーの著書多数。「女医・倉石祥子」シリーズはテレビドラマ化された。
  • 島倉千代子という人生
    -
    日本の戦後を代表する歌手、「島倉千代子」。だが、婉然とした笑顔の陰には、人知れぬ波瀾万丈の人生が荒々しくも滾っていた。七歳の時の大怪我、十六歳でのデビュー、結婚と離婚、巨額の借金、そして乳癌宣告…。「この世の花」「からたち日記」「人生いろいろ」など、数々のヒット曲に乗せ、辣腕政治ジャーナリストがその愛と悲しみを描ききる。
  • 絞め殺しの樹
    3.0
    新・直木賞作家のブレイク作!  北海道根室で生まれ、新潟で育ったミサエは、両親の顔を知らない。昭和十年、十歳で元屯田兵の吉岡家に引き取られる形で根室に舞い戻ったミサエは、農作業、畜舎の手伝い、家事全般を背負わされボロ雑巾のようにこき使われた。その境遇を見かねた吉岡家出入りの薬売りの紹介で、札幌の薬問屋「仙雲堂」で奉公することに。戦後、ミサエは保健婦となり、再び根室に暮らすようになる。幸せとは言えない結婚生活、早すぎた最愛の家族との別れ。数々の苦難に遭いながら、ひっそりと生を全うしたミサエは幸せだったのか。養子に出された息子の雄介は、ミサエの生きた道のりを辿ろうとする。 「なんで、死んだんですか。母は。癌とはこの間、聞きましたが、どこの癌だったんですか」  今まで疑問にも思わなかったことが、端的に口をついた。聞いてもどうしようもないことなのに、知りたいという欲が泡のように浮かんでしまった。 「乳癌だったの。発見が遅くて、切除しても間に合わなくてね。ミサエさん、ぎりぎりまで保健婦として仕事して、ぎりぎりまで、普段通りの生活を送りながらあれこれ片付けて、病院に入ってからはすぐ。あの人らしかった」(本文より) ※この作品は単行本版『絞め殺しの樹』として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 熟年離婚の末路~こんなはずじゃなかったのにっ!!~
    完結
    -
    女の50歳は生き方を見直す年!? 優柔不断で妻や家のことに無関心な夫に毎日イライラし、追い打ちのように始まった更年期障害。同じ年の友人は乳癌で亡くなり、もうひとりは一回り年下の男と独身を謳歌している。それなのに私に待っているのは夫と一緒のお墓に入るだけの末路…。そんな不公平な人生は嫌!!もうひと花咲かせたい、第2の人生を夢見て熟年離婚に踏み切った女が行きついたのは天国?それとも地獄? ※本作は「別冊家庭サスペンス」(2011年11月号)に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
  • 絶対に受けたくない無駄な医療
    3.9
    ◆「絶対に受けたくない医療」を100項目、一挙公開! 世界に影響力を持つ米国のおよそ50の医学会が提唱する「絶対に受けたくない100の医療」をまとめました。 「本当にこの診断、治療、予防に意味があるのかな?」。米国の医師らがそんなモヤモヤを一刀両断。 海外の発想から大胆に日本の医療に切り込んでいきます。日本の医療に転機をもたらす意欲作です。 ◆現代医療の急所が姿を現す 「前立腺癌の検査で陽性になった。前立腺に針を刺す精密検査を受けることになった。不安だ」 「乳癌のX線を使ったマンモグラフィー検査で陽性に。乳房に針を刺して精密検査を受ける。癌なのだろうか」 「子どもに風邪薬をわたされたけど、1000円ほども払う意味はあるのかしら」 医療に不満を持つのは当たり前になっている。厚生労働省の「受療行動調査」の2011年のデータによると、 医療機関に対する不満を感じたことがあると回答した人の割合は31%。 本書では、米国の専門学会が指摘した、100件に上る“意味のない医療”を紹介していく。 いわば、米国で始まった、医師発の「無駄な医療撲滅キャンペーン」。日本でも「これは本当に意味があるのだろうか」と疑問を感じる医療はある。そこを米国の医療界が一刀両断。 病気をめぐって思い悩む人、不安や不満を感じている人に向けて、正しい選択への新しい視点を提供していく。 専門用語にきめ細かく説明や注釈を付けています。 これから医療について学んでみようと考えている方にもお読みいただきたい一冊です。
  • たとへば君 四十年の恋歌
    4.5
    乳癌で逝った妻、そのすべてを見届けた夫――2010年8月、乳癌のため64歳で亡くなった歌人の河野裕子さん。没後、歌集が異例の増刷を重ね、新聞でもたびたび特集が組まれるなどの反響が続いている。河野さんは夫の永田和宏さんと、出会いの頃から何百首もの相聞歌を作ってきた。大学での出会いから、結婚、子育て、発病、再発、そして死まで、先立つ妻と交わした愛の歌。「一日に何度も笑ふ笑ひ声と笑ひ顔を君に残すため」(河野裕子)遺された夫、和宏さんの巻末エッセイに涙が止まらない。
  • 魂の切影(せつえい)
    -
    1巻660円 (税込)
    写真家・荒木経彦から贈られた一冊の写真歌集『乳房、花なり。』が、作家・山吉雅樹の心を激しく揺さぶった。進行性の乳癌によって、左の乳房を切除された歌人・宮田美乃里の凄絶な裸身と、その歌――。余命短い美乃里の病床を訪れた山吉は、彼女こそが、運命の恋人であることを確信した。夭折の歌人の人生に取材し、その真実に迫った、森村誠一文学、畢生の到達!
  • 治療するとカワイクなります―生きがいの精神病理―
    3.0
    離婚と乳癌手術を同時に経験した20代女性。教師の冷たい一言で不登校になった女子高生。理不尽な上司に振り回される駆け出しサラリーマン。恋愛、家族、仕事と抱える悩みは違えども、「人生の矛盾」に気がついたとき、患者は皆一様にカワイクなった――老若男女11人の症例から読み解く、現代人の心の深層とは。

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  • 2018年版 国民のための名医ランキング―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医514人厳選
    -
    2016年版から更にグレードアップ! いざという時の頼れる医師ガイド全国名医514人厳選。 名医をシビアに分析しランキングしました。 広告を取っていない日本唯一の名医ランキング本です! 自分自身の病気、家族の病気で、一気に人生が激変してしまいます。 ヤブにかかれば一生台無し、家族も不幸に。最初から名医を選んで良い人生にしましょう。 できるだけ切らない癌治療、化学療法、放射線治療の分野も新規掲載。 最先端治療がはたしてあなたに最適なのかどうか、それを見極めてくれるのも名医です。 また、ただの医者紹介の本ではありません。本書の「名医の選択」「おわりに」を読めば、これまでの人生観がきっと変わるでしょう。 <目次> ◆Part 1 カラー巻頭特別対談 <名医に聞く> ・福島孝徳 医師(世界一の脳神経外科医)米国カロライナ頭蓋底手術センター所長 ・天野 篤 医師(天皇陛下の執刀医) 順天堂大学医学部附属順天堂医院院長 世界に通じる福島医師、天野医師だからこそ語れる名医の条件など必読の内容です。 ◆Part 2 <分野別名医514人ランキング>(全頁カラー) 脳・神経(脳神経外科/神経内科) 心臓・血管(心臓血管外科/循環器内科) 呼吸器(呼吸器外科/内科) 感染症 肝・胆・膵(肝胆膵外科/内科) 消化器(消化器外科/内視鏡治療/消化器内科) 婦人(婦人科癌・不妊/乳癌) 泌尿器 血液 眼 頭頸部・耳鼻咽喉 放射線 化学療法 腎臓・内分泌 糖尿・代謝・甲状腺 膠原病・リウマチ 脊椎・整形外科(脊椎脊髄/腰・関節・整形外科) 形成 小児 老年 アレルギー・皮膚 総合診療 歯(参考) ◆Part 3 <レジェンド名医に聞く> ・北海道大野記念病院病院長 大野 猛三医師(心臓血管外科) ・鹿児島厚地脳神経外科会長 厚地 政幸医師(脳神経外科) ◆Part4<名医の選択> ◆おわりに 地域別全国病院参考情報
  • 2016年版 国民のための名医ランキング いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医276人厳選
    -
    名医を様々な観点から分析し、ランク付けした“日本初”の試みです。肺癌、消化器癌、子宮癌、乳癌…、2人に1人は癌になる時代。命に関わる病気になったら、あなたは誰に命を託しますか?患者からは直接聞きにくい「手術の成功率」「術後生存率」も直接医師に尋ねた、これまでにない患者目線のガイドブックです。名医から医療ミスに遭わないためのアドバイスも貰いました。 ただの医者紹介の本ではありません。本書の「名医の選択」「おわりに」を読めば、これまでの人生観がきっと変わるでしょう。病気に振り回されないようになり、納得する治療、そして人生の選択ができるに違いありません。いざという時に慌てないために、手元に1冊置いておきたい本です。 <はじめに> 本書は、名医を様々な観点から分析しランキング付けした日本初の試みです。事前に6年間かけておよそ200人ほどの医師の実態調査を患者という立場で行なった後、 今回改めて各医師への直接の調査をしたものです。医師のランク付けをするなど不謹慎だとのお叱りもありました。しかしながら、この本は、私たち自身の切実な願いから生まれました。治療の最初に名医にかかるかどうかは決定的です。最初にかかった医師により治療の90パーセントが決まるとさえ言われています。しかし、インターネット上やテレビ、書籍、雑誌などに名医情報や良い病院の情報が氾濫しており、情報が多いが故に、結局どこへ行けばいいのか分かりません。その分野で一番の名医のところへ行きたいと思っても、その分野で誰が手術がうまく、失敗率が低いのかといった肝心の情報がどこにもありません。それなら自分たちで調べてみようというところから本書の企画は始まりました。
  • 乳癌日記 胸の小さな痛みから始まった乳癌闘病記
    4.2
    乳癌は、女性の30~64歳では死亡原因の1位でもあり、罹患率は増加の一途をたどっています。 本書は40代の著者による、胸の小さな痛みから始まったコミックエッセイ版「乳癌闘病記」です。 治療開始から、手術、そして寛解するまでに起きた様々な出来事を、同病患者に役立つ情報を数多く盛り込みながら綴ります。 「乳癌治療中に欲しかった情報を、この本にたくさん込めたつもりです。 細やかなことが心の支えになるように」――著者より

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  • 乳がんの処方箋~後悔しないために知っておきたいリスクと対策~
    3.0
    1巻704円 (税込)
    乳がんには、イヌ型とネコ型があり、ネコ型の乳がんは進行も早く、危険度も高くなる。これは、イヌとネコの妊娠の仕組みが異なるためで、卵巣から出されるホルモンによる影響があることがわかっている。卵巣からのホルモンに影響を受けるホルモン依存型の乳がん、ホルモンに依存することなく発症する乳がん、この二つの乳がん発症のリスクへの対処法も異なる。本書は、第10回日本乳癌学会総会の会長を務め、日本乳癌学会名誉会長でもある小林俊三先生が、長年の知見を披露し、ホルモン依存型乳がんとホルモン非依存型乳がんの発症メカニズムをわかりやすく解説し、それぞれの乳がんに対する女性への啓蒙を図ることを目的として執筆された。同時に、男性にも最愛の女性への配慮を促そうという願いも込められている。乳がんになってから、知らなかったと言わないために、女性の生理と乳がん発症のメカニズムを知ることで、リスクは大きく軽減できる。

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  • 猫女房
    -
    本書は、コント赤信号としてTVデビューし、現在は役者として活躍する小宮孝泰さんが、乳癌で亡くなった愛妻の佳江さんが残したノートや猫写真をもとに夫婦の出会いから別離までを綴った、あたたかくて切ないエッセイです。大好きな猫をさがした旅の思い出、乳癌と告知されてからの生活、両親やネコの看取りなど小宮さんと佳江さんの死生観を交えつつ、やさしい語り口で綴ります。
  • 遺すことば 作家たちのがん闘病記
    -
    遺すことば 作家たちのがん闘病記 ●第一章 がんと告げられたとき ▼胆のうがん 九十二歳の大病で死生観が変わった 瀬戸内寂聴 ▼結腸がん ずっといる 井上荒野 ●第二章 病を受け入れて ▼乳がん 子宮体がん 対談 ガンを受け入れて 杉本章子×村田喜代子 松葉杖と命の選択 村田喜代子 ▼乳がん 私の乳癌リポート 宇江佐真理 ●第三章 最期のことば ▼肺がん がん残日録──告知から死まで五百日の闘い 筑紫哲也 ▼卵巣がん 癌治療本を我が身を以て検証 米原万里 ▼食道がん がん発症始末 藤原伊織 がん再発始末 一年後の手術 藤原伊織 ▼胃がん ガン日常 北重人 登場人物さながらの生き方 池上冬樹 ●第四章 伴侶たちの闘い ▼肺がん 井上ひさし「絶筆ノートと遺したことば」 井上ユリ ▼乳がん 亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首 永田和宏 ▼肺がん 山本兼一「思い出の断片」 山本英子 ●第五章 それぞれのがん体験 ▼肝臓がん 対談 がん告知にオロオロ、死を身近にドギマギ 東海林さだお×阿川佐和子 ▼腎臓がん 「昭和史の証言」を伝えずに死ねない 保阪正康 ▼乳がん 私のがん体験記 柴門ふみ ▼悪性リンパ腫 ガンと闘って一戦一勝 徳岡孝夫 ※ムックに掲載されている青山文平「それどころじゃない」は電子版には収録されていません。
  • 緋色のメス(上)
    3.2
    1~2巻550円 (税込)
    宮城県の公立病院に勤める看護婦・中条志津は、四十七歳の春、乳癌を宣告される。彼女が治療先に選んだのは、秋田の鄙びた炭鉱町が経営する小さな病院だった。執刀を依頼したのは、この病院に勤務する外科医・佐倉周平。かつて人妻の身ながら激しく愛した相手だった。二十年ぶりの再会を果たした二人は、運命の歯車が再び動き出すのを感じた。

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  • 病名は上皮内癌でも上皮内癌ではない 集団訴訟の企画書
    -
    不払いにされた貴方の乳癌や膀胱癌は本当に上皮内癌であったのかと、今一度問い直してみてください。 その結果、上皮内癌ではなかったときは、騙し取られた保険金を回収するために「がん保険フォーラム」というウェブサイトにアクセスしてください。 必ず貴方のお力になるはずで、たとえば僅かな着手金で集団訴訟に参加するシステムが企画されています。

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  • ふたたびのゆりかご アルツハイマー型認知症の夫と笑い合う日々
    5.0
    2025年には患者数700万人に達するとも言われている認知症。もはや他人事ではありません。 あなたならどうする? この本のなかに、答えがきっと見つかります。 京都大学教授を定年退官した直後に、異変が起きた夫。 若年性認知症の症状が進行するパートナーを抱えることとなった妻。 苦悩から安らぎへの道を模索した、こころ温まる二人三脚の物語。 【目次】 ●緑いっぱいの地へ ●スケッチ開始 ●初孫誕生 ●疑念 ●惑いの日々 ●孫に会いに ●義姉とのわかれ ●ただ一通の手紙 ●神経内科に相談 ●要介護認定申請 ●乳癌の疑い ●体験デイサービス ●毎日を楽しく ●交換ノートより ●ふたたびのゆりかご
  • 冬の花火
    4.0
    かつて著者が勤めた札幌医科大学病院に入院しながら、「短歌研究」第一回五十首詠募集の特選となり、颯爽と中央歌壇に現れた新星・中城ふみ子。歌集『乳房喪失』は大反響を呼び、昭和短歌史にその名を刻むが、すでに乳癌で両方の乳房を切除していた彼女は死の床にあった。それでも恋に堕ち、性の深みに堕ちてゆく。美貌と才能に恵まれ、短くも激しい生命を燃やして31歳で夭折した歌人の愛と生の遍歴。
  • 保険会社がひた隠す“上皮内癌の嘘” 貴方が乳癌や大腸癌になったとき保険金は無事に支払われるか?
    -
    1巻1,518円 (税込)
    何日も前に請求した “がん保険金"が支払われない! ? 臓器全摘や抗癌剤治療をしたのに “がん保険金"が支払われない! ! 実は、致死的な癌まで上皮内癌などと偽って 不払いにする保険会社さえ存在します。 貴方の契約は大丈夫でしょうか?

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  • 闇のうめき 伯父にムリヤリ
    完結
    -
    漁に出ていた父が時化で命を落とした時、私はまだ12歳でした。その日から暮らしていけなくなった私達は、網元をしていた父の兄の世話になることになり、そして母と私の新しい生活が始まりました。まだ幼かった私には、自らの肉体を夫の兄に差し出さなければならないという母の痛みも、あきらめもわからないままでした。母が乳癌にかかり、乳房を失ってから、伯父の横暴に耐える日々が始まりました。「おまえは女ではない。出て行け!」と。それでもただ耐えるだけの母…。そして伯父の欲望は次第に私に向けられるようになり、ある夜、私は伯父に犯されてしまったのです。そして昼夜を問わず、伯父の欲望のままに犯され凌辱される日々が始まったのです…。
  • 我がおっぱいに未練なし
    4.5
    「実は、ガンになったことも、これから手術することも、全部嫌なことって言えば嫌なことで、98%は本当に嫌。でも、残りの2%だけ実はワクワクしてる自分がいるの」。 乳癌になった女社長は、子どものためにすぐに全摘を決めた――笑って泣ける、乳癌爆笑闘病記。手術後の最先端医療等も詳細あり。

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